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  ~懲りない傾向~

海街の四姉妹

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今回ばかりは映画は映画、と割り切って鑑賞するしかないだろうと思いましたが、割り切ったら割り切ったで、必要以上に物語を重くしてしまうのはどうかなと感じるわけです。

脚本が原作を改編しているのではなく、キャスティングが合わないわけでも(一部そうでもないけど)ない。何が違うのかといったら、漫画は作画の特徴として線が細くページ全体も白い。カラーページはトーンを合わせて淡く明るいのです。

失礼ながら、吉田秋生さんのその画風にも、老いが見て取れるのですが、映画の画面は意図してのことか露出が抑え気味で、際立った艶やかさとしては、鎌倉の四季が描かれていなかった。そこがちょっぴりもったいなかった。桜のトンネルはアオリで撮るには雲のせいか空の青さが全く出なくて桜自体が跳んでしまった。極楽寺の境内なんて、滅多なことでは撮影できないところだというし、ロケ努力はかなりなされているようなのですが(しかし桜は鎌倉じゃない)。

ついでに大いにもったいないのは、やはり2時間程度の尺では描ききれない登場人物たちのこと。4姉妹の脇を固める様々な人々は、何人かが削られてしまいました。このドラマは、そういった脇の人々だけをスピンオフさせても何本か作れるくらいの魅力があるのですか。

そして、海街diaryの大いなる脇役と言えば「アライさん」なんですが・・・ これについてはあろうことか、「ダヴィンチ」の誌上特集で、公開前にバラしちゃってるのが許せませんです。

それにしても公開からこっち、河鹿沢温泉(のロケ地)がどこにあるかの検索人気のすごいこと。それでうちのブログをヒットしいる人の多いこと。香田姉妹が東北新幹線か山形新幹線のどちらからあのローカル線に乗り換えたのかは不明ですが、鉄道も旅館もエンドロールにて紹介されてますがな。

可燃と不燃と資源ゴミ。

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プラスチックは資源だわー・・・

プラスチックは資源だわー・・・

J.A.C.サンを見学して思った事。何にもしなきゃ、全部ゴミ。

今住んでるところは、プラスチックも可燃ゴミに分類されてます。
一応食品トレーはスーパーの回収箱に持って行ってるんだけど、捨てちゃう人のほうが多いですよ、多分。乱暴な言い方すると「燃えるモノは燃やしてしまえ」に近いかも。
これが隣の市や町だと、包装プラやプラスチック容器、食品トレーは資源ゴミで回収されてるのよね。
(うちの方、紙・布以外の資源ゴミは瓶・缶・ペットボトルだけ)
この差って何だろう???

津軽路を往く ~こし亀さんのSS梯子レイド~

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kk1つくばーどのSレイドとSSレイドには、「一気に廻らないと後々コンプリートがめんどくさい」というハシゴレイド企画がいくつかあります。相当な乗り気でないとやらない(やってもらえない)困った企画を立てたものですが、最初のSレイドを立てた頃にはこういう遊びは他になかった。今だとオンラインでその場投稿できたり近くにいる誰かを探し出せたりするゲームがいくらでもあるため、うちのやつみたいなアナログな趣向は飽きられて久しい感があります。

津軽編というのも、ハシゴレイドのひとつでした。SからSSに移行して一年めになるということで、2009年の秋ごろに仕込んだものですが、場所が場所だけに誰も行かない(笑) まあこれなんかこし亀さんが持ち込んでくれた白い犬と、白神爺。さんがいくつか提供してくれた課題地を検証しながら、残りのポイントを22時間で撮影・設定してきた馬鹿みたいな労作でした(まだ仙台転勤前のことだよ)けど、鳴かず飛ばずでした。

自分自身でも当時の記憶が風化していた最近、こし亀さんから「コンプリートしてました」の津軽編投稿がありました。撮影日付を見たら2010年10月(おいおい)。なんと、津軽編設営からそれほど間を置かずに出かけていてくれたのです。この頃から、こし亀さんは転勤と引越しがあったり、その後の震災と復旧、さらに転勤と多忙を極めていた数年だったはずなので、その他のSS課題地も含めて都度投稿などはできなかったのです。

普通だったら、まあいいかで、投稿自体をあきらめてしまうところを、トライアルのミッシングリンクを埋めたいという意志表示で、各地の課題地を巡った記録を最近になって出してくれています。ありがたいことです。しかし2010年と11年の記録がこのところの投稿だから、まだストックがあるんだろうなあ。

