そう言えば「スズキエスクード」と「機動警察パトレイバー」は同級生でしたので、パトレイバーも本年35周年(まあそのことは4月に書いてるんですけど)ということで、土浦市役所がにぎやかだなあと思ったら、2階フロアにあのタイプJ9グリフォンの立像が奉られてしまいました。以前、パトレイバー展において展示されたグリフォン立像と同スケールのものを、地元のライオンズクラブが製作発注して寄贈したのだそうです。
いやー・・・またしても思うんですが、多国籍企業の裏側で犯罪組織も抱え込んでしまって(行きがかり上、ね)、その邪な部分が生み出したという出自のグリフォンでも、土浦ではすっかり身内扱いというのが、もう呆れるのをやめて微笑ましくさえ感じてしまいます。「シャフトエンタープライズジャパン・土浦研究所謹製」、なんて罪深い言葉なんだろう。
しかし地元のニュース記事を読むと、馬鹿の一つ覚えで「機動警察パトレイバー=アニメ」と決めつけている。この立像企画関係者が同作のメディアミックス性を知らないし、土浦市自身が「アニメで街おこし」などと言っちゃうのをまた鵜呑みにするマスコミも、所詮は街ネタ扱い程度でしかないということです。
グリフォンはアニメ版よりも漫画版の方で先んじて登場していますから。