魔法だとか魔法陣だとか言われると、つい口に出してしまいますが、新しい仮面ライダーは、そういう呪文はたぶん唱えないでしょう。唱えなくてもいいんだけれど、魔法の発動時のSEエフェクトというか、何者かの「しゃべり」がうっとおしすぎる。
Wやオーズ(もともとは555あたりから?)アイテムに組み込むサウンドギミックに音声を使い出していますが、うるさいことこの上ない。といって、いまどき「ソロモンの笛」でぴーひょろろっていうのは流行らないのでしょう。まあどうでもいいのです。興味の対象はバイクでしかないのです。
マシンウインガーと呼ばれるスーパーバイクが、どの程度活用されるのか。そこに力を入れてくれれば、あとは多くを望みません。ただ、ライダー特撮にCGを多用しすぎるのは興ざめで、あー、いかにもトランポリンだとか、ワイヤーだとかの、泥臭さが残っていたほうがいいなと思います。でもウィザードのこのキラキラ感だと、そういうのが逆に邪魔になるのか・・・