Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

芸術の秋。

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って言っても食欲の方が勝ってるぅ。
今更5年まえの写真掘り起こしてみました(汗)

今、いけてみろって言われたら無理・・・

今、いけてみろって言われたら無理・・・

諸事情により止めてしまった生け花ですが、先日あまちゃんを見ていたら、以前所属していた支部の先生が(習っていた先生ではないですけど)出ててびっくりしました。顔が映ったのってほんの数秒だったのに、気づくもんですねぇ。
あの数秒のシーン撮るのに、どれくらい時間かかったんかねぇ(笑)

老兵何処へ

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ポルコ・ロッソ宮崎駿さんが長編アニメーション映画の監督業から引退するという宣言が、発表直後のトップニュースになるほどの事とは思いもしませんでした。御年72歳。「ルパン三世カリオストロの城」で監督業デビューとするならば、だいたい34年、会社員の定年(最近は伸びてますが)にほぼ通ずる歳月を過ごしてきたわけで、引退なさること自体はあり得る話なのです。スタジオジブリとしての作品ならば、ここしばらくは2年に一本の割合で封切られていますから、パワフルのように見えても、「風立ちぬ」への着手は「崖の上のポニョ」の完成直後だと言われています。そのパワフルさをカンパケするまでには、約5年の耐久レースとなるのです。

引退宣言は、文藝春秋8月号掲載の半藤一利さんとの対談冒頭にて具体的に表明していましたから、引退そのものよりも、そのニュースの伝播の方に驚いています。確か「もののけ姫」のときにも、これで筆を折るというようなことを言われたことがありますし。これについては、ここ数作は常に、最後になる覚悟で作ってきたということも言ってらっしゃるので、今回はいよいよ年齢相応の体力がこたえてきたということなのでしょう。

しかしまあ逝去されたわけでもないのに(おいおい、失礼だろう)、惜しむ声だの若すぎるだのと大げさです。ディズニー嫌いの僕個人としては「日本のW・ディズニー」と評されることはもっと(そう比喩するメディアを)許し難い。長編から引退するというのであって、アニメーション作家、職人として筆を折るとは、今回はまだ言っていない。本日行われる記者会見でのコメントがどう展開するのかはわかりませんが、長編を手放してでも、残り少ないと自ら告げている時間の使い道をどこに振り向けるのかを見守っていきたいのです。そして老兵を継いで若い人たちが頭角を現していかなければ、アニメーション映画の世界自体が先へ進まないのですから。