細かいことは、大雑把にレポートをまとめてありますが(どういう日本語だ?)、5型に進化したエスクードに乗る、みずきち80さんが、そのエスクード・クロスアドベンチャーを披露してくれました。
クェーサーグレーメタリックの車体と、特別仕様のダークカラーのメッキグリルやアルミホイールは、実にシックなコーディネートに仕上がっています。
これで特別仕様卸したてのままだというのだから、カタログモデルよりも人気が集まるのは間違いないでしょう。その価格差は17万円ちょっとというところです。
いまさらながら、三代目エスクードの4型については、まだしみじみと見たことがなく、外観以外をそのまま5型が受け継いだという前提で眺めたのですが、3型以前とは異なる小さな変更が(あるいは3型で施されたものもあるかもしれないですが)があることや、作り方の品質など、初代と比べたら雲泥の差です。
ネット上の評価では、これでもボーダーラインに乗っていないようなあれこれが語られていますが、まあ正直言えば「よく言うわ」といったところか。なんだかんだと言って、けっこう真面目なクルマ作りをやっています。それだけに、スペアタイヤ問題についての憂鬱も残ります。
それはともかく、すっきりした分凡庸になったかと思われていた後ろ姿ですが、撮影場所へ移動する途中でクロスアドベンチャーを追い越していくドイツのSUVと比べると、おしゃれではないけれどエスクードの押し出し感は他車よりも強いのがわかります。ルーフラインが僅かに後方へ下がるゆるやかなアールを描いているものの、エスクードの全体的な形がクラウチングスタイルであることによって、後ろ姿は相変わらず「ごつい」のです。
いろいろな意味で、5型を見直すことのできた、良い機会をいただきました。
そのうえ、初めてお会いするみずきち80さんであるにもかかわらず、全く予想外な人の名前が出てきたり、在住地である岩手県の話題で共通の盛り上がりを得たり、実に楽しい日曜の午後でありました。
合流に使った喫茶店が、女子大生がたくさん訪れる店だというのも、気に入っちゃったぜ。