Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

紅花蕎麦

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仙台で何度か言われた「蕎麦? 食いたかったら山形へ行け」という指示に従って出かけてみたものの、どこへ行けばいいかは聞いていなかったので、仕事先に到着すべき時間も考え、市内で最初に目についたところに入ってしまえと、かなりアバウトな決め方での山形の蕎麦第一回目。

と言いながら、うかつにも先客のもとへ運ばれていく桃色の麺に目が興味を引かれてしまい、普通の更科蕎麦を頼まず、つい紅花蕎麦とやらを(あとで合い盛があるのを知って、失敗に気づくのでした)

そば粉の量を少なくして打っているんですね。そういうつるつるの食感。稲庭はうどんですが、あれのもちもち感を和らげたようなのど越しで、いくらか意表を突かれました。蕎麦というには物足りない。物足りないけれど、これは悪くない。どのくらいの信憑性かを確かめることはできませんが、紅花蕎麦の元祖のお店なのだとか。

「蕎麦街道ですか? それは東根の方ですよ」

とも教えていただき、次回はそっち経由で行き来をしようか、いや次回こそはこの店の更科系をいただかねばとか考えながら、会計を済ませて店の外へ出るときに初めて、その店が旧海軍の駆逐艦・・・の方ではなく海自の元護衛艦の名前を使っていることに気がつきました(店名も見ないで食いに行くって、どうなんだよ)

むー・・・ あくまで船の名前ですよね。紅色の瞳の少女の・・・とか言われたら、わたしゃ引きます。