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  ~懲りない傾向~

なるほど虚構の笠原町

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映画の中身について書くとあちこちから叱られるらしいので触れませんが、「仮面ライダー」ファンのジェネレーションもどんどん代替わりしているなと思わされました。もはや孤高の戦士ではなく群像ヒーローの様相なのね。10年前にも巨大化Jが立体駐車場をぶっ壊していましたが、今回あれほどの数の仮面ライダーが笠原町の一角で戦うというのは驚きです。

俺、先日そこにいたし(笑 しかしロケ日の一週間後だったよ)

それにしても、物語を引っ張る役どころの男の子は7歳という設定。弟が生まれた年から遡ると、前年に「真・仮面ライダー序章」があって、「仮面ライダーZO」の年あたりに生まれたことになるんでしょうか? で、次の年に「仮面ライダーJ」が登場しているんですね。

シンゴくん、平成ライダーがいないときの生まれだとか言われていたけれど、物語の年次で言えばばりばりの初期平成ライダージェネレーションじゃん。

で、後日。

「わー、そこの柱もここの庭も見覚えありますーっ」

と狂喜しながら写真を撮りまくる特撮オタが約一名(笑)

 

「仙台なんてどこの特撮もロケに来てくれませんっ。都心から近い水戸が羨ましい!」

 

未来は変わっちゃうんだけど

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すっかり忘れていた「BRAVESTORM」をようやく今頃観ることができました。「シルバー仮面」と「スーパーロボットレッドバロン」を合わせ技リブートするという意欲的な試みは、昨年秋に上映されたものです。昨年「思いきりやっちゃったらいい」と書いていますが、まあ思いきりやっちゃってるなあ。この手の映画は賛否両論を避けられないのだけれど、粗拾いしているとその分自分が損した気分になるので、及第点行っているならその気になって楽しんだもの勝ちでしょう。

シルバーもバロンも、宣伝の頃は「こんなカッコに誰がしやがった」と思いましたが、レッドバロンは格闘したらあちこちぶっ壊れそうだけれどそんなにへんてこでもない。シルバーのマスクは、これは昔の造形が(ウルトラを向こうに回した時代に)いかに優れていたのかを再確認することとなりました。それでも、この映画の味付けで再構築するなら、こうなるんだろうねと納得です。しかしシルバーいなくてもいいんじゃない?というほど、春日末っ子娘の超能力と剣技の強いこと(笑)

宇宙人の侵略で滅びかけた未来から、歴史を変えるために春日兄弟が紅兄弟の時代に時間跳躍する物語は、それ自体に真新しいところはありませんが、むしろリーグの違う主役たちを引き合わせるための大仕掛けがタイムスリップとして扱われたのでしょう。監督曰く、企画に持ち込まれた三大ヒーローはまとめきれないとしながらも、3人目の片鱗がちらっと垣間見えることで、続編を期待したくなる擽り方はなかなかのものです。問題は客が入ったのか、ソフトは売れているのか?ですが。

この映画を観て、特撮の出来はともかく時空跳躍な物語の作り方として、ずーっと以前に作られている「リターナー」を思い返さずにはいられません。あっちはあっちで、どこかで見たよなーという洋画のいくつかを混ぜ合わせているのですが、過去のヒーローに頼らない原作無しの一発勝負でした。その点では軍配はリターナーに上がるというのが感想です。ブレイブが2050年を救うのに、リターナーでは再び2084年に人類滅びかけます。未来は変われば変わるものだなあ(笑)

 

 

それより年上じゃだめですか?

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「昭和40年男」という雑誌のこの名前が、既に僕らの層をターゲットにしていないのねという寂しい思いをさせるものなんですが、マブチの水中モーターやら野球盤やらトランシーバーやらスパイ手帳(!)を取り扱っているのをみると、それらってむしろ僕らの直撃アイテムばかりだよねえと、羨ま嫉妬な気持ちになります。

そんでもって、仮面ライダースナックカード。1番からラストの548番まで、全552枚が掲載されています。

雑誌通りの年代で考えると、ライダーカードの時代、昭和40年生まれの少年少女はまだ6歳かそこら? 当時、一袋20円(消費税無し)という価格とは言っても、彼らにこのスナックを買い求め、カードを集めようという意識や行動が伴っていたのかなあと、ちょっと首をかしげるのです。ラストナンバーが548なのに~しかもこれがゲルショッカー首領というとほほな図柄~全552枚なのがなぜなのかなんて、後付け知識なら別ですがリアルタイムで収集していなかったら知らない話ですよ。

記事を書いているライターさんは、プロフィールによればまさしく昭和40年生まれのようですが、書き出しでいきなり「ライダー、へんしんっ!」と仮面ライダー登場の時代を綴る。いやいや、本郷猛は初期の変身では決め台詞もポーズもとりませんのだよ。

さて僕の周りには、昭和40年前後生まれの友人が結構たくさんいらっしゃるのですが、ライダースナックを貪り食って(あ、それは僕だな)カードを集めていた人ってどのくらいいるのか?

