Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

ダートの試走

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デューラーAT001(フロントのみ)での妙高行きは、仙台往復を除いて総走行距離約850キロ。ダートはこのうちわずかなものでしたが、SUV味付けの良し悪しを片鱗だけでも体感できました。良し悪しなんて不遜な物言いで、そこまでハードな要求もしないわけですから、SUVのとらえ方がオンロード寄りにどんどん傾いていても、乗り心地がいいならそれでいいじゃないかと思います。

接地面積がほんのわずかに上がった(わずか3ミリですが)ことで、どうのこうのという変化はありませんが、694のときにストレートでのハードブレーキングで左右にぶれることがあった挙動は、このタイヤでは抑えが効きます。今回はフラットダートしか走っていないけれど、路面の凹凸を拾っても跳ねにくいようです。感心したのは舗装路面で笹ヶ峰から杉野沢に下るワインディングのヘアピン連続のコーナーで、回頭性が向上していたこと。

だけど、耐摩耗性能が上がっていると言っても、距離を走ってしまえばそれが3年でも1年でもすり減ることからは逃れられません。こればかりは納得して使うしかないでしょう。それは四輪すべてに履かせてからの様子を見ていきます。それにしてもだんだん乗用車的なトレッドパターンになるよなあと思いながらも、サイドウォールの刻印がホワイトレターだというところがいかにもSUV的です。