1ポンドありません。300gです。あと約150gに踏み込めない年頃です。
いやー・・・だけど、ここまできて150なんて、たいした影響ないよなあ。って、いつもオーダー後に後悔するんですよ。先日の若潮牛もうまかったけれど、常陸牛はこれくらいで充分美味しい。
仕事で出かけた旧今市市(今は日光市)で、晩飯に駅弁でも買って帰ろうと、現地では有名な埋蔵金弁当を買い求めに行きました。
とは言っても、日光彫の器に盛りつけられた150000円ものすさまじい弁当ではありません。そんなもん家族分買ったら家計がすっ飛びます。いや自分のだけでも買えやしません。
そんな大それたことはできないので、別趣向のSL大樹日光埋蔵金弁当1350円です。スチロール製のわっばめし風器2段重ねで、シャベルが付いてます。
本来は、東武鉄道を走るC11にタイアップしたもののため、埋蔵金堀りではなく、機関車の窯に石炭をくべる形をしています。埋蔵金堀に行くのだったら、剣先スコップじゃないと掘り始めが大変です。
主食はちらし寿司です。これをシャベルで掘りながら食い進み、おかずの方は玉子焼、いんげん、漬物、ますの塩焼き、日光高原牛のしぐれ煮、鱒のだんご、湯葉、蓮根・人参・椎茸・こんにゃくの煮物、さつまいもの甘露煮。これらは割り箸を使います。
掘り進め完食しましたが、宝物は特に出てきません(笑)
航空自衛隊百里基地が監修し、スーパーマーケットのカスミが作った「空自空上げ」。基地食堂で実際の献立を食ったことはないから、どれだけ本家との差分を埋めているのかは定かではありません。
まあ見た目には「からっと揚がってないよ」と思うんですが、つい買ってしまいました。
商品は「みそっぴ」と「さっぱり梅」の二種類。これは、からあげを浸すソースのことです。みそぴーじゃないの?(商標登録されていて使えなかったんだろうか)のみそっびは、うっかりご飯にもかけてしまいますが、けっこう味噌味が濃い。梅の方のからあげはアオサが練り込まれていてソース無しでもうまい。やるじゃん、百里基地(この場合は再現しているカスミの方か?)。基地のある小美玉市の小川店には空自の人たちが様子を見に来てました。
後輩の社員に那珂湊のとある会社の社長を紹介してほしいと頼まれ、承知したけど水曜日は駄目だぜと言いながらアポイントを取り(すいません、お忙しいでしょうけど水曜日以外でぜひっ、と頼み込んだわけですが)、連れて出かけた帰り道に昼飯へと立ち寄ります。
なぜ水曜日がダメかって、大洗のここが定休日だから。
常連とまでは言えません。月に一度行っているかいないか程度の客です(あーすいません、シャチ用の話はもう終わってます)。夏場は道が混むので頻度も落ちますし。まあそのあたりのことはほっといて、うに・いくら・ほたての丼を注文し、ついでに刺身の三点盛をお願いしたところ、一品おまけがついてきたのでした。
これはたぶん、後輩を連れての、というところへの気遣いですね。ありがたくいただきましたですよ。
再び千葉沿岸です。馬鹿営業があわや取引停止のババ札を引き当てやがって、挙句に逃げやがって、結局過去の実務で顔見知りの僕が相手の社長のところに菓子折り持参する羽目になったわけですがそれはどうでもいいやの話。一発で円満解決出来ちゃったしで、旭市から匝瑳市へ。
「せっかく匝瑳に来たなら、きゃにおんの・・・」何を食ってこの憂さを晴らすかです。
前回は「試しに」だったのでサービスランチでしたが、なにせ「このばかすけがーっ」という勢いで食いたいので、「若潮牛のステーキセット」の200gだ! ですよ。東総地域独自の、不勉強にも僕は知らなかったブランド牛ですよ。米沢あたりだったら6000円くらいするかなあと思い出しながら、4380円はまあまあ割安じゃん、の印象ですよ。黒毛和牛ととホルスタインの交雑種なのだそうで、それで単価を低くできているのか? 相変わらず付け合わせはやっつけ仕事素材です。
実にきれいなサシが入ってます。柔らかくてとろけそうな味わいです。千葉県北東部の気象環境は、酪農に適しているようです。最初は嫌がらせで領収書切ってもらって馬鹿営業に押し付けようか、数百万の損失を思えば、安いもんじゃねーか。とも考えていましたが、これは自ら支払わなければバチが当たる。そういう料理でした。しかしなー、ここへ来られる機会はそうそう無いんですよ。平均して90km走って通うだけの価値はあるんですけど、次はいつになることか・・・