Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

ちょっと寄り道。

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工場の入口。

工場の入口。

林道の待ち合わせに向かう途中。
新月サンが「あ!」と一声。何かと思ったらメーカーの関連工場見っけたみたい。「福島にあるのは知ってたけど、ここだったんだー」と、ちょっと寄ってみました。
(まぁ入口までですが)

前に愛知往復した時も、他のメーカーの研究センター見に寄ったんだよねー。

そのうち、どっかの工場見学に連れて行かれるんじゃなかろうか・・・

故郷は近所

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utウルトラ柄の缶飲料が一時期ブームになったことがありました。福島県須賀川市ではそれより以前、ウルトラマンの形をした瓶に入ったりんごジュースなどを買うことができました(さらに昔だと「ゴジラの卵」という名前のレモンケーキなんてものも買えたのです)

さすがにすたれてしまったかと思っていたら、まだ売っていますよウルトラの炭酸飲料ボトル。ただなんというか、この形は頭をもぎ取られたみたいでぞっとしません。といってカプセル怪獣用のカプセルみたいなデザインじゃ目を引かないし、あまりにもマニアックすぎて売れないでしょうし・・・

しかしそれ以前に、このウルトラなボトルに大半の人が気付かず、ほぼ同じように写真を撮ってはその場でネット上にアップロードしているのです。

tigaまあこんな感じだから無理もない。

東北道安達太良サービスエリアの下り線駐車場に設置された自販機の中央には、電飾も施されたウルトラマンティガが待機しています。ゼロ(実は関越道にいる)、ギンガといった最近のウルトラマンを差し置いて、ティガ。ネームバリューで勝っているはずのセブン(実は上り線側にいる)もタロウも添え物という構図が新鮮です。

いやいや、ティガからガイアまでの新世代ウルトラ(当時)には好感持ってますので、こういう風景は嫌いじゃありません。

ウルトラマンティガは、東北地方に所在する「ティガの里」なる秘匿された遺跡から出現しているので(ただし岩手県から秋田県にかけての山間部だったんじゃないか?)、広義には東北出自のウルトラマンと言ってさしつかえないでしょう。ティガ以外の新世代のウルトラマンたちも、円谷創業半世紀の記念企画であちこちに駆り出されていたようです。

何年ぶり?

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爽やか~♪

爽やか~♪

林道に行ったのって何年ぶりかしら。ひょっとして仏具山以来???
新緑の香りいいわ~♥ぽつぽつ咲いている山つつじや山藤も綺麗だったし。新月サンに「いいねー助手席は。あんまりそんな余裕は無い」と言われましたけど(笑)
paje-kenサンお世話になりました。
新月サンも楽しかったそうです。またお誘いくださいませ。

そうそう。林道みたいに不規則に揺れる状態って助手席に座ってると腹筋つかうのね。(普段どんだけ使わないんだアタシの腹筋)それとものまちゃんの助手席に敷いてある座布団がいけないんかしら・・・

らいとにんぐ福島Ⅲ

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高津森「うちからだったら、妙高へ行くのと同じ距離ですよ」

つまり遠いんだぞ、と。でも日帰りできるぎりぎりのエリアかなと、新月さんが言いまして、首都圏から福島市というのはけっこうハードルが高いところだと、あらためて認識しました。

でもね、福島市から米沢市にかけての林道は、ビギナーにもつわものにも面白いルートを内包しているのですよ。しかも夏には視界ゼロの藪と化すため、雪解けしてから5月末までが限度という期間限定でもあるのです。

そうなったら行かないと損・・・といったロジックは、だんだん昔話になっているのも事実です。ことしのらいとにんぐ福島は、昨年のルートの倍の距離を使いました。全線ほぼフラットダートですが途中に渡河もあり、スタートからゴールまでおおむね35キロを走ってきました。

ax-1「SSレイドも攻略するルートで来ら、途中から燃料がリザーブになっちゃって」

青影さんが、途中から追いついてきて合流してくれました。最近のライダーは、秩父まで行って帰ってきたら疲れていやになるとか。

「我々の若いころからは考えられない。福島くらいひとっ走りだよ。あ、でも今夜どこかに泊まるけれど」

3時間とちょっとの高原で冷え冷えとしてきたので、麓のコーヒー専門店に避難となります。

「やっぱり栃木と福島の県境あたりの方が近いでしょうか。いわきなんかは呼びかけやすいのかな」

福島案内役のパジェケンさんも、どうやったら遊びに来てもらえるかを思案しています。確かに東北在住者の参加がないのはさびしいところですが、それはやはり、日常の交流が薄いからでしょう。3代目のユーザーさんには、林道ツーリング自体がなじまないのかもしれません。そこを解決していくことが重要なのでしょう。

まあそんなわけで、継続していくことも大事。次回もがんばりまする。

別れと出発の時

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雑兵ほぼ「あらいぐまラスカル」主体でよくもまあ13年近くも操業してきたものだと、そっちの方に感心。しかしながら一時期の「人(僕のことです)の財布の中身をなんだと思ってんだーっ」と阿鼻叫喚させた新作展開も衰え、年末に行けばいいかなくらいのリリースサイクルとなって久しいですから、ラスカルショップの閉店は時代の趨勢でしょう。

信州とか広島とか北海道のオリジナル商品展開って、いま考えるとなんともイケイケな話だったんだなあ。おかげでうちには赤い彗星だの宇宙海賊だの特車二課だのの、どこにも売られていないこいつらが増殖しました。

