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  ~懲りない傾向~

種山高原のすれ違い

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taneyama07今週に入った途端にうちのブログで種山高原のことを書いた記事の検索数とヒット数が赤丸急上昇してまして、なんだろなあと思って調べてみたけどわからない。まあいいか、ってんで二階堂さんから送られてきたスーパースージー078号を眺めていたら、あの寺崎勉さんによる「奥の超細道」が、種山高原界隈の林道探索をしていたのであります。

しかも雨に濡れた新緑の森と道が美しいのなんの。なるほどこれなのかもしれないなあと納得しながらよくよく記事と写真を見てみると、道の状態があまりにも現状と異なり、ありがたいほど良コンディションです。

我々、この雑誌への入稿締め切りは偶数月の上旬と定められています。ということは、寺崎さんは首都圏が梅雨明けした7月のはじめ頃にここを走っていると思われます。この頃だと、まだ亜熱帯並みのスコールのような大量豪雨は訪れていなくて、林道もそれなりに走り易かったようです。

が、その1か月後につくばーどのミーティングでここへ出かけたときには、そりゃもう、これは楽しいと思わずにやけてしまうような轍とクレバスとが道をえぐり取っていて、四駆だしSUVだしなどという程度のユーザーが入っていったら無事では済まない状況に変貌しています。挿絵のクレバスは僕自身が中にすっぽり収まってしまう大きさ。あれからさらに1か月経過しているので、どんなことになっいるのやらです。ここ数年、道普請と下草刈りが行われてフラットダートのビギナー向けだったのですが、昔の高難度な林道に逆戻りしてしまいました。さらに付け加えると、この物見山側から遠野へ下るルートは、現在は出口側でバリケードを設置しているので侵入できません。

林道に入るのはすべからく自己責任の世界ですが、このルートと界隈に関しては、ゆめゆめ単独では入らないことをおすすめします。クレバスをよけようとして道の両サイドに逃げると、藪に隠れた蓋のない側溝にはまっても身動きが取れなくなります。これからスズメバチも活性化するし、熊も出ます。

もっともどのみち出口が塞がっているので、しばらくの間は通り抜けられないのですけど。