Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

妖怪ブームだものなあ

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とらなんとまあ妖怪ブームの影響というより、「巷にあふれたあやかしの気」に呼び覚まされちゃうのか『うしおととら』が今夏、二度目のアニメ化。それも前回の単発OVAとは異なり、テレビ番組として企画されているとはびっくりです。

しかしシリーズ構成の人の人事がもうすでに懸念材料。この漫画は後半戦のごちゃごちゃをどのようにまとめるかが肝なので、雑にシリーズ構成されるのが一番危ないんだけど、監督の人がそれを押さえつけられればいいのですが(かなり無理っぽい)。まずはどこまで放送するのかだわなあ。

それはさておき、うちの蔵(笑)にも大小二体のとらと、大とらと対を成すイズナがいるんです。

が、獣の槍は刺さっていないんですよね。

 

第参の男

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na-rs「仮面ライダー3号」キャストの記者会見が行われたそうで、あーなるほど、さすがライダーフィギュアでン十万円の買い物しちゃう人だものなあという及川光博さんが、3号役。戦いながら踊っちゃいそうです。

しかし会見動画を見ていると、取材に来ている人間に理解できるわけないだろうなあという演出は相変わらずです。こういうのをやるんだったら、マスコミ相手じゃなくて、幕張あたりのヒーローワールドのアトラクションの一環でお披露目した方が、絶対にバイアスがかからずとーちゃんも子供もその気になって観に行きたくなるでしょうに。

昨日の「ガッデム」話題の次に、うちのブログを引き当ててくる人たちの検索の的が、及川さん演ずる黒井響一郎こと仮面ライダー3号が乗り込む「トライサイクロン」というキーワード。このマシンも、予告動画と共にどんどん露出しております。まあこれも世代間ギャップがあるんでしょうけど、ロードスターをこんなにされちゃったらいやだって人もいるんだろうなあ。

しかしNAつまり最初のユーノスロードスターが誕生した時から、この車に対する思い入れの一つに「人車一体」という言葉があり、それは「人馬一体」から来た言葉なわけですから、人馬一体を近代化したヒーローである「仮面ライダー」というキャラクターには、無理を通せば通ずる部分があるのかもしれません。

何処からともなく

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goddamうちのブログの管理画面にある「検索傾向」をリサーチする機能がいまひとつわかりません。その日その日で、このブログをどんなキーワード検索でヒットさせて閲覧したかが数字で出ているのですが、その同じキーワードで自分自身が使っている検索エンジンにかけてもヒットしないものが多く、ブログシステム自体が各エンジンとの相性を左右するのかもしれません。

先のスペアタイヤを始め次期エスクード(時期、と打つ人が多い)だとかビターラ国内導入だとか、もはやそういうのを問い合わせられても困っちゃうのですけど、それらはうちで使っているエンジンでも楽に引っかかるのが問題と言えば問題。

逆に、定期的にやってくるのがミサワとかラレードとかをセットにしたキーワード。レベッカGTなんてのもあります。これがうちで使うエンジンだと、このブログはヒットしない。まあ仮にヒットしたとしても役に立つような記事は無いんですよ。それじゃ申し訳ないの野で挿絵くらい入れておきます。

短編アニメーション2本で原作のうちサファリラリー編だけを扱った「ガッデム」は、轟ゲンを山寺宏一、ロブ・ロウを中尾隆聖というコンビで作られていましたが、すでに四半世紀前の作品。今でもこれを検索している人がいるのは意外です。ひょっとするとアニメの方じゃなくて原作コミックの在庫探し(いやそれにしてはキーワードに指向性があるよ)かもしれません。

バブル期のOVA乱発時代の出来栄えだけに、作者の新谷かおるさんの画風は上手に描けていても、ラリーシーンの描写は作画レベルが煩雑でした。当節WRCがどれくらい人気を維持しているのか不明ですが、峠を攻める番組づくりで車両の描き方は技術向上しているはずだし、こういうので作り直したら観てみたいです。

バイクルマ

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ライドクロッサーオートバイ二台がくっついて車になるというギミックをよーく考えてみると、ツインエンジンてことじゃありませんか。

魔進チェイサーのライドチェイサーも仮面ライダーマッハのライドマッハ―も、ホンダNM4っぽいので、それに準拠すると直列2気筒745ccの2個掛け。あれっ? 足しても100馬力ちょっとで意外と平凡なスペック。劇中ではもっとスーパーな動力と性能を有し、300馬力中型のグラビティエンジンを積んだバイクで、四輪化すると二基がけで2000馬力だそうです。計算合わないじゃないか。

ライドクロッサーCGしかしその爆走を見ていると、2台がくっついてライドクロッサーになると、それまでのバイクの車体は前後逆向きとなるのです。バイク時のハンドルなんか、4門のバルカン砲という扱いです。

てことは・・・ば、バックギアで走るんかい。つまりクルマ状態だとFFなのです。さすがそこはホンダのポリシーを踏襲しているのね。と感心している場合ではなく、これ一人乗りで、クロッサーになるとチェイサーかマッハのどちらかはバイクから振り落とされてしまうという、しょーがないとはいえそれでいいのか変形。

背面とりあえず、乗り込んだどちらかは密閉型のコクピットから「クロッサーの正面方向に正対して頭を後ろにして」半分寝そべり状態で操縦するのですが、これは玩具では再現されておりませんでした。

床も座席もないのか!

