Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

同窓会のような、でもこれはスピンオフ映画

同窓会のような、でもこれはスピンオフ映画 はコメントを受け付けていません

ラルいわゆる「過去編」を扱う以上、それはオリジンとタイトルされようともスピンオフものです。もちろん赤い彗星の誕生に至る物語や、宇宙移民の独立運動というプロットを踏まえなくては、機動戦士ガンダムの世界観や宇宙世紀を描くことはできないとわかっていますが、ザク小隊が乗り込んでいったらビーム兵器を持ったモビルスーツが出てきちゃったよ、という、オリジン世界のプロローグから入らなかったことで、この映画は安彦さんの手掛けたスピンオフ、にすぎないのです。

クランプとはいえ、なんなんだろうねこの「コミカライズで読んでるのに観てみたかったのよこいつらの活躍」感は。しかもそういう登場人物をなんでまたこれほどジオン側にばかり配置してくるかね。彼らが魅力的であればあるほど、後の末路が哀れでなりませんが、そういうあらゆるものを、戦争は巻き込み呑みこんで破滅させていくということなのでしょう。しかしだ。僕としては、冒頭の黒い三連星に「まるで赤い箒星だな」と言わせたかった。そうすりゃきっと、歴史が変わった。

あ、なんで今頃こんなの書いているかと言えば、要するに映画館では観られず、ソフトを先日買ったからです。こっちを先に書いたので「首都決戦」については明日・・・いや後日。