Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

頑張る二代目

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先月の話ですが、インターネット上で知り合うことのできたエスクード、プロシードレバンテのユーザーさんが、全員二代目乗りだったという偶然。考えてみれば、02系が登場してから数えても14年になるわけですから、これに乗り続けている人もつわものの域だし、これから乗り始める人にとっても最適な世代の中古車層、ということになるのですね。

初代が4輪駆動車、言い換えればトラック(言い過ぎ)の骨格とすれば、2代目はそれを持ちながら乗用車の特性をも兼ね備えている、過渡期のモデルと解釈できます。

 

振り返ってみると、海外仕様のコンバーチブルも含めると、3ドア、5ドア、7人乗りと、歴代最多のバリエーションを持ち、国内に絞ったエンジンだけでも1600、2000、2000ディーゼルターボ、2500、2700という豊富さでした。そしてまだ多くの個体が現役であり、エコ替えにも引っかからない世代がたくさん残っているという点で、これから初代のサバイバルとは異なる領域で、エスクードやレバンテの系譜と歴史を引っ張っていく軸になるのでしょう(3代目ではダメということではなくて、3代目がそのように呼ばれていくにはまだ間があるという意味で)

アピオの尾上さんがパリ・ダカールラリーに投入したエスクードも、初代から始まり、中盤からは2代目を主力としていましたし、モンスターの田嶋さんがダートラの国内選手権で走らせていた2代目ベースのマシンは、他者を2秒以上引き離す怪物ぶり(パイクスマシンとは異なりますよ。といっても、中身は量販車とは異なるのですが)と、2代目たちにもなかなかの戦歴があります。量販車の2代目たちにも、あと10年くらいは頑張ってほしいところです。