Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

久しく挑んでいませんが

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乗用車と同様のフロントサスを持つエスクードにとって、その伸びや動きの悪さはなかなか厄介ですが、初代と二代目はリジット系のリアサスがそれをカバーしてくれるので、低難度のロックセクションはライン取り次第でけっこうこなすことができます。一時期、フロントサスをリジット系に換装して大幅に車高を上げるという手法も重宝されましたが、古参のエスクード乗りはそれをよしとは言わなかった。「それやったらなんでもできちゃう」という見解でした。

二代目になると、リアサスはリンクで固められ幾分不利になると思われますが、案外そうでもなく、ショートはおろかグランドエスクードでも、同じセクションをクリアできました。ただ、ノーマル車高でトライするのはリスクが大きく、それを前提として少しでも車高を上げる算段をとり、タンクガードを装備するといった防御策は必要です。低難度とはいっても岩の乗り越えですから、デフが当たるか当たらないかの感覚を、皆さんお尻で感じ取っています。

車高が上がってガード類を取り付けていても、三代目では困難だろうと誰もが思っていたものの、三代目には制御デバイスがあるので、滑りがちな岩の上でも想像以上に通過できます。それでも二代目までのようにフレームを当ててスキッドさせるリカバリーは、ビルトインラダーフレームと呼ばれていても基本がモノコックの三代目にはできない分、ライン取りとトラクションの維持が大事なポイントになります。四代目には、お勧めしません。

もちろんこれ以上のロックセクションとなると、これらの歴代では歯が立ちませんから、手持ちの装備とコースと壊した時の修理予算とを良く考え、「そっちはやらねえ」という撤退の決断こそ必要なことです。クロスカントリー走行の練習ならば、あとの洗車でひどい目に遭いますけど、土や泥で遊ぶ方が無難。時々、河川敷の堤防に乗り上げた写真を上げている馬鹿がいますが、挑むのだったら手が後ろに回らない場所でやってクリアしてなんぼです。

 

うーん・・・5年早いんだわ

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これは「彼」のTD62Wのエンジン

キュリアス編集部で二代目エスクードがインプレッションされたことは(昨年秋のこと)、5年前に初代が扱われたこと以上に驚いたものですが、このTD62Wの状態と言い、これくらいの値段でどうか?というその価格と言い、うわー!なんで今なんだ、と手が出せない(笑)

せめてあと5年後にこの在庫車と出会うとなれば、案外買ってしまうかもしれません。でも今はBLUEらすかるの正念場なので、指をくわえているしかない。とはいえ、あの品質ならばすぐに買い手がついてしまうと思っていたのです。

が、まだ在庫みたい・・・

退任へ

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なんだかんだ言って、エスクードというライトクロカンを産み出していただいた業績は大いに讃えたいと思います。本当にお疲れさまでした。

と言ってもこういう業界です。代表権を返上して相談役に退いても睨みは利いちゃうんじゃないのかなあ。なにしろ新しい中期経営計画がかなりの分野で後手を踏んでいますし。

今どき遅れた人生なもので

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フジ・オートの渡辺代表が、BLUEらすかるの近況についてツイートしてくださりましたが、僕はSNSに身を置いていないので、閲覧することしかできていません。いや、わかっているんですよ時代に乗り遅れまくっていることは。

なもんで、リツィートしてくださっている方々、いいねを入れてくださっている皆様のこともわかんないという失礼なやろーです。ご勘弁ください。

ほんの 夢の途中

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という本日のタイトルなんですが、少々お待ちください。

 

お待たせいたしました。 ←約6時間後

さきほど、積算走行距離が800000キロを刻みました。このあと50000キロちょっと走れば、運転手も地球と月の往復を成し遂げることになります。だからもう少しの間、愚かな夢を見ていたいのです。人車双方、もうかなりのポンコツですけどね。

てなわけで、今日は主治医のところで油脂類交換、明日は午後から桶川で点滴を受けてきます。

車体も汚れ落とししてやらんといかんなー。

1997年式まではオーパーツだ!

