珍しく、実家の母から電話が。 出し抜けに「あんた、〇〇(昔の勤め先)のSさんって覚えてる?」 ・・・は? 聞けば、庭と畑に撒く培土と肥料を届けてもらったら 来た人に「風花さんってよく帰って来られるんですか?」と 聞かれたんですって。 母ぽかーん 「『あら、風花の事知ってるの?』って聞き返しちゃったわよ 『ええ、一緒に仕事したんですよ』 って言ってたわよ?」 ああ、覚えてる覚えてる。 私が辞める1年位まえに、その人の奥さん(も、同じ会社に居た)が 産休入るので仕事引き継ぎしたっけ。 ・・・それにしたって辞めて20年以上経ちますけど(笑) よく覚えてたなーSさん・・・。
暑気払い
アルコールに耐性の無い体質なのでビールもワインもまるで飲めない以上、食い物で暑気払いするしかない。ここしばらく素麺だとか冷麺だとか笊蕎麦だとかで十分に暑気払いな食い物をいただいているんだけど、「ほんとはそうじゃないんだ」感を拭いきれず、肉に走る欲求は避けられないのです。などと脳内で言い訳しながら(何に言い訳する必要があるんだよ)、生ハムと常陸牛のたたき炙りとローストビーフにかぶりつき、主食を待ちます。
昼飯で頼んだのはランチの献立にあったハンバーグと常陸牛ステーキの組み合わせで、サラダとライスと漬物と豚汁(!)がついてくる。夜だったらまず頼まない肉「圧」です。いいのか潰瘍とかポリープとかやっててこんなの。とも思ったんですが、治療直後にラーメン食ってるやつがいまさら何を言うのかと、食欲が空腹を後押ししました。これで夜はお茶漬けかなんかでいいやと帰宅すると、女性陣を代表して霙からメール着信。
『今夜は鉄板焼きで暑気払いとなりました』
・・・それなんで俺にも事前打ち合わせのメール入れてくれないんだよ!
もういいや(面倒くさい・・・)
話せば長いんですが手短にまとめると先日早朝の首都高上で突然、口の中全体に「異様な苦み」を感じ始めてこれがどんどん広がっていく。
なにこれなにこれなにこれっ?
まさかの感染症状にこういうのもあるのか?とビビりながら出社し、これはひょっとして以前治療した歯のどこかから何か流出(するのかどうか知りませんが)?
するとだんだん、奥歯の横の歯茎がざらついて鈍痛を放ち始め、下で触ると明らかに炎症が起きている。ええっ、昨日までなんともなかったのに?
もう診てもらうしかないと、夕方、かかりつけの歯科医に行ったら、
「雷蔵さん、これよく我慢してましたね。たぶん歯茎の炎症が化膿して破裂して、そのせいで口内全体が苦くなったんですよ」
すすす・・・すいません。破裂、までの自覚症状がほとんどなかった。
う・・・うがい薬ですか?
「歯の治療で抜歯した時なんか、処方します。効果的です」
なんか、どこかの知事が言っていた話よりも信憑性あるなあ。
にーちゃん好き好き♥
積算走行距離の六桁すべてが「7」なんてのは滅多に見られるものじゃありませんよ。これを記録するために、刻む日が日曜日(8月23日)に巡ってくるように走っておりました。
うーん・・・でもこのことは、地球と月を往復した距離というのを風化させてしまったということなんですよねえ。
と逡巡しながら書店に立ち寄ったら「宇宙兄弟」の38巻目が出ていました。
連載を読んでいないのでリアルタイムの展開は知りませんが、単行本では未だに月に取り残された南波六太たちの救助ミッションが序盤です。けれどもこの「帯」のコピーは、38巻目をねらって考えた月と地球の距離です。物語の彼らは近未来の人々で、2029年あたりと思われます。2020年の今、彼らが何をしているかというと、弟の日々人が JAXA宇宙飛行士選抜試験に昨年合格しています。
冷麺と初物
再び・・・というか、もう何回も、ですが、筑波の客先に打ち合わせで出かけまして、先日のぴょんぴょん舎の冷麺についてお礼を言いながら写真を撮り忘れてのオチを報告。すると「じゃあお昼ごはんに作りましょ」と話の進むのが速いこと。
「あーでも僕キムチダメなんです」と言ったら「あの辛みが無くてどうすんのよ」と。まあそれはそうなんですがだめなもんはダメでして。するとハムと茹で卵と大根の浅漬け、蕪、茗荷にアレンジしてくれて。実は茗荷もだめなんですが。
それにしても妙にたくさん蕪が入ってるなあと二つ目の塊を口に入れたら、梨でした。梨なんて季節にあまり関係なく売られるようになりはしましたが、去年はその季節を逸してほとんど食えなかった。僕にしてみれば今年の初物です。
これはうれしやありがたやと、そのことを告げたら「そっか。じゃあ梨も剥こう」と、いやそんな催促したみたいで悪いじゃんと思ってしまったのですがどかんと四個分くらいの梨がカットされて出てくる話の超速いこと。美味しくいただきまして、つまり、その梨の写真を撮り忘れたというオチ・・・
念のため言っときますが、仕事で出かけた日常の話ですからね。
これだけ切り取ったら「なんだこりゃ」なシーンですが、西部警察ほどの数ではないにせよ並み居るパトカーを従えて、僚機にFC携えて、エスクードのコンバーチブルが先頭を切って駆けつけるなんて、想像したこともありません。あーこれはこのあと攻撃されて全車木っ端微塵にされちゃうフラグ・・・かと心配もしましたが、とりあえずそういう展開にもなりません。89年7月に上映された、東映まんがまつりのプログラムに組まれていた「機動刑事ジバン」の場面です。
「機動刑事ジバン」は、おそらくスズキエスクードが劇中車として採用された初の番組で、初代モデルでまだ1型時代の提供車両。しかし「デビューの時代」にも書いたように、主人公が乗っていながら活躍しないとほほな扱い。たまに未舗装路を走っても採石場か畑のあぜ道程度の扱いで、壊したら何言われるかわからんぞという制作側の雰囲気が漂っていました。のちに「知りませんでした先輩」で後日談もありますが、まあ脇役に徹しています。
ジバン劇場版のシーンだって、全体から見たら他愛もないことは間違いないんですが、ここだけ見たら後年登場する「ゴジラvsメカゴジラ」の初代1型ハードトップに引けを取らない。もうこのあと田村直人刑事がジバンに変身してバイカンやレゾンに乗り換えてもいいですよ。だいたい提供したスズキもなんだつてコンバーチブルを出したのか、珍事としか思えないんですけど、なんとなく不遇のテレビ版を、劇場版が華麗に回収してくれています。