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  ~懲りない傾向~

担当さんの陰謀?

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謹啓 松浦だるまさま

と、ファンレターの一つも出してあげればいいのかもしれませんが、ページをめくったとたんに一緒に買ってきたスターバックスのカプチーノをあわや吹き出すところでした。これは「月刊スピリッツ2月号」に掲載された、松浦さんによる「鉄腕バーディー」(ゆうきまさみさん)のスピンオフ漫画の一コマ。

ゲストとして登場させた人物の紹介として、原作の解説が示されている親切なコマなのですが、「4年の鼓動編」というのは、これは誤植です。

正しくは「千年の鼓動」

あー・・・こりゃネームの字にも問題ありだったのでしょうけれど、どちらかと言えば編集担当さんのミスですよねえ。

ゆうきまさみさんと言えば、かのデビュー作では4ページ描いたパロディー漫画が、担当さんの判断で中の2ページを「抜かれて」掲載されたという逸話が有名ですが、こっちはこっちで痛恨の誤植ながら、思わず吹き出しかけて

「わざとか? なんかわざとっぽい?」

と考え込んでしまう相乗効果がありましたよ。

20年の悪戯

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あしあとにゃ1今の事務所に居場所を構えてもうじき5年が終わろうとしているとき、ふとビルの裏側の通用口兼車寄せを歩いていて、妙なものを見つけました。

コンクリートの上に点々とする黒いシミ。その不規則ながらある種の規則性を持った間隔と大きさと、かたち。

どこからどう見ても、猫の足跡です。

あしあとにゃ2なんだこれ? と、最初はペイントか何かかと思って屈みこんで触ってみると、コンクリート床の表面とは異なるざらっとした感触。

凹んでおります。

右に走っているのは、東日本大震災のときに生じたクラック。だからこの4年と9か月、このコンクリート床は打ち直していない。

あしあとにゃ3ということは、この足跡は20年前にこのビルが建った時点で、すでに付けられていたということでしょう。

なぜ今まで誰も気がつかなかった? 入居者の誰に聞いても知っている人がいなかったのです。たぶん完成から何年かは、コンクリート表層に艶出しなどを兼ねたコーティング剤が塗られていて、足跡自体が埋められていたのかもしれません。

表層のコーティングが最近になって剥離して、20年間隠されていた猫の悪戯が浮かび上がってきたもののようです。

・・・よくこんなんで完成検査通ったもんだよ。といってねー、これでコンクリート打ち直しやれって言われたら、現場代理人、泣くしかなかっただろうしねえ。

こういう足跡、街には意外とあちこちにあるのかもしれません。

 

最後の連番

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ラスト連番もうこのあとには数字がきれいに序列することはないでしょう。

さすがに六桁のメーターを一巡させるのは無理だよ。

今後はきりの良いところを刻んでいくのみです。

見上げれば奴がいたのさ

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イルミネーション仙台の光のページェントをしみじみと見物する余裕もなく、仕事納めの前に週末が来る暦に恨めしさを感じながら、安売りの始まったクリスマスケーキをスルーして移動していたら、電話。

「雷蔵さん、打ち合わせしたいんだけれど28日の午後、空いてますか?」

・・どこのばかやろーだそんなに仕事熱心なのは(泣)

やむなく事務所に戻って週明けのための書類をまとめにかかるのですが、すると今度は別の相手から、電話。

「今からちょっと時間もらえますか?」

・・・お前らいいかげんにしろよーっ(怒)

 

徒歩で行ける場所なので、とぼとぼと勾当台公園の裏通りを歩いて行けば、先日から開設された国の新しい合同庁舎が室内照明とカラーカーテンを使って雪だるまを描いておりましたよ。

全然知らなかったけれど、今月に入ってから毎晩、雪だるまは出現していたとか。僕が見上げたのは偶然にも最終日の点灯だったようです。

ほらみろー。雪だるまだってもう冬休みなんだよ。

来年は「マシュマロマン」をやってくれ、と頼みに行ってこよう。でも仙台にゴーストバスターズがいなかったら、マシュマロマンは危険かもしれない・・・

気合と根性。

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赤いぞー♪

赤いぞー♪

季節はずれの例のトマト、無事に赤くなりました。

アボカドと玉ねぎを使って、サラダに。
新月サン曰く「スーパーで売ってるのより、ちゃんと(トマトの)味がする」
うん。確かに甘かった。

4500年の芸術

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女神1山形県舟形町の国道バイパス築造現場から、1992年に出土した西ノ前遺跡縄文土偶は、発見当初は全体が5つのパーツに壊れた状態だったそうですが、これを復元すると全高45cmにもなり、事実上日本では最大のサイズとなっています。