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Maroさんから届いたメールで知りましたが、しょせん自動車雑誌なんて校閲に関しては一番ダメな業界でしたから、ウェブ化したって是正できないものなんだと思わされました。

どう考えても、1988を1998と打ち間違えるとは、実際にやってみても「無い」と判断するわけで、もうこれは思い込みでタイプしていることが明白です。

というわけで、TA/TD01から61までのエスクードはこの世に存在しないのよ。02シリーズこそが初代エスクードなのです。ミッシングリンクになりそうな二代目は、ほら、グランドエスクードが埋めてくれますから。

そんなことあるかい!って? 僕やあなたが乗っているTA/TD01から61までのエスクードは、オーパーツなのですよ。あー・・・それを言うと、「97年式の二代目」(二代目は1997年生まれ)もオーパーツくくりです。

その一枚に何の意味があるんだ?

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某個人売買サイトでゴールドウインロゴの入ったタイヤカバー出品を見かけましたが、僕が撮影したスチルが無断で使われています。

「5〜6番目の実写写真は転用品になります」とは書かれていますが、それはこのスチル利用の事後承諾にすらなりません。

元の持ち主がこのスチルを使用する分には何も言いませんが、そうでないのなら

そんなとこで使う意味ってあるのかよ?

と、意思表示しときます。言っとくけど、ほんとだったら版権料このタイヤカバー代より高いからね。もちろんこの出品者は僕が撮ったノマドの元の乗り手ではありません。

とはいえ、画像の使用という次元については僕も人のことは言えないんだけどさ。

自由な日々が失われたときに

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残されたものは・・・そんなに少ないわけじゃありません。楽観しているのでもありません。「林道に行きたがっている人、そこそこいますよ」という声も聞きました。だから最大限、他に迷惑をかけないようにして、失くしたと思い込んでいる自由と放埓の散歩に出かけます。出発はセブンイレブンつくば国松店から、午前九時です。通れなければ引き返しもありますけど、実は想像もしていなかったところが通れないんだこれが。

というわけで、リポートはこちら

いろいろと通れないはずのポイントで通行止めが解除されていたり、自治体のお知らせと異なりあと少しのところでバリケードに阻まれたりの珍道中でしたが、何より痛感するのは、年齢層に関係なく、林道における時速20キロという数値は法定速度なんだということを、多分知らない人がどんどん増えていることです。なんというか、林道の舗装化の弊害にも感じられます。かつて四駆雑誌がたくさんあった頃は、各誌がそのことを訴えていたものですが。

3度目の着陸と帰還

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1971年2月9日、その4日前に3度目の有人月着陸を果たしたアポロ14が地球へと帰還しました。彼らが降り立った月面は、本来ならアポロ13が着陸するはずだったフラ・マウロ丘陵で、前ミッションが成しえなかった雪辱を果たしました。持ち帰った月の石が石英、長石、ジルコンなどを含む大理石に近い組成だったことも当時の話題で、つまり彼らは「小惑星激突で生成される過程の地球の一部が飛来したのかも?」という、いわば地球最古の石(?)を手に入れていました。

フラ・マウロというのは修道士の名前で、初期の世界地図を作製した人物だそうです。何にしてもそれらの時間や距離や広がりにちなんだ名称を携えた50年前の出来事。そういったものに憧れながら、BLUEらすかるを走らせて、クルマの方は地球・月往還をこなしたのですが、運転手がまだ88000キロ分の差を埋めておらず、クルマはぼちぼち800000キロに届きますが、それでもまだ50000キロちょっとを残しています。これは来年の帰還か・・・

だから間違ってるって言ってるだろう!

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ま、言っちゃえばあんなコピー作る方がなんたらかんたら

ずっと以前にも「初代エスクードをクロスカントリーセダンと書き間違えている」ことを指摘したことがあります。とはいえこちとら素人のマイナーブログですから何の影響力も無いんですけど(笑)

それは些細なことではありますが、間違いは間違い。でも間違いが独り歩きし始め、気が付くと正史に刷り込まれて誰も気付かない誤情報がこびりついていくのです。

クロスカントリーセダンというのは「2代目が登場した時に付けられたコピー」。後に出てくるグランドエスクードを「クロスカントリーワゴン」と称するための言葉遊びでした。

同じライターが書いているのか、既に誤情報の正史化が浸透したのか、またもや繰り返されている「初代クロスカントリーセダン説」。二代目に関する記述が一切ないことからも、この人は初代にすら触ったことのない知識だけリポートなんじゃないかと疑ってしまいます。もっともこの記事は9月に登場するといわれている五代目のことが主たる内容ですから、読んでいる人にはどうでも良い部分なのでしょう。その、同じ、どうでも良い話ですが、独り歩きしているこの新型の形って、俺、絶対に売れないって気がしてます。