 

月9で「K」なんてのは(面白いんじゃないかな)

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Kもちろんそんな事実はありません。聞いたこともありませんので誤解の無いようお断りしておきます。でも、「ロボット刑事」をメタルヒーロー枠やVシネマなんかでリバイバルするのではなく、本腰を入れて「月9ドラマ」として作ったら、色物キワ物と言われはしましょうが、面白い企画になるのではないかと思っています。

土台にするのは昔フジテレビで作ったヒーロー番組ではなく、ましてや最近の若手漫画家が描いているというリメイクものでもなく、石ノ森章太郎さんが30代の折にドラマとタイアップして描いていた漫画です。哀愁を持ったロボット像は、石ノ森氏のKこそが最もふさわしい。

Kの指揮を執るベテラン刑事・芝とその後輩の中堅刑事兄弟(うち、兄はKの絡んだ捜査ミスで辞職し私立探偵に転職・・・というのが現代だと浮いてくるけど)、この刑事弟と恋仲でありながら次第にKへと心惹かれてしまう芝の娘(ヒロイン)、ニュートラルな位置からKを励ましたり傷つけたりもする芝の次女と、刑事ものと悲恋ものとを同時に展開できて、超高性能なアンドロイドとして作られたが故に人間と相容れることのできないKの葛藤と正義を描くとなれば、引き出しは沢山そろえられる。

こうしたガジェットを、「月9ドラマ」の水準でまじめに作る。いやVシネマがまじめじゃないというのではなく、子供向け番組というバイアスから解放して一本のドラマとして真剣に取り組むという意味で、やってみたらいいのではないかと思うのです。こういうところをほっとくと、外国のテレビ局に版権(ロボット刑事自体はフジテレビと東映の企画で、石ノ森さんの漫画が原作というわけではありませんが)を持って行かれてしまうおそれもありますから。

ちなみに、「ロボット刑事」というタイトルでなく、単に「K」というタイトルで実現した場合、それは月9ドラマ史上最も短いタイトルとなるようです。

だからといって買わないけれど

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00先日亡くなられた大塚周夫さんが現役時代に当てた声で「ブラック魔王」と書きましたが、まあだいたい世代が近い人はわかると思うんですけど、僕自身はこんなの知りませんでした。

プジョー208のCM

なんだこりゃーっ(いやすげーな楽しいなって意味で。でもマジックスリーとトロッコスペシャルがいない)

そしたら、遊んでる人もいらっしゃいました。

こんだけの性能でなぜ勝てない?ゼロゼロマシン・・・

僕はねずみより犬が好き

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大塚氏俳優で声優の大塚周夫さんが亡くなられたとか。メディアは氏が大好きであったというねずみ男の役を筆頭に記事紹介していましたが、やっぱりブラック魔王と初代の石川五右衛門とバン・バスカークと、モリアーティー教授だったなあ。

ご冥福をお祈りせずにはいられません。

と思っていた矢先に、平井和正さんの訃報。なんだろう、この世代交代のような人々の逝去は。昭和が平成に移行した時のような慌ただしさ。平成だってすでに27年めになっていれば、それだけの時間も流れているということなのでしょう。

 

 

後藤田爆弾

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kg4日も連投して申し訳ありません。ここらへんで今回のパトレイバー話題は収束させときます。

映画のプログラムを読んでいたら、後藤田隊長役の筧 利夫さんがインタビューの終盤において

「続編と言う話があり、その企画に夢を感じられたら、もちろん俺は後藤田をやりますよ」

と述べております。

いやー、2課のハンガー爆破しちゃってるし「首都決戦」の成り行きでは後藤田さんの隊長存続も危ういし、それだけに映画がヒットしなければ予算も出ないでしょう?

「でも押井監督はもうやらないんじゃないかなあ(笑)。次は本広監督がいいんじゃない? 本人もやりたいみたいだし(笑)」

筧さんのインタビューはこれで結んでいますが、本広監督というのは「踊る大捜査線」の本広克行さんのことでしょう。へー、話半分で少し眉唾で、リップサービスだよねと受け止めたとしても、面白い。

これが時限爆弾になりますかどうか、5月の興行成績次第です。

運がいいとか悪いとか・・・

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sn「えっこれだけ?」と言いきってしまいましたが、NEXTGENERATIONパトレイバーのエピソード12には、特車2課整備班長のシバシゲオさんに続き、続きと言いながら「初めて」、回想や写真ではなく、物語の中に前シリーズの主要登場人物を繰り出しました(と書いて破綻に気がついた。エピソード1ですでに上海亭の親父が出ているし、4や8には公安の高畑が出ちゃってるんですが・・・主要じゃないと棚上げしよう)

 

国連難民救済機関に身を置き、中東で高等難民弁務官をつとめている。という噂については、エピソード0にて整備班長が語っていた、元特車2課第一小隊長、南雲しのぶさんです。

