ATF交換している間、何気に見ていた雑誌の企画特集がこんなことをまとめていました。SUVの世界はコンパクトクラスに流れている(と、言う割にはポルシェ・マカンの大々的な宣伝なんですが、マカンは堂々たるミドルクラス)
ざっくり言うと全長4・6m以上、全幅1・8m(というよりまあ1・9m)以上のサイズをミドルクラス。全長でこれ以下からだいたい4・3mまでで全幅1・8から1・7m越えあたりをスモールクラスとしています。でもってこれより小さいのがプチクラス(なぜかFF主体という但し書きもついている)括りで、まあどうしたことかはさておきアメリカ車とヨーロッパ車を集めるも集めたりの展開。
ここにあがっているのがマカンをはじめBMWのX3とかキャデラックのSRとかアウディのQ5とかボルボのXC60とかメルセデス・ベンツGLKがミドルクラス。スモールクラスにアウディQ3、BMW・X1、フォルクスワーゲン・ティグアン、レンジローバー・イヴォーグクーペ、フォード・クーガなどがスモールクラス。ダメ押しにプチクラスとしてルノー・キャプチャー、ミニ・クーパークロスオーバー、プジョー2008、めずらしくここにだけホンダ・ヴェゼルが入っています(ちなみに国産車枠が別にあり)
ま、結論から言えば、こんな雑誌がスズキエスクードをハナッから扱うはずもなく、国産車枠にすら存在していませんので、念のためにサイズを記すと
全長×全幅×全高
4300×1810×1695mm
ホイールベース
2640mm
車両重量
1620kg
というわけで、ちょっと重いかなという部分が気になりますが、そういうことでしたら現行エスクードはスモールクラスということになります。重いかな、と言っても、それは僕の主観だけのことで、スモールクラスに上がっている各車と比べれば、ティグアン、イヴォーグクーペより重いだけのことで、標準と言えば標準に収まっています。軽いと言えば1・4トン台のベンツGLAというのも扱われていますから、まんなかくらいのウエートなのです。
どうせスズキ、されどスズキ。要するにこんなんだったら、エスクードはSUVの世界に居てはならない。しかし今さらクロカン四駆の世界にも戻れない。だけど逆に言えば、あなたたちこそどっちでもなさそうな4ドアハッチバックじゃないの? というやつらもSUVという便利な言葉の中で擁護されているよねえと言いたくなるのです。
あっ、原稿の締切忘れてた。ここまで書いたけど書き逃げします。各車の寸法を覚えるので精いっぱいで、どこがどうコンパクトクラスの時代なのか、記事をちゃんと読んでこなかったので(だめじゃん)