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  ~懲りない傾向~

三重に嫌いになったぞ

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origin3「ORIGINⅢ」を遅まきながらソフトで観まして、とにかくエドワウ・マスことキャスバル・レム・ダイクンが「本人・シャア・アズナブル」と入れ替わり難を逃れる展開の姑息さで、赤い彗星・シャア・アズナブルって野郎を嫌いになったエピソードが冒頭に出てくる。しかも今回はコミック版であのマスクを作り進呈したムラタくん(いいやつだったのに)に代わって、本人・シャアの旧友だったというリノ・フェルナンデスが出てきて、正体を見破られたらやっぱり謀殺しちゃう。

戦役で敵を撃墜して名を上げるというのは、一応「機動戦士ガンダム」も戦争もののフォーマットなのでやむを得ないことですが、ガルマ・ザビを暗殺する以