エピソード12の冒頭、ほんとにこれだけの出演でしたが、長編版「首都決戦」の劇場での予告編では、姿ではなく、あの凛とした声だけの場面が紹介されていました(当然ながらそれぞれ別人)

もう一人、世界観をつなぐキーパーソンとして登場したのが、便宜的に東京WAR(パトレイバー2)で特車2課と戦ったテロリストの柘植行人さん。後藤田隊長が収監先に面会に出向きます。

映画の話は5月に観てからでないと「またこの手の話か」以上のことを語れませんが、世界的なテロの変質が生じている現在、パトレイバーは今さらの駒ばかりを撃ちながら、皮肉なタイムリーでの長編版が巡ってきています。

そのあたりは5月まで待つとして、人気キャラと言われている南雲しのぶという女性の設定については諸説ありながらもNEXTGENERATION世界である2013年ならば40代後半。まあおば様なんですけど、あくまで推定で60年代半ばくらいの生まれだとすると、おっさんである僕らなら全然かわいらしい(注 とりあえず10歳刻みで世代ごとにかわいい感が存在します)のです。

yt警視庁きっての才媛であったはずの彼女が、出世の王道とも言われる警備部にもかかわらず島流しポストの特車2課勤務となっていた所以は、パトレイバー2において柘植さんとの過去が描かれたことで有名です。此岸と彼岸にあった二人は、事件の結末において再び引き裂かれるものの、その情念はしのぶさんを彼岸に行かせてしまった感があります。

しかし彼女が「首都決戦」に柘植派の一人として再登場するとは思えない。直感的に、この長編版は彼女をヒロインの位置に置いているからそれはないと、僕が勝手思っているだけのことですが。

総監督によれば、長編版は五人の女性たちの戦いなのだそうです。彼女を何番目に挙げるかはさておき、特車二課の泉野 明とカーシャことエカテリーナ・クラチェヴナ・カヌカエヴァ(いっぺん本名で書いてみたかった)、今作で女性キャラに改められた警視庁公安部の高畑 慧。という布陣に加えて本作で新たに、第二小隊が戦いに巻き込まれる事件の対戦相手、光学迷彩能力を持つ攻撃ヘリのパイロットとして灰原 零という女性が登場してきます。

この人・・・ひょっとしたら柘植行人の娘? 柘植さんの家庭については家族構成は語られていないのであてになりませんが、東京WARの頃だと十代半ば、柘植学校(多目的歩行機械運用研究準備会)の時代に十歳前後(演じている森カンナさんが二十代半ばなので)とすれば、この娘にとってレイバーという存在は家庭崩壊とその後の自身の人生をも狂わせた忌まわしい機械で、崩壊の引き金となっている南雲しのぶという女性こそが憎悪の対象なのです。

エピソード12において、しのぶさんは手紙を受け取り、後藤田隊長は「柘植の収監直後に一度だけ、女性が面会に来た」(ただし警察関係者との話)ことを監守から聞かされています。それぞれ、それは誰だったのか。すべて想像でしかありませんが、一千万都民を盾に取られて呼び寄せられようとしているのは、中東に此岸を求めながら彼岸にいるしのぶさんではないのかと思ってしまうのです。

もちろん灰原 零=柘植の娘という前提ありきですけど。ついでに、この娘が父親っ子で、とーちゃん憎しだけど憎み切れず「思想家としての教え子」を貫き修練していたという話が無ければ、思いっきりはずれの話ですけどね。

 

 

オレンジ色の温いやつ

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上海亭中華料理屋だったら火力は熱くないといけない気がしますが、気分的に「ぬくい」でないと語呂が合わないのと思ってしまうのは、僕がおっさんだからです(わかる人にはわかる)

ここに挙げる中国料理・上海亭は埋立地の食に飢えた推定40人以上の胃袋をほぼ毎日のように満たすだけの出前をこなすだけでも充分に熱いと言えます。しかしだ、味自慢の店とか言われても、NEXTGENERATIONパトレイバー世界だとチャーハンともやしスープくらいしか出前してくれそうもないんで、クーポン券つきということもあり、悔しかったら食いに来い。ということなんでしょう。

上海亭2アニメーション版の上海亭やケータイ捜査官7世界の上海亭であれば、チャーハン以外のあらゆる献立を人数分出前してくれます。どちらのケースでも腹を壊すとい顛末が待ち受けていますが、前者は洗った皿を使っているかを確認すれば回避でき、後者は食い過ぎなければ回避できるという運命の選択を怠ってはならない展開があります。要するに脚本は使いまわすなという視聴者側の警告。

そんなわけで今週いっぱい(金曜まで?)、パトレイバーを観るとこの献立表がついてくるのですが、裏側はまあ見ない方がいいということで。

こんなもんもらっちゃったんでつい、帰り際に食ってしまうのがチャーハンという哀しいサガです。しかもなんですと? 来週になるとこれは手に入らなくなるけれど、入れ替わって手に入るのが南雲しのぶさんの現在の在職先の名刺だと?

・・・しまった。そっちのほうがいいじゃん。