悪戦苦闘さ。
土曜日に、新月サンともう一人が使っていたXPをやっとこさ7に交換。但し二人とも出かけていないので、やったのは私と義妹。
本人が交換作業していないので、データの保存が抜ける抜ける・・・
「FAXソフトのアドレスはー?」
「マイドキュメントはどこですか?」
「WEB発注のIDとパスワードーっ!」
・・・本日、自分の仕事を一切してません(汗)
伝票が貯まってくーっ
悪戦苦闘さ。
土曜日に、新月サンともう一人が使っていたXPをやっとこさ7に交換。但し二人とも出かけていないので、やったのは私と義妹。
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「FAXソフトのアドレスはー?」
「マイドキュメントはどこですか?」
「WEB発注のIDとパスワードーっ!」
・・・本日、自分の仕事を一切してません(汗)
伝票が貯まってくーっ
1969年5月26日、アポロ10号が帰還を果たす際、秒速11.08キロという人類史上最も速い有人機の速度を達成しました。これは今なおギネス記録で、時速に換算すると39897キロってなんだこの数字は?な速度を保持していたのです。仮面ライダーフォーゼがマシンマッシグラーをパワーダイザーのカタパルトから打ち上げる速度は秒速7.68キロと言われていますが、衛星軌道に乗せることができるのでもう少し速いと思われます。それでも秒速8キロ程度。秒速11.08キロがどれだけ速いかといえば、あとちょっと加速したら重力圏脱出の第二宇宙速度となり、地球帰還ができません。絶妙の制御だったということです。
今や昔話ですが、アポロ10号の月着陸船(実際には着陸していませんが、ミッションとして月周回と11号着陸点の点検に使用)に「スヌーピー」、司令船には「チャーリー・ブラウン」というコードが与えられており、10号が次の月着陸のために安全性や確実性を賭けたミッションの意気込みを垣間見せます。アメリカ航空宇宙局には、黎明期から始まったシルバー・スヌーピー賞という懸賞制度があり、事故やトラブル回避の対策として、有人宇宙飛行ミッション成功への貢献者に、宇宙服を着た純銀製のスヌーピーバッジが贈呈されています。10号にはミッションそのものに願掛けが行われていたのでしょうね。
で、またまた前置きが長くて本題あっさりなんですが、ローテックさんの2300キロにわたる東北わんだりんぐなツーリングは無事に完了したそうで、24日に帰還の連絡をいただきました。
普代村と大潟村は、ぜひ立ち寄ってくださいとお願いしまして(その割には野田村の北山崎、と教えちゃいましたが)、「東北大陸説」を検証していただくために、それぞれの地にある北緯40度モニュメントを通過するというイベントを開催してもらっております。この場所の西の方は、Sレイドの出題でにぎわったところでもあります。
島国において大陸説などおこがましいかもしれませんが、ここまで走ってみて、ここから津軽なり下北なりの突端まで走ってみれば、それは検証できると思います。そして北緯40度を示すモニュメントはほかにもある(たとえばここ)わけで、どこを経由してでもいいから、緯度にしてもう1度、北へ向かうことを楽しんでほしい期待に、ローテックさんは応えてくれました。
しかしです。実はこのモニュメントはこれら以外にもまだまだあるのです。ローテックさん、今度は黒崎から入道崎まで、40度線横断しましょうっ!
かなり飛躍した表題です。岩手県気仙郡は、たったひとつ住田町だけが構成する郡で、近代においては沿岸の旧三陸町も含まれていましたが、旧三陸町は大船渡市と合併したため、住田町には海がありません。
なんで海の話を持ち込むんだ?と言えば、気仙という地名に諸説があり、アイヌ語でたどれば「端」を意味するケセに、「入江」を示すモイがくっついてケセンに訛ったと言われています。その途上に存在したらしいケセモイという言葉は、アイヌ語では静かな海と表すそうです。日本語では、ケセマとかケセンというのは「船着場」、「かせ」のことだとか。
気仙郡という郡名が日本史に出現するのは『続日本紀』の弘仁二年の条だそうですから、9世紀まで遡ります。ということは、それよりも昔に成立している郡単位であり、歴史的にも古い地名です。そこに示される陸奥国気仙郡は、現在の宮城県北東部から岩手県南東部にかけての広大な地域です。同じルーツが名前となっている宮城県の気仙沼市なんかも取り込まれていたということですね。転勤したときに知ったことでしたが、気仙川という川は気仙沼ではなく陸前高田市に流れていたのは、そういう歴史的背景があったからなのでした。
しかし9世紀以降何度も何度も小村が成立したり合併したりを日本全国で何度となく繰り返してきましたから、仙台藩が統治していた幕末には24もの村だったものが、維新後の明治9年4月に 第2次府県統合として宮城県の管轄になったものの、なんとその翌月には岩手県に移管されてしまいました。
それが明治9年5月25日のことです。
こうして明治11年の秋に郡区町村編制に基づく行政区画として気仙郡が発足しますが、これは現在の大船渡市と陸前高田市、さらに釜石市の唐丹を含んでいました。郡の役所は今の大船渡市に位置する盛村に置かれたというので、やはり海や入り江に因んだ地名だったのです。
