Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

二十歳。

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出会って20年の朝です。

この見慣れた光景、いつまで・・・

総走行距離249,280km

昨日・一昨日と新月サンに連れ去られていたので遠出も叶わず(笑)

出来ればきっちり250,000kmで迎えたかったなーと思ったけど、仕方ないね。

象徴的な封切り

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封切られたのは2日前の土曜日ですが、復活物とはいえ、ようやく仮面ライダーでもなくスーパー戦隊でもない、メタルヒーローのそろい踏み。だからって評価するわけじゃないんですが、これは象徴的な出来事だと感じます。これで同シリーズのぶら下がりを続けられては元の木阿弥ですから、うかつに褒められない。

だけど、ライダーと戦隊しか作れない情けない流れを変えられるかもしれない(既にそのライダーの方はまたもやとほほな路線が発表されていますし)可能性を、ここに見出したいと期待するわけです。

宇宙刑事に関しては、映画を見ていないので大したことを言えません。特命戦隊ゴーバスターズに客演したギャバンのアクション用着ぐるみで、主に肩のあたりのアルミテープ丸出しな質感に唖然としたくらいです。ただ、見てきた人に聞く限りでは

「作ればいい、3人出せばいいってもんじゃないよ」

ということなので、脚本の側で何かとてつもない勘違い製作映画だったのか?

話を戻して、何が象徴的かというと、このライダー・戦隊から変化した流れが、1972年(と、その前後)の第二次怪獣ブーム、変身ブームから、ちょうど40年めにあたることです。そのころ、どれだけとんでもなかったかというと、書き出すのがめんどくさいからウィキペディアを引用します。なんだこりゃ、というくらい、対ウルトラマン、対仮面ライダーというヒーローの乱発時代。既にその二作はシリーズ化していますが、対、に相当する番組は、あの手この手でスーパーヒーローを創造していたのです。

ただし、ウィキが綴っている第二次ベビーブームによる児童増加・・・というのはちょっと違うと思います。71年から74年あたりを第二次ベビーブームとするのが日本の場合ですから、ヒーロー乱発の自体とそれは重なっている。いやしかし、生後2年か3年の幼児がこんな番組を見て熱狂していたとは思えない。視聴者層はもっと上の年齢のはずで、5年から10年くらいずれているのではないでしょうか。

それはそれとして、もう一方で、その頃生まれた人たちが、この手の番組企画においては今、けっこう偉いポジションにいるはず。さらにその10年ほど下の世代が、現場の中心ではないかと思います。だからこそ、当時夢中になったヒーローを自分の手で動かしたい気持ちはわかるけれど、それはあんたたちの独創性を阻害しているか、マーケットの変化を理由に手を出せない気弱さか。としか感じられないのです。

そこへきて、せめて宇宙刑事。メタルヒーローシリーズに手をつけたのは、新しいことをやってよという可能性への期待になるか、いよいよどツボにはまる負のループから抜け出せなるかのどちらかです。

そのうえで評判芳しくないということは、やっぱり作り手の力がついていないってこと?