いったい月に何冊の雑誌に目を通すのだろうと驚かされっぱなしの、SUZUDASのwizardさんが、モデル・カーズの掲載記事から「ジムニー、エスクードのミニカーが出てくる」とブログで書いていたので、同誌を買ってみたところ、1月末から2月はじめにかけてドイツで開催されたトイショーのレビューでした。
オランダのネオ・スケールモデルが2013年の新製品としてラインナップしたものの中に、なんだ今どきと思わせるTA01Rが加わっているのです。43分の1スケールで、レジン製のようです。またしても海外ブランドの方が懐が広いのか。というより、ネオの商品展開が隙間狙いなのですけど。
オランダのスズキユーザーが、「ことしはビターラデビュー四半世紀だぞ」などと盛り上がっているとは思えないけれど、たとえ左ハンドル仕様でも、この際ありがたいムーブメントだと受け止めたいものです。しかし問題も幾つか。これが向こうでリリースされても、日本の問屋業が輸入してくれなかったら手に入れにくいし、仙台のミニカーショップが仕入れてくれないと・・・ハードルが下がらないよ。
エスクードに降って湧いたミニカーブーム?は、これよりも先に、あの「国産名車コレクション」でも、夏頃に出る197号が、なぜか「1992年」と断り入りのスズキエスクードとなっています。なぜこの年式なのかは、モデル制作用の取材対象がたまたまその年式だった。ということくらいしか思いつかない。ついでに言うと、このムックの仕入れている付録ミニカーは、フランスのノレブ製だったはずなので、やっぱりエスクードに関しては、海外ブランドの評価の方が高いということでしょうか。