Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

すずかぜいたる

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立秋です。どこの何が「涼風」なんだという陽気ですが、暦の上では夏が過ぎ去っていく風情です。

立秋と同時に残暑という風情が読み込まれているのは、現代のこの環境あることを予見しての先達の知恵なのかもしれません。半世紀ほど前だったら、「30℃って冗談じゃないぞ」と取り沙汰されていたのですから。

 

たいうときどきふる

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一昨日が「大暑」の末候にあたる「大雨時行」(今日の表題)と呼ばれていますが、これは大暑から立秋を経てシーズンインする台風のことを言い表しているそうです。台風に限って数えると、今年はまだそれほどの数ではないにしろ、温暖化や海水面温度上昇や偏西風のずれなどが重なり、警報レベルの大雨はかなり増えています。林道ツーリングを楽しみにしていると、土砂災害に巻き込まれリスクが高くなったうえ、すでに通行止めされたルートも多くなりました。

台風6号の停滞による沖縄地方の物流や電力供給のストップなどは、そういう事態が恒常化してきたのかと愕き憂えます。台風一過には裏山あたりでも倒木に行く手を塞がれるのは日常茶飯事ですが、今年は舗装区間においても切り通し上からの落石が目立ちます。相当な降雨量が、つくばーど基地周辺でも生じているなあと感じます。

林道へ出かけるのは、そんなパターンよりも山間部まで遠出していくケースが普通なので、現地で走行不能に陥る可能性と確立は、大雨の前後もあわせて考えておかないといけません。とはいえ天候情報と道路情報をつき合わせることくらいしか、すぐにはできないので、こりゃいかんなと感じたら安全策をとって「行かない」と英断できるかどうかなのですが。

僕も落石(拳大)の直撃を屋根に受けたことはありますが、これの対処のために緩衝材としてルーフラックを載せています。しかしさすがに土石流は体験がありません。

たいそうなリスク管理のことを書いていながらその程度の経験値で何を言うのか、ですね。

 

 

次号からは無いよ

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スーパースージーでの連載が打ち切りとなりました。9月に出る号からは唯一確保してきたエスクードのページはありません。雑誌自体も次号から大幅なページ減になるようですが、まあいろいろ事情があるんでしょう。

編集人は過去に二度、所有のエスクードを手放す度に会社が傾いたそうですけど、エスクードのページが無くなるくらいではどうってことないか。

 

 

酷暑御用心のサイン

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先日、深夜の移動のため丑三つ時に出発したとたん、坂を下りていく途中でブレーキ警告灯が点灯。サイドブレーキを触ってみましたがきちんと解除されています。

坂を下りきると警告灯は消えたのですが、すぐ現れる左コーナーに侵入したところで再び点灯。あ、こりゃいかんわですぐに帰宅し幌車にスイッチすることとなりました。

原因はブレーキフルードの消耗です。しかしBLUEらすかるはこの半月以上、修理入庫してほとんど走っていませんでした。油脂類液類の点検は定期的にやっています。この、ほとんど走っていない期間が、いい加減にしろよと言いたくなるほどの猛暑続きでした。

おそらくそのためにフルードがタンク内で揮発してしまったか、どこか接続部分で漏れ出たかの疑いがかかっています。漏れの痕跡は確認されませんでしたが、なんにしても用心しないといけません。

新型についてはすっかり出遅れてますが

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これって何?と思ったらいろいろ出てるのね。

歴代の紹介の最新モデルに上がっているという現実。しかしまあこんなんで夜のラフロードをまともに照らし出して走れるんでしょうか? それよりこれはトヨタの工場で作っているやつですか? そうだとすると、独禁法抵触の懸念で日本には持ってこられないそうです。

世界戦略車としてのグランドビターラが遺されるとすると、次の「エスクード」は無いよということになるのか?

