一部の年齢層ではトイレを連想させる香りだそうな。
汲み取り式トイレの悪臭をごまかす(?)為にトイレの近くに植えられる事も多かったし、それをヒントに開発された芳香剤が爆売れでしたしねぇ。今は金木犀の香りの芳香剤は無いらしいですが。
木犀って金木犀の事だと思っていたら、銀木犀の事なんですね。金木犀の方が〝変種〟だとは知りませんでした。
一部の年齢層ではトイレを連想させる香りだそうな。
汲み取り式トイレの悪臭をごまかす(?)為にトイレの近くに植えられる事も多かったし、それをヒントに開発された芳香剤が爆売れでしたしねぇ。今は金木犀の香りの芳香剤は無いらしいですが。
木犀って金木犀の事だと思っていたら、銀木犀の事なんですね。金木犀の方が〝変種〟だとは知りませんでした。
福島県川俣町の花塚山(写真の山がそれかどうかわからないんですが)には、シミュレーション上、「富士山が見える可能性」が示唆されています。その距離は、308キロ。ここから富士山を撮影できれば、文字通り富士山遠望最北端の地点として認定されることになります。
現在の北限は、ここから10キロほど南の麓山から2009年に撮影され、北限確認されています。富士山遠望で最も遠いのは西からの景色で、和歌山県の色川富士見峠の323キロが日本一だそうで、これ以外に300キロを越えたところはまだありません。
花塚山説が浮上したのは、麓山から撮影が成功した一ヶ月後の2010年1月のこと。それ以来、麓山で撮影をした地元の山の会の人たちと、棚倉町のご老人が、競ったり共同したりしながらトライアルを続けています。
この話題を知ったのは、仙台に転勤してまもなく、こちらのテレビ局が制作したドキュメンタリー番組を録画したのがきっかけでした。インターネットで富士山遠望のことや花塚山のことを調べていくうちに、花塚山を巨石遺構のジャンルから紹介している、あるサイトにたどり着くのですが、このエピソードはちょっと後回しにして、遠望のことを。
あとになって知ったことで、この遠望最北端確認作戦は、川俣町をあげて?の活動になり、番組制作の第二回目を兼ねたミッションが、3月12日に行われる予定だったのだとか。なんという不運であることか、東日本大震災によって、川俣町もまた、それどころではなくなってしまったのです。
それから今日まで、ここから富士山が撮影されたという報はありません。川俣町にも原子力災害による風評被害が襲っており、町内の地震被害の復興も思ったほどには進まないのが現実。しかしよくよく聞いてみると、この花塚山が放射性物質を含んだプルームを遮っており、ごく僅かに計画的避難区域を発生させたものの、川俣町そのものの空間放射線量は驚く程に低く済んでいました。
それでは、花塚山山頂はどうなのか? この件について尋ねてみると、環境安全面では「川俣町側から登り降りする分には問題ない」ということで、富士山遠望のトラアイルは、まだまだ閉ざされてはいないのだそうです。
うーん・・・900メートルとちょっとの登山。これにびびって、ものぐさな僕は、それだけの撮影機材も持ち合わせていないからと言い訳しちゃうのですが、見られるものなら見てみたい、300キロ先の景色には羨望の思いがあります。
ところで、その花塚山の巨石を紹介していたサイトですが、東北各地の巨石を探訪していて、これもまた面白い。どちらかというとこの巨石遺構の方が、趣味的には興味をそそるジャンルなのです。しかし当時は、「こっちに来たばかりだしなー。このサイトにあるどれだけを見に行けるかなあ。しかも山登りはいやだしな・・・」などと、そのサイトを眺めているだけでした。
それが、なにがどういう巡りあわせなのか、ことしの4月になって、一本の電話がかかってきたのです。
「はじめまして、雷蔵さん。私は同じTD61Wに乗っていまして、サスペンションのことで教えていただきたいことがあり、フジ・オートさんから紹介していただきました」
この時点で既に「ふじ」つながりなのですが、足回りのことやエスクードの運用のことを対話をしているうちに、あれ?という部分に気がつきました。
「あのですね、ひょっとして、あなたの作っているサイトのコンテンツに、巨石遺構のページはありませんか?」
「よくご存知ですね。それは私のサイトです」
こういうことがあるのか! な、ファーストコンタクト。それから半年が過ぎて、僕自身は現在、自分の仕事に関連して、川俣町の役場に時折出向くという日々を過ごしているのです。