なんで今どきTB2号なんだ?と思ったら、本国では1965年放送だったけど、日本でNHKが初放送したのは翌年だったから、今年もサンダーバード50周年なのでした。
だけどこれはもはや子供向け番組の玩具じゃないです(ジェリー・アンダーソン氏は当時、サンダーバードを子供向け番組として制作しました)。まあその頃の子供らを直撃狙いなんでしょうね。ざっと計算したら、完成するまでに80号かかって149000円とちょっと。うわー・・・今放送中の「サンダーバードARE GO」のトイザらス限定DXトレーシー島が10個買えるよ。
さっそく家内から電話がかかってきましたよ。
「まさかの定期購読するのではっ?」
いやいやいや・・・確かに僕が所有しているアオシマ文化教材の200分の1に比べると20cm近くでかいし、ポッド展開用伸縮脚がちゃんと伸縮するのはすごいんだけどさ。これ、スチルで見た感じ、操縦室まわりの窓のバランスが微妙にかっこ悪いんですよ。
だからこれがもし72分の1サイズだったら(そんな大きさだったらほんとに欲しいよ)申し込んじゃったかもしれないけど、手を出すほどの魅力には欠けました。
このメカニックの商品企画価値というのはたいしたものです。そのうち宇宙戦艦ヤマトあたりは出てくるのかもしれませんが、これ単機で数あるウルトラメカを押しのけてしまう。いずれはゴッドフェニックスとかタイムボカンという線も可能性はあるにしても、まずそれらではなくTB2号だ、というところが、商品力なんです。
しかし電話の向こうで「なんだー、買わないのか」とつぶやいてるうちの家内はどういう思考回線してんのよ?
ところで、ウルトラメカを押しのけてと書きましたが、負けてなるものかと「BIGSCALEウルトラホーク1号」というのが出てきます。これは当時唯一、サンダーバードでは主役メカが単独ではやっていない分離合体の面目を持っています。
しかしすごいね「全高約700mm」って。これがほんとだったら、このホーク1号って全長どんだけ?