早朝の裏山試走

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何で早朝かって、午前5時くらいになるともうウォーキング族が沢山いるからで、四駆なんかで出くわすと睨みつけられるからです。

もっとも、にわかに歩き出している彼らの知らないエリアに分け入って試走をするので、迷惑をかける覚えもありません。ただ、モーグル地形で足の伸び縮みを撮ろうと思ったのに、土砂で埋まっていて敗走の図。

本格的にテストするなら裏山じゃお話にならないのですが、それは未舗装路のジャンルで、ぷらすBLUEはほぼ街乗り(昔と違って抵抗なく言うようになっゃったなあ)です。

オンロードにおいては既に道路継ぎ目の微細な衝撃は打ち消すし、リフレッシュされ乗り心地が良くなったことも確認できています。

 

TETSUJINの日

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ぷらすBLUEの足回りをいじるのは6年ぶりです。この間、約10万キロを走っていますが、霙がフィガロに乗るようになり、僕がほぼひとりで乗っているとサスのへたりなどはわからないもので、むしろシートの方がそろそろダメだよとか、幌がまともに張れないよとかそっちのほうが気になっています。

 

しかし8年、いじり系行事の記憶が無いということは、僕の老化した脳髄の記憶領域から、足回りのいじり方のノウハウなんか消えてますねえ。こんなところで公にするのも変な話ですが昨年2月に自宅が空き巣に襲われ、家の中のものはたいした被害ではなかったものの、車庫の道具をかなり持って行かれてしまいました。こいつらは秋に逮捕された旨の連絡をもらっていますが、物は戻ってきません。

そういうぐだぐだの環境ですが、本日TETSUJINのお力を借りて作業を進めます。お昼ご飯も手立てが無いのでお弁当用意します。

皆さんお世話様でした。本日の様子はだいたいこんな感じ

一桁見積もり違いで帰還

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BLUEらすかるがエンストトラブルから戻ってきました。ふたつの驚きがありまして、自販の工場長が変わり、「うちで診ます」というこれまでの絶縁状態が解消したこと。それはありがたいことでした。

もう一つは今回の修理でどれほどの費用がかかるかで、諭吉20人くらいは覚悟していたのですが諭吉は2人で英世が8人という伝票。

「各関連バルブをすべて分解洗浄しました。あとは直接因果関係あるかどうかなんですが、イグニッションコイルが1本破損していたので交換。すみません、前回の交換から3万キロ以上走られているので保証の対象外で、工賃を別にするとこれにお金がかかりました」

彼自身も何十キロも試運転をやってくれての帰還なので、拾う神もありだなあと感謝しながら再び距離を刻んでいきます。

モノクロページで済みません

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通常だと9日の発売日が日曜になったため、前倒しで7日に書店に並んだスーパースージー137号。沖縄のマミポコさん所有のTA01Wがレストアされ全塗装を施した話を、マミポコさんご自身にリポートしていただきました。

遂に登場した新色の「お嬢」ですが・・・すみませんモノクロページなもので色合いさっぱりわかりません。それについては「八百哩ペイント」を参照のこと。

モノクロだとわかりきっているのに執筆を頼んじゃう僕も大胆不敵ですが、マミポコさんの歯切れの良いテキストを読ませてもらうことが一番の楽しみなのです。

今号はTDAに関する記事が、ウエストウイン走らずの残念内容です。ただ、川添くんが乗り込むTA74Wがちらっと出ています。あとはページをめくってもめくってもジムニーの本です。

あつかぜいたる

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あつかぜいたる「温風至」とは七十二候において今頃のことを示しますが、雨天気でも湿度が高くて暑いねえとつぶやいてしまいます。晴れたら晴れたで温風どころかもはや熱風ですし。

熱中症や熱射病には気をつけなくてはいけませんが、それでもまあ、からっとした夏は嫌いではないのです。「温風至」とは別に、しろばえ「白南風」とも呼び倣わすような、青くて白くて明るい季節です。ニッキの枝打ちをやったので、つくばーど基地の前庭も明るくなりました。