Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

背に腹は変えられないのだよ

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意外に有効♥

意外に有効♥

夏前に取り替えたレースのカーテン、捨てずに取って置いて良かった♪
寝る時とか日中は猫が出入りするからと、開けっ放しのリビングの入口に突っ張り棒で止めただけの冷気除け。
夜帰った時とか朝起きてきた時とか、リビングの空気が冷たくない!
試験的に何の手も加えてないカーテンを170cmくらいの高さで固定して様子見てみたら、上が開いてても意外と冷気が遮断出来ていたので、それならばとミシン引っ張り出してお裁縫しました。

「一々屈まないで通れる」と新月サンがほっとしてましたよ。
・・・だってぇ、床に付くところで固定したら高さが170cmだったんだもん。
出入りする度に捲らないといけないのは面倒だけど、開けた瞬間に寒っ!ってのがなくなりました。(冷気が直撃する位置に新月サンの座る場所がある)

未だMASTER

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リ・マスター雑誌連載がどのくらいのペースで動いていたのか知りませんが、先日、「MASTERキートン REマスター」の第1集が刊行されました。あれ?背表紙にもどこにも巻ナンバー振っていないけれど、「全1巻」じゃなくて「第1集」となっている。まだ不定期掲載しているのか?

前回、このブログでRe MASTERを書いたのが2012年の3月でしたから、すっかり忘れてましたが、保険の調査員がなし崩しに探偵家業になっていった前作の探偵からは足を洗おうとしているようです。

それでも資金繰りから遺跡発掘は思うようでもなく、おそらく世紀の発見であろう仮説立証のための出土物を保ちながらも、博士号を取得していない彼に対して、考古学会の風当たりは冷たいようです。

しかしちょっと気になったのは、以前にも増して東欧の民族やイデオロギー紛争からくる裏社会のゆがみや犠牲者のことをずいぶんクローズアップする。全体的に殺伐としているこのトーンは好きではないなあと思えば、REマスターはシナリオ担当者が前作とは変わっていたのでした。意図して戦争はあとにろくなものを残してくれないとメッセージしているかのようです。

それでも1エピソードだけ、平賀=太一・キートン氏の学者としてのその後を描く部分があったのが救いです。ここに彼の一人娘の百合子も登場しますが、まさかの母親と同じ境遇。一つだけ母親と違っているのは、父への尊敬ゆえに今の境遇にあるようで、うーん、あの百合子ちゃんだからなあと頷く半分良くないだろそれとはらはら半分。これはあれだな、先日、霰の埋蔵文化財学な話を書いたばかりだから、かもしれません。

キートン氏は「そんなものだ」と独りごちますが、二人いれば「つらさは半分・・・いや楽しさが二倍」と笑うのです。むー、言うじゃねーかお父ちゃん。第2集があるのなら、探偵業と元軍人のしがらみはほどほどにして、ヨーロッパ文明の起源をどう立証していくかに、たくさんページを費やしてほしいです。