3年前に国宝指定され、実物は山形県立博物館で見ることができるそうです。地元の郷土資料館にあるこれは、レプリカ。それでもこの大きさには圧倒的な迫力を感じされられます。

女神2大きさもさることながら、この造形。顔は描かれておらず、腕に相当する造形もありませんが、上半身と下半身のうねりのバランスと、他に国宝指定されている北海道函館市をはじめ青森県亀ヶ岡や八戸、長野県茅野市の土偶たちには無いシンプルさと、自立し直立させるデザインは、縄文人のとびぬけた芸術的センスを思わせるのです。こんなものが20数年前まで埋もれたままだったことを考えると、国道築造もやってみるものです。さてこれは4500年前の女性を造形したと言われているけれど、等身なんか日本人離れしています。

女神3僕は亀ヶ岡の遮光器土偶の原寸大レプリカを所有しているので、この「縄文の女神」も複製品があるなら購入したかったのですが、地元には無かった。すると資料館の館長さんが

「あなた、そんなの自分で作りなさいよ」

と、ご自身が作ったという原寸大レプリカを見せてくれました。発泡スチロール板を積層させ、削り出したそうです。その手があったか(粘土じゃとても自立させられそうもない)

最近は3Dプリンターで削り出しもやってみたとサンプルを見せてもらうと、全体のバランスは絶妙ながら細部の再現はできず面白みがない。

「やっぱりね、こうかな、こうだなって手作業で作ってこそですよ」

で、どこから来なさった? 仙台からですけど実家は茨城です、などと世間話をしていたら、そんなに遠くから来なすったか! と、手作業製のちっこい女神と、その素体を譲ってくださいました。それが3番目の写真。着色の仕方まで教わってしまいました。

さあどうしよう。45cmものに挑戦しないとだめか?

うん、まぁまぁ。

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ちょっとは食べやすいかな。

ちょっとは食べやすいかな。

とは言いませんでしたが。

俯いて食べるよりは食べやすいかと。それとこの器、縁に少しだけ返しがあるので、ベロですくった後に器の外へ落とす量が減るかと・・・

サイレンと イヴ

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さんた

消防訓練にしか見えなかったんだよ。

もうひとつあった2015年

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2015年もあとわずかになってしまいました。「バック・トゥ・ザ・フューチャーpart2」だとか「第10回サイバーフォーミュラ世界選手権」だとかで浮かれた年でしたが、先日徹夜仕事の最中に仕事をぶん投げて読み返してしまった「パスポート・ブルー」も、2015年にちょっとしたドラマが描かれていました。単行本第10巻で初営業飛行する純民間スペースプレーンと、これを見送る主人公真上直進の姿です。ただしこのシーンは2016年夏の出来事です。

2015年のドラマというのは、ここに至る途上、2月に日本国で募集開始された宇宙飛行士公募に、直進の履歴が条件を満たしていない。さあ大変だ、という展開。5話分にわたってどよーんと暗雲が立ち込め、いきなりウルトラCでインチキで強引な打開策が繰り出されるという、まるで朝の連続テレビ小説の月曜から金曜にかけてのどん底から急転直下に安堵させられるようなプロットでした。しかし、言わば土曜日の解決編では、直進はまだ沢山のハードルを抱えたままです。

第10巻は2001年8月(実際には7月)にリリースされていますが、ここで描かれるスペースプレーンは、民間開発として進められていたベンチャースターをモデルにマザープレーンを加えるという設定のようです。ベンチャースター自体は計画遅延や試験失敗が重なり、この年の3月に計画そのものが打ち切られています。その一方で、民間人初の宇宙観光旅行も行われていた、まさに21世紀の幕開けだったのです。

で、この辺りのエピソードではまだJAXAではなくNASDA「宇宙開発事業団」なのです。そのNASDAの面々が、ウルトラCでインチキで強引な打開策を周囲から押し付けられた直進の、応募書類を受理するか蹴飛ばすかが、2015年の事業団内での大事件だったようです。そこは全く描かれていませんが、冒頭に紹介した2016年夏に、朝ドラの土曜日版のように解決編がまとめられ、ついでに次のハードルが立ちふさがっていくのです。

 

 

 

さて。使い勝手は如何に?

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婆用にご飯皿。

婆用にご飯皿。

ちょっと前から婆にゃずが食べ辛そうにしていたので、お皿新調。
少し高さがあって安定感もありそうなのが決め手。

が、しかし。チビにゃずのタックルには負けるだろうなー・・・割るなよー。高いんだから(そこかいっ!)