Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

ここ涼しい。

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暑かったにゃ。

暑かったにゃ。

写真展と植物展見て帰ってきたら家の中暑かったわ。
(まあ外も温風が吹きまくってましたが)

リビングの窓開けたら即、ちぃが網戸に張り付いた。
一応なんちゃって冷風器を仕込んで出かけたんだけどなー。まだこの暑さ始まったばかりですよ・・・
婆にゃら、大丈夫かなこの夏。

悪魔はふたたび

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バニラ国立競技場の新築問題を語る知識も知恵もありませんが、ニュースの度に旧競技場解体後の更地を目にすると、つい青色発泡怪獣と赤色火焔怪獣の激突で壊れていく(あれは国立競技場ではなくオリンピック競技場と絶妙な逃げを打っていました)様を思い出します。こういうのは後世、怪獣災害と呼ばれるのですが、老朽化がひどいし新しいのをさっさと作らないとオリンピックに間に合わないと解体されちゃう様も、なんだか怪獣災害と似たり寄ったりか、それ以上にひどい話です。

国立競技場デザイン、景観の水掛け論着に始まり、新築工事費用がとんでもない額になると及んで、デザインなのか構造欠陥なのか費用なのかの問題が臨界点を超えようとした時、ゼロベースで見直し。という判断のできる政治が、世論が理解と納得をできないままの安保法案の問題をゼロに戻さなかったという判断力にも驚くばかりです。おそらく、未来将来の国家のことよりも、自身が何をやってのけたかという歴史を残したいのだろうなあ。

アボラス前回の東京オリンピックは、良くも悪くも東京のインフラを形にし、代々木から霞ヶ丘にかけての体育館や競技場は、この50年にわたって東京の顔となってきました。昨今の国際競技の動員数がスケールアップしたことや、スタジアムそのものの老朽化など、改築新築を余儀なくされるのは致し方ないとして、建築のわからないオリンピック組織に委ね、同組織が国民に諮ることなく進める方が間違っていると感じます。

ジャミラ2大怪獣が大暴れした近所の体育館前では、怪物化し宇宙から帰還した某国飛行士が土に還っています。このとき、体育館(番組的には国際会議場)は光の巨人との戦いでも壊されなかったことです。デザイン、技法ともそれまでなかった斬新さで、それが国民に広く受け入れられ、建築家が手掛けたこの建物は後世に残す存在となりました。かたや競技場の方は見事に破壊されちゃうのですが、当時の建設省が作ったという立場の違いでそうなったのかどうかまでは定かでありません。

それにしてもよ。

「なぜ(建築費が)1000億も上がるのか、私も聞きたい」

「国がたった2500億円も出せなかったのかねっていう」

こんな迂闊な発言があらぬ方向に火種をともすことになったりしないか。大いに心配です。