ところが今度は昭和30年に 高田町・気仙町・広田町・小友村・竹駒村・矢作村・横田村・米崎村が合併して陸前高田市が発足し、郡内に残った世田米町・上有住村・下有住村が合併して住田町となるのです。ああ、ようやく住田町の登場です。が、ここでも不思議なのは、ケセンの名を受け継いでいた気仙町が群を離れて合併の際に消滅してしまったこと。岩手県内でケセンのルーツを継承し続けたのが、住田町という結果となりました。
住田町は、あの種山高原の一部や五葉山など、標高では600から1300mに及ぶ山々に囲まれています。それらの山頂に赴けば、リアスの入り江と太平洋を眺めることはできますが、近代政治と地方自治の事情と都合によって、気仙郡であっても海は存在しないのです。
そればかりか、この界隈の林道は岩盤の風化が激しく、なかなか手ごわい。ツーリングマップル上で大船渡へ抜けられると書かれていても、油断してはなりません。森林と林業で日本一を目指している住田町ですが、荒れているルートはとことん荒れています。
だから面白いというのは内緒ですが、ケセンというアイヌの言葉ケセマのルーツにはもう一つの説があり、ケセ が「削る」、マが「場所」であるとか。これはリアスの地形が削られた場所という意味を持つのだと思われますが、林道のいくつかも削られてます。
あー、ようやくオチにたどり着いたよ・・・と落としてはいけない。ケセナンやケセマ、ケセモイという言葉が、アイヌ語では静かな海と意味することが大事なところで、「静かの海」という場所がもう一つ、空の上にあるからです。
人類初の月着陸の地のことです。
「キカイダーREBOOT」を観る前に、この映画を単純なヒーローものとして看過してしまうのではなく、キカイダーの世界観で語られている善と悪の拮抗、完全ならば悪に屈しない(と思われる)良心回路、真逆の悪魔回路といった、人造人間がこの世に存在する意義や自己矛盾への葛藤を、あとの作品につなげられたらいいかもなあと思っています。ジロ―の不完全な良心回路がどのように解釈されるのかが関心事ですから、40年経つとこう変わるのかと感じさせられる展開を見たい。その点、ハカイダーは「敵はキカイダーただ一人、キカイダーの完全破壊」という絶対命令に対して、40年前の彼自身が実に忠実に行動しました。
今作のハカイダーがどうなのかは知りませんが、以前の彼は「改造人間」という設定に疑問を持たざるを得なかったのです。そこはおそらくアンドロイドのボディに補助制御機構として人間の脳髄を搭載したから、人造人間とは一線を引いているのでしょう。ならばその脳髄の思考を制御する仕組みが必要で、それこそが悪魔回路だと考えてきました。
これ(悪魔回路)はけっこう良く練り込まれた設定で、ギル教授が「なんか思い切り強いのを作っちゃったが、こいつが儂に刃向ってきたらまずいぞ」と、いわゆるフランケンシュタインコンプレックスを抱いてしまったため、とりあえず造物主に危害を及ぼさない対策として、アシモフのロボット工学三原則も一部改良し(人間、という項目をギルに置き換えて)組み込んで制御プログラムを作ってみたけど、今度はハカイダーの主電子頭脳がフレーム問題を起こしてフリーズしてしまったので、仕方なく人間の脳髄で補完しようとした。
「いや待て、それではつまらぬ良心の呵責が起こるのではないか?」ってことで、電子頭脳と脳髄を仲介する機構として、フレーム問題を解消するための絶対命令を促す悪魔回路を追加したと。そこで放たれる命令は「キカイダーの破壊」だけです。あとは何をやろうとかまわない。案の定、ハカイダーはジローの追跡と破壊に関して専念するわけですが、それを優先するため危害は加えないもののギルの言うことを聞かない始末。
その上ギルは赤地雷ガマにキカイダーを破壊させてしまうという最大のミスをやらかしてしまい、目的を失ったハカイダーは最初の命令処理に苛まれてギルに憎悪を向けていきました。
40年前にはそこまで理解できる知識を持ち合わせていなかったけれど、たぶん機械の思考回路が持つであろう矛盾と破滅を表現していたのでしょう。ジロ―の良心回路も、おそらくフィルターとして「悪い命令は聞かない」というフレーム問題解消のための振り分け項目が多すぎ、その解決策を見出さないままだったために不完全であったのかもしれません。
こうした部分の掘り下げがどのように描かれるのかが関心事ですが、これ1作で終わってしまうのももったいない。いやなにも、01編を見たいというのではありません。もう一体の素材の活躍を見てみたいのであります。いやいや、漫画版に登場した00(ダブルオー)だとか、ロボット刑事のことじゃないんです(あ、でも、ロボット刑事は映像化されそうだよね)
成原万能工学研究所が作り出した28体めと29体めのアンドロイドがいるじゃありませんか。いまこそあれを特撮で!・・・
ぱつぱつの鉢でほったらかしのアマリリス、気が付いたらポコポコ花が咲いてます。
うーん・・・植木鉢に分けるべきか、プランターに植えるべきか・・・
どっちにしても置く場所をつくらないとなぁ。(地面に直置きすると、アリの巣になっちゃったりするので)
「今度、3台めのエスクードをTDAで走らせることになったんですよ」
という島監督の言葉を、「三代目」と聞き違えてまず勘違いながらびっくりしまして、遂にあれを投入してくる人が現れたのかと思ったら、
「物はTA01Rで、私が乗ったやつよりは新しい型なので、どんな性格のモデルか教えてほしいんです」
あー、なんだ。3台めのエスクードってそういうことかと納得した直後、
「まだ納車前なんですが、車体色は黒だというんです」
え゛っ? クロ? くろってサターンブラックのあの黒?
