寒かったらしくて、朝起きたら私の部屋の籠でくっついて寝てました。
婆にゃずは布団にくるんだけど、ちびずは(婆にゃずに)遠慮してか寝室で寝ないのよね。
婆にゃは私の布団占拠して寝てますよ。
おかげで背中やら頸やらあちこち痛い・・・
こんなタイトルは甚だ失礼とは思っているのですが、草刈正雄さんも還暦をとうに過ぎていて本日六十五歳に。しかし昨年の大河ドラマでは、我が家の女子会は倅よりもとーちゃんの真田昌幸の方がご贔屓であったし、ちょっと前のサラリーマンNeoでのセクスィー常務などで人気を博しているのでした。
だから、こんな映画を見せようものなら一同のけぞっております。
霙などは大ボケして「あれ? 阿部寛・・・じゃないですよね?」などとも見間違えていましたが、見せた時点で82年の映画だとも教えていないので、若き日の草刈さんにはかなり驚いたようです。大藪春彦さんの「汚れた英雄」や角川映画の「汚れた英雄」の話をし出すとあさっての方向へ行ってしまうのでそこは今回パスとしても、不世出のオートバイレーサーであり類い希なる美貌の持ち主であり女性パトロンを次々と獲得するジゴロ役ですから、最近の草刈さんから入った娘たちは、そりゃのけぞらざるにはいられないのです。
家内あたりは北野晶夫(汚れた英雄)どころか「風と雲と虹と」の藤原玄明まで遡る始末ですが、意外にも「火の鳥~黎明編」の天弓彦は知らないようです。これで娘らに「華麗なる刑事」とか「プロハンター」を見せたらさらに面白いことになりそうですけど、たぶん田中邦衛さんはともかく、藤竜也さんに鞍替えする可能性はありそうです。まあまあそれくらい、草刈インパクトは大きく、それが国際A級ライダーとして走ってるんですから画面かぶりつきです。
もちろん実際に走っていたのは、このあと破竹の勢いで国際ライダーとなっていく、当時の平忠彦さんですが、背格好がよく似ています。改めて見ると彼らのヘルメットやスーツもそれぞれ吹き替えで走った平、木下恵司、上野真一仕様そのままに近いので、映画の出来は置いとくとしても、こういうシーンは不思議な雰囲気です。ただし女子会にはその辺のことは理解してもらえません(笑) ところが、
「洋画風に作りたかったんだろうけどなんか泥臭いよ」
「草刈さんかっこいいけどジゴロ展開が尺の無駄ですね」
そういうところは客観的に見てやがります。