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  ~懲りない傾向~

コミカライズ ネクサス

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ネクサスこんな漫画が児童誌で連載されていたとは知りませんでした。だって「ウルトラマンネクサス」ですよ。ゴールデンタイムにもかかわらず深夜31時台(いや、それが何時だか考えると翌日のオチャの時間なんだけどさ)の考え方で制作された、ものすごく重く苦しい世界観を演出した異色のウルトラマンですよ。でも、毎回毎回「うっとおしいぞ」と思わされるほど、ほんとに毎回メカニック名や登場人物のト書き紹介が出てきて、なるほど青年誌じゃなかったのねと確認させられます。

作画した椎名高志さんをして「これを描くにあたって子供向けのアレンジはしなかった」旨のコメントを寄せています。かなりのダイジェストと無理やりなコマ割りもありますが、ネクサスが光を受け継ぎ希望をリレーするウルトラマンであることに、物語を集約させた点で、その世界観を保ちながら王道で正統派な漫画の出来栄えになっています。

椎名さん自身「話によっては50ページでやりたかった」(連載は1話11ページ)と悔やむほどの駆け足な一冊です。「全20巻コミカライズ」という妄想も発言しています。

それは・・・読みたいぞ椎名さん!