それは型式上間違いなくTA01Rですが、コンバーチブルではなく、コンバーチブルをベースに屋根を追加したレジントップのことではありませんか!
希少車中の希少車ですよ。ことによったら喉から手が出るほど欲しがる人だって出てきますよ。えー? ダートラに使っちゃうんですか!
「一緒に車づくりをやっている板金の社長さんがこれまでパジェロミニで走っていたんですが、前回こかしまして。それでトレッドの広いコンパクトなところで良いの無いかということになって」
というわけで納車されたレジントップは、このあとトップを取り外してオープンスタイルでボディワークや足回りのセッティングを開始するそうです。うわー・・・なんて贅沢な話だ。いやせめてデビュー戦くらいトップをつけたままで「またへんてこな見たことないエスクードが出てきた」とやってもらいたいです。
「実は昨年からリミテッドクラスへのパジェロミニやジュニア参戦が相次いでいて、三菱勢がたいへん元気がいいんです。どのドライバーも実力があるし、そりゃどこかで歯止めをかけにゃいかんだろうと、リミテッドを主体に走るエスクードを作ろうという戦略なんです」
なるほど、ウエストウインから参戦ではなく、TDA全体を通してのスズキ勢を底上げする狙いがあってのことのようです。どんな「R」に仕上がってくるか楽しみですが、リアが軽いという屋根なしの挙動がどんなふうにコントロールされるかにかかってくるのかなあ。
葉の影に隠れて、小さい実が二つ生ってました。
収穫はこれにて終了。
今年はランナーから子株増やして、苗更新しようかな。
こっそり入院して一年経ちますんで、経過見るため病院に行ってきました。
半年前の診察で来た時には無かった、病院の案内板が幹線道路にどーんと立っててビックリ。(この病院、電車で来るのは便利なんだけど車だと超面倒くさいの。住宅地の中、一方通行の嵐で)
案内板使って行ってみたけど、信号ばっかりでうんざり。新月サンに教えてもらった別ルートの方がよっぽど早かったわ・・・
夜半、女川の半島の突端でくじらの刺身なんか食ってやがる不良親父のブログを発見したので、翌朝北を目指すならここを通過するだろうと、志津川で待ち伏せしました。
「だってさー、用事があって日曜日の高津森に行けなかったのがくやしくてねー」
と、ローテックさんはまんまとこちらの網にかかって、南三陸町の湾を見下ろせる、国道45号沿いの駐車場で小休止。これから気仙沼、陸前高田、大船渡、釜石経由で宮古まで北上してどこかでビバークし、明後日(もう明日ですが)には大間のマグロ丼を食って、気の向くままに復路を走り出すということでした。
往路に東北道でなく三陸沿岸を選んだのは、やはり今でなければ見ておけない風景を刻みつけておきたかったからでしょう。いや? よもや、「そういう情報をリークしておいて、まんまと網に掛かったのは雷蔵」という作戦だったのか?
いずれにしても、うらやましいほどうらやましい沿岸北路の旅。かつてSIDEKICKさんが毎年、浜松~下北の荒行を繰り広げていましたが、ただひた走るという衝動と行動には、生産性のあるなしなど考える必要など無いのです。ローテックさんにとって、まさに今がそのときなのです。
南三陸以北の道路や燃料事情、泊まりやすいところなどの情報を手短かに伝授し、あとは安全に好き勝手に見聞して走り込んできて下さいと、お見送りしながら僕は仕事先のある被災地へ。
あっ、浅虫の鶴亀食堂のミニマグロ丼(どこがミニなんだか)のことを伝えるのを忘れちゃったよ・・・