「集めてた」「集めてなかった」でコメントにて統計をとってみたいのですが、ご協力ください。かなりの数で、昭和30年代の人になるような気がするんですけどね。

本当の終わり

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6月に連載が終了し、9月掲載の番外編をもって完結した「海街diary」の最後の単行本がリリースされ、これで本当に幕引きとなりました。

完結に至る物語について思うことは、あれを一番わかっていなかったのは、映画に興した監督だったなってことです。原作者は、まあ当然のことですけど、ずっとずっとやさしい。

和邇お嬢(妹)の逆襲

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これまでのあらすじ

そしてその前史

まああれだね、思い込んだら試練の道だ。ってことで、赤のジムニーめざして「また後日」がどうなったかというと・・・

姉がyodobashiカメラに寄ると言うことなので横浜で下車。
姉の用事も済みまして、とりあえずガチャガチャのコーナーへ

本日の結果やいかに。

チャリン
チャリン
チャリン
ガシャン。

テッテレー

本日は6回目で

出た順は覚えていませんが、これで我が家には

白白白白黒黒黒シルバーシルバーシルバーオリーブオリーブオリーブ

の、計14台のジムニーが。

あれっ?

てことは。

(結局)6回で済んだんぢゃね?

 

和邇家総進撃の予感

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白白白黒黒シルバーシルバーオリーブでした。

と、和邇お嬢(妹)から「コンプリートならず」の報。
あらー、これ確か九月ごろに発表されてた(というより春ごろにJB23が発表されたとき予告されてた)1/64サイズのSJ30カプセルトイですな。これはお嬢に限らず和邇さん自身も目を輝かせそう。

お嬢曰く「赤に縁が無いようです」とのことです。シークレットではないようだけれど8度も回して出てこないとは。

しかしお嬢はさらに曰く

また後日

あー・・・やっぱり和邇家総出で進撃しそうな予感

現役中の邂逅

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世界初の機体可変戦闘機・VF‐1が1号機のロールアウトを見たのは2008年11月のことだったそうで、その4か月後にSDF‐1マクロスが進宙するまでに約1000機以上が配備されていたことが空想歴史。スズキエスクードについて言えば、3代目のビッグマイナーチェンジが施された後あたりで、まだ現役個体はあれど、20年めを迎えた初代モデルは世代として退役していく時代にさしかかっていました。

この歴史に照らし合わせていくと、VF‐1シリーズは2015年に生産終了となっていて、2020年以降退役が進むものの、後継機VF4に大気圏内運用の問題点があり、アップデートが繰り返され最終的には2060年代まで現役個体が存在していくようです。

2015年と言えば、エスクードの4代目が登場した年回り。初代はいよいよ姿を消しつつありますが、諦めの悪いユーザーはまだまだ乗り続けるための苦心を続けているところです。なぜかって、代々登場するVF可変戦闘機をみてもわかるとおり、「バルキリー」が一番なじんでるじゃないですか。

METAMORFORCE

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2世紀ほど前から「全ての物質は分子によって構成されている」という前提で、物質量と呼ばれる概念がありました。その当該物質の分子量の数字にグラムをつけた質量に含まれる物質量が1モルと定義され、便宜的に組成が明確にされたものに限定するとして、0.012kgの炭素12の中に存在する原子の数と等しい数の要素粒子又は要素粒子の集合体で構成された系の物質量・・・という具合に導かれ、この単位が「Mol=分子」と名付けられています。

化学を志す人々の間では、10月23日の午前6時02分から午後6時02分にかけて、非公式に祝い事をする習わしがあるとか。この数字の並びが1モルの物質中の原子または分子の数を定義するアボガドロ数(約6.02 × 10の23乗)に由来するのだそうです。

実生活だとこの単位はまあほぼ使われることも無いんですが、2040年代になると、とある若手エンジニアが偶然にも、宇宙開発で採取されながらも「利用価値なし」とされ廃棄直前だった鉱石から、擬似分子を生成し物質を異次元に封じて外界からのあらゆる物理接触から保護できる超次元装甲を生み出すこととなり、試掘番号666の名無しの石に「モル鉱石」と名付け、超次元装甲を纏った自らの姿を「モルダイバー」と呼ぶのです。

ビデオソフトでリリースされたのが25年前。1話ごとのサブタイトルの頭文字がM、O、L、D、Iと続くので、ん? これは8話構成なのかと思っていたら6話で終了しちゃって最終回がVERITYと畳みかけてきたという。後にDVDでまとめ収録されたものを手に入れていましたが、そのソフトが出たのが20年前で、やっぱりモルの日に発売されてました。

暗黒怪獣 星を吐け!

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吐け、というよりは描けなんですが、観測されたガンマ線バーストの天体をあれこれつないで「富士山座」だとか「ゴジラ座」といった、天空88星座とは異なる星座を編み出してしまうNASAのイマジネーションは、なんかもう無理やりな描き方です。このリンクの一部分を見ると以下のようなことを言ってます。

ゴジラの武器は、 “熱線、” 燃えるようなジェットです。これはブラックホールおよび中性子星と関連付けられるガンマ光線のジェットに類似します。

ガンマ線バーストなので、夜空を見上げても我々の肉眼で視認できる星座ではありません。東宝では喜ばしいような反応ですが、個人的には、夜ごとあんなのに天空から見下ろされているというのは願い下げたいところです。なんかねー、近年ゴジラに対して、放射熱線の扱いが緩くなっているような気がしますよ。

冗弾動!(嘘から出た洗擬亜)

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エイプリルフール企画が実は真面目な準備だったという恐るべし「洗伝サムライラスカルーパー」。月内一杯、鎧伝サムライトルーパー展の会場でグッズの限定発売が行われていると聞き及んだんですが、月内に東京へ出る余裕なんかないんだなこれが。

しかし、鎧伝のファン層と洗伝を理解する層ってどれだけ広い範囲にわたるんだろう?(「超弾動」がわかんないとこの記事のタイトルなんかわかんないよな)

売れ残って通販に回ってくれれば・・・などとつい不謹慎発言。