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  ~懲りない傾向~

初代と比較されるのが3代目の運命なら

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イングラムnextgeneration。その概略。長引く不況はあっても、震災は無かった2013年なのか。うーむ、80年代に、風化するのを覚悟の上で10年先を描いた機動警察パトレイバーは、現実の世界が追いついてきたり来なかったりの部分が面白かったのですが、このパトレイバーは、設定自体が過去になってしまうドラマを1年後の2014年に公開する、それも7章も使う必要ないだろうと言いたくなっちゃう、ヤマト2199方式。こけたら2015年の長編は無いよと。そこへ持ってくる、誰でも考えそうな第2小隊の設定と顔ぶれ。イングラムがCGではない現物(どれだけ動くかは推して知るべし)くらいしか、話題性がありません。

この企画が巷に知らされてから現在に至るまでの、現実の世の中の方がドラスティックに変化しています。前回、これをやるなら東京オリンピックとタイアップ・・・などと適当なことを書きましたけど、現実にオリンピックが決まっちゃうほどの2013年なのよ。でも、どんだけ悪口言おうと、みんな観に来るんだからさ。という制作サイドの思惑がありありと伝わってきます。

しかし初代と比較されることが悩みの種だという主人公のネーミングはそれでいいのかの泉野明。どう読むのかがだいたいわかる、使い古された小道具ですが、彼女は3代目のパトレイバー乗りということで、初代と比較されるのは、まあどこかの四駆と一緒で仕方のないことなれど、この小隊の2代目世代というのは、かつての劇場作品第2弾のあれのことなのか?