「新たな課題はネタ的に苦しいのを差し置いても既出課題群への反応の希薄さを見ていますと、サイトの参加者層が変化してきてるのでしょうか…?」

と、こし亀さんにはかなり痛いところを批評されて頭を抱えているのですが、言われるまでもなくSSなどは先週、青影さんが003に出かけてくれて、サイトの方は2ページ目に拡張。こういうのも確かに初期の出題だけです。

「勃興時の風車群って、風車の存在感、ロケーション、足元の砂丘の価値、参加のワクワク感と馬鹿馬鹿しさ(すなわち自身へのツッコミ)加減のバランス、それらの組み合わせが絶妙だったなー、と思います」(こし亀さんの評)

まあそういう時代もあったということで、それもいつかは斜陽落陽するもの。SSも出題し未攻略のものも含めてあと10で終わりです。

「最も車種ボーダーレス、最も日程制約が無い、専門知識無くたって楽しくて仕方なく、目標設定までが自由度が高いという素晴らしい企画として存分に楽しませていただいてるわけなのですが」

こし亀さんからのメッセージを(勝手に)使わせていただきましたが、そんな風に楽しんでいただける企画を生み出せただけでも良かった・・・

敗者の構図

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大雨警報が出ているというのに三陸沿岸への仕事。夜には盛岡へ移動し仕事してビバークののち、日曜日には再び宮古という、天候にそっぽを向かれたら楽しくもなんともない週末の出張は、部下二人とじゃんけんの末決定しました。

えーそうですとも、最初の一回で負けましたよ。大槌町は吉里吉里の海岸で「ばかやろー! どこが梅雨入りだっ、これは台風だろーっ」てな叫びをしてきましたよ。

だいたいね、本来なら大槌と宮古なんて、30分程度の距離なんですよ。

夜、盛岡でなんて仕事さえなければなっ

言行不一致

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灰原二足歩行ロボットが嫌いなんだったら、いい加減に手を引きなさいよと。

27分付け足した映像でもって、98式AVの稼働時間が延びるとも思えない。

首都決戦 ディレクターズカット

ようやくの梅雨入り

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三陸沿岸での仕事が多かったせいか、山瀬による低温で、それこそ梅雨の意識はちょっと前に帰省した時と、先日の福島でしか体感していなかったので、仙台界隈がまだ梅雨入りしていないことにも気づきませんでしたよ。

今日あたりに梅雨入り宣言が出るらしいのですが、記録的に遅い年回りだとかで、ということは夏も後ろにずれ込むのか、はたまた夏は時短されてしまうのか。

冬から春が駆け巡るのは異様に早かったのになあ。もうそろそろ夏かなと思わせておいて、夏の前に涼しい時期がいったん戻ってくるというのが宮城以北の沿岸。いや仙台郊外だって、窓開けて走っていればエアコンなんかまだ必要ないです。

とはいっても、市内で仕事をしている場合は、作戦室に戻るや否や風呂に飛び込む習慣が出てきたので、夜中に来ていた春物を一通り洗濯してタンスに押し込まないといけないようです。

しかしテーブルがいまだに炬燵だというのは大いに問題あり・・・

にぎわう夏へ

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川俣例によってどのあたりが花塚山かはわかっていないんですが、山麓のモニタリングポストで空間線量をみると、場所によっては仙台並みの数値に戻ってきていて、除染の効果が出ているんだなと感じます。川俣町の町長さんに聞いたら、5月に山開きを果せたとか。少しずつでも山登りのための環境整備もしなくてはと話しておられました。高齢化と過疎化に対峙する復興の街づくりを進めている川俣町は、それでもまだ、山越えして浜通りに向かう途上の飯館村と比べたら、ずっと運に恵まれたということでしょう。

除染福島第一原子力発電所の場所を思えば、川俣にしても飯館にしても、なぜこんな目に遭うのかという距離と位置関係。その日たまたま、風向きに乗せられたプルームが飛散したかしないかのことでしかなかった。そこに国道も県道も中通へ通じていて、浜通りからの避難も本来は合理的なルートと言えたでしょう。心配事の9割は起こらないという話もありますが、残る1割に当ってしまうのも、確率なのです。そのまま南相馬へ降りていくと、プルームの影響を受けなかった場所では、少しずつ4年の時間を取り戻そうとしています。

r店長再び川俣町。あの「店長」がいるコンビニエンスストアは、浪江や南相馬へ向かう街道筋にあり、そして店長は時々、花塚山の方を見上げていることがあります。そこから見えるどのピークが花塚山か、前述のとおりよくわかっていないのですが。今度の冬には、その頂上から「見えるかもしれない富士山」を捕える人が現れるのかもしれません。そんな冬に至る、夏の始まりです。

