Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

ヘルシーなんだかヘルシーじゃないんだか

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伯母ちゃんありがとネ。

伯母ちゃんありがとネ。

新盆見舞いに行ったらば、伯母がどーんと持たせてくれた野菜の山(笑)ミカン箱一杯の瓜とミカン箱一杯の胡瓜とミカン箱一杯の茄子+ゴーヤ・・・

瓜って漬物以外にどうやって食べるの???
と検索魔人降臨させたら、冬瓜みたいな使い方でいけるようなので、炒め物とお汁作ってみました。(写真にお汁は写ってませんが)
うん、本当に冬瓜みたい。さて、腐っちゃう前にもう少し何か作らねば・・・

特撮還暦時代

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gameraハリウッド版ゴジラをいやがうえにもヒットさせたいのか、あんなもん作られちゃったけれど元祖は日本だと言いたいのか、地上波でも衛星放送でも、特撮技術の、というよりもう露骨にゴジラを軸とした円谷英二さんを素材とする我が国の特撮映画製作秘話的な番組が目立ちました。それとは無関係と思いますが、ウルトラに関する展示会も全国各所で展開され、すごいなーと思っていたら、実はゴジラ生誕六十周年というのは、そのまま日本の特撮の還暦にもオーバーラップすると感るのでした。しかしそれは、たまたま円谷さんがゴジラの特撮パートを手掛けたことに双方の原点があるだけのことで、円谷さんは戦時中から特撮映像を撮影しています。

今作のゴジラを観に行っている余裕がないので、ゴジラ批判・・・あわわ、批評をできる立場にはないけれど、今作、映像はすごく手間がかかっているのに腰をあげたい気持ちにならないのは、やっぱり欧米的なゴジラの解釈が見え隠れしていたり、前作のでっかいトカゲよりはましだとはいえ、造形的なセンスには溝があったりのことが作用しているし、元々のゴジラの成り立ちを知らないはずのない渡辺謙さんに「不動明王」だとか「守護神」だとか言ってほしくない思いがあるのです。

そんな折、7月には盛大にゴジラ代表作を放送していたNHKBSが、突如平成ガメラシリーズを週一回放送枠に乗っけてきたので、基地の録画プログラムに組み込んできました。

「ガメラ 大怪獣空中決戦」は、事実上、昔の「ガメラ対ギャオス」をリメイクしながら、このシリーズの口火を切りジャブを打ち込んだ映画ですが、個人的には「対ギャオス」の方に軍配をあげながらも、続く2作品全体を通して観たときに、奥行きと面白みが出てくるのです。奇しくも今作ゴジラが、いきなり怪獣対怪獣をやらかしてくれて、その記号に空飛ぶ敵を扱ってしまったがために、どうしてもガメラ映画の記号を感じ取ってしまうのです。

平成ガメラにもCGエフェクトは多用されていますが、それ以上にオープンセットで視覚的効果をもたらそうとする「特撮」に力を入れているところが好きなのです。場面によってはかなりチープなんですが、それがまたいい。それでも時代の流れはCG全盛の特撮世界ですから、オープンセットと着ぐるみの巨大戦はウルトラのちょっとだけと、戦隊ロボくらいにしか残されていない。

それにしても「ガメラ 大怪獣空中決戦」もまた、ゴジラへのオマージュをふんだんに取り入れていて、みんな54年のあの映画に感化されてそれぞれの立ち位置まで来たんだなあと思わされます。

というわけで、今日は「ガメラ2 レギオン襲来」の放送なんだけれど、ライブでは観られないのが無念です。