そうまでして出したかったのか

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hotale今頃になって商品がだぶついているらしく、この冬の「ずーつと売切れ」な自販機のことも忘れた頃に店頭に保温されて並んでいました。よせばいいのに買っちゃうわけで、飲んでうげげ・・・

うーん、出した努力は認めるけれど、これだったら真冬でも普通の炭酸飲料を冷たいまま飲むかもしれない。

先日の対話

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hibari「実はねー、赤鼈甲PGのストラトキャスターで、レフティー仕様なんすよっ」(って、この話は新月さんに通用するんだろうか)

「BECK?軽音?  確かMWTMのギターレフティだったような・・・」

という先日のコメントの対話に出てきたギターはこれ。

赤かよこれ? 下手すると赤茶色にしか見えない(実物は赤なんです。でもピックガード付いてないじゃん)

 

というわけで、もしも新月さんがこの子を知らない場合、風花さんは本人が突き止められるまで教えないように。本欄へのコメントを書かれる方々もご協力願います。

まあ新月さんなら知ってると思うけどねえ。

 

収穫その2。

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少ないけど、頑張った。

少ないけど、頑張った。

苺、第二弾(そして最後)
今度は虫に食われず収穫出来たー♥

もう少ししたら、ちゃんと肥料くれるから待っとれ。

再起動! のちょっと前に

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握手映画公開前の宣伝と言ってしまったらそれまでですが、封切りよりも一週間近く先んじて人造人間キカイダーをテレビドラマに登場させ、ハカイダーと戦わせる。それを仮面ライダー枠でやってのけるという試みは、ものの考え方として好感を持っています。なぜなら、映画館には行けなくてもテレビなら見られる、という子供たちへのフォローが成立するから。その視点でみると、このところの仮面ライダー枠や戦隊枠は、本編よりもスピンオフの放送回の方が、志の高いことをやっています。とりあえず18日の朝に放送が中止されるような天変地異が起きないことを祈ろう。

人造人間キカイダーは、メディアミックス的にテレビ企画と漫画連載がタイアップしていて、その完結(テレビシリーズはキカイダー01)からちょうど40年が経過しています。テレビマガジンやテレビランドといった児童誌の誌上企画でなら仮面ライダーとキカイダー、V3と01とロボット刑事が共演したことはありましたが、実際に30分の枠組みの中で共闘するまでにこれだけの年月が必要だったのかと思うと、放送局自体が異なっていたマジンガーZとデビルマンが当時すでに共演していたという事実は大きな仕事だったんだなと思わされます。

キカイダーがライダーに出演する以前に、宇宙刑事ギャバンが再起動して戦隊枠に出演した事実も大きいのですが、戦隊シリーズというのはある意味タガを取っ払いやすい世界でもあります。ライダー枠だとこれまでは映画の呼び水役としてしか石ノ森ヒーローを使いまわしてこなかったのだから、仮面ライダー凱武はちょっとした殊勲賞といえるでしょう。

しかし40年も経っちゃってますから、どこが仮面ライダーなんだよという造形と、こんなに強そうなキカイダーでいいのかなと困惑。

花 はコメントを受け付けていません

花1前項「風花」にて書くことはほとんど書いてしまいましたが、結局謎のままに終わったノマドの出自と採用の経緯。それでも、全く異なる物語(だから理屈上も別のエスクード)でありながら、全く同じ個体が二つの物語を支えるのは、実に稀有な出来事だったといえましょう。邦画をいろいろ観ていくと、たぶん同一個体ではないかなというTD11WのV6ノマドが、これまたほぼ同じようにスタントシーンで衝突回避のスピンをさせられるシーンにめぐり合いますが、「風花」と「花」における同一個体のTD01Wテンロクノマドの扱いはロードムービーを成立させるツールであり、それらとは一線を画した堂々たるバイプレイヤーなのです。

あの困惑のピンクのツートンから、2度目(たぶん)の全塗装を施されたノマドは勿忘草をイメージさせる車体色となっています。前作では北見ナンバーだったものが品川ナンバーに変わっているので、当初は別のエスクードに前作と同じ架装(グリルガードと補助灯)したのかと思いましたが、「花」の公開時に配布されたライナーノートで、「風花」で使用した4WDを塗り替え・・・という記述が確認できます。

勿忘草はこの映画の縦糸を補助する仕掛けとなっていて、物語に描かれない背景として、このノマドがそんな色をしていたから、所有者として登場する老弁護士(柄本明さん)はこれを無意識のうちに選んだのかもしれないという想像ができることになっています。

前作の北海道に対して、日本橋から指宿までを旅するために、ノマドのドライバーというアルバイトを引き受けた青年(大沢たかおさん)にとっても、勿忘草というモチーフは間接的にかかわっていきます。

「風花」が制作され海外の映画祭に出展されたのが2000年、翌年に国内封切りされ、「花」は2002年制作、2003年11月公開でした。詳細な製作期間はわかりませんが、相米慎二さんは2001年の9月に亡くなられたので、西谷真一さんが師匠たる相米さんへの追悼の意味も込めて「花」を撮ったのは、かなり急な仕事だったと想像できます。これは素材の選択からもわかることで、鳴海章さんの「風花」が1999年、金城一紀さんの「花」が収録された短編集「対話篇」の出版が2003年です(短編自体がそれ以前に発表されていたのか?)。しかしお恥ずかしいことに、そのどちらも読んだことがありませんので、それぞれの物語の中にどんな車がどのように登場していたのかは、興味のある方の読破にお任せします。