空中遊泳。

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ふぅわりふわり~

ふぅわりふわり~

所用があって、実家に向かう途中。
利根川の上あたりにふわふわとパラグライダーが・・・

筑波山ならまだ判るけど、どうやって飛んだん??
と思ってよく見たら、モーターパラグライダーでした。

・・・でもこの時期、ドコに着地するんだろう?
田んぼは稲がそよそよ風にふかれてますヨ。

リサイクルの六次産業化

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JAC-1震災復興のがれき処理で知り合った、JAC(ジェー・エー・シーと呼びます。ジャパンアクションクラブ、ではない)という解体業とプラスチック廃棄物の中間処理業を営む会社が、宮城県の東北道村田インターチェンジ近くにリサイクル拠点工場を有しており、その見学におじゃましました。業務契約した地方公共団体の町から排出されたプラスチック廃棄物(菓子袋だとかペットボトルだとか)を回収・破砕・溶融して固形燃料化をはじめ二次製品化している会社です。

このリサイクル業務は、創業から20年にもなり順調に経営されていますが、社長の真野孝仁さんは、資源活用、エネルギー再生、リサイクルへの意識啓発といった視点から、ある意味リサイクルの六次産業化を図り、消費社会の中のリサイクルの文化を育みたいというテーマを抱いています。

こう言ったら失礼なことは承知で舞え置くと、企業規模としては決して大きくないこの会社が掲げるテーマとしては、志の高さに対して、背負うものが大きすぎる。それは本来、国レベル自治体レベルの政策的な取り組みでしょう。

「その通りです。が、声を上げ活動する人がいなければ、その政策も芽吹かない」

というのが、真野さんの手にした蟷螂の斧(おいおい、ほんとに失礼だな、俺)。だから思い描いたことは実行してみようというのも、真野さんの魅力です。真野さんと初めてお目にかかったのは、震災の年の今頃。石巻の雄勝でがれき処理のための特殊破砕機を拝見したときのことで、この機械がアジアに二台しかなかったもの。油脂類を抜き取った自動車を放り込むと、1分足らずで粉々に破砕し、金属と非金属に分別して処理するというドイツの機械でした。これをがれき処理に応用し実験しておりましたが、後に名取市のがれき処理現場において投入されました。

その頃既に、プラスチック廃棄物の固形燃料化以外の道を模索していた真野さんは、インターロッキングブロックに近い二次製品を自社生産するようになり、施工性の良さと耐久性の高さで少しずつ需要を獲得しています。震災以降、被災者の臨時雇用に始まり障害者雇用のA型認定を獲得し・・・と、この4年間で、この会社、なんだったっけ? と思わせるほどに、リサイクルの観点から事業をふくらませています。

jac-2今年になって、工場に大型のバイオマスボイラーが増設され、何を始めたのかと思えば「温泉が出たのでこれを加温する」という。もちろんボイラーによって沸かされた給湯は廃棄物の洗浄に使われているのですが、用途を広げて温室野菜の栽培も開始しています。この秋には、それらを組み合わせたリサイクルパークをオープンさせるため、自社施工で温泉水の利用(たぶん足湯)施設や、野菜や雑貨の販売コーナー、温室でとれた野菜を使ったピザ販売などを考えているとか。

すごいわ、それ。

さすがに自社施工で試行錯誤のためか、6月とされていた仮オープンは夏以降にずれ込んでいますが、ずれているなら今の内にアピールしちゃえばいいじゃんと、言いふらし応援を買って出ました。成功できるか否かはまだ見えませんが、これはとにかく、9月になったら再び見学企画をお願いして工場を訪ねたいと思いました。

独り占め。

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口いっぱいに咥えてる。

口いっぱいに咥えてる。

ポテトだかスナック菓子だか、子供が落としたのかな?
ちいさな公園横の通りにて。

遠目で見てたから、最初は何をつついているのか判らなくて、ちょっと近づいて見たら上に書いたようなモノでした。

咥えてはフェンスの上に移動してモグモグ。
しばらく食べてたみたいけど・・・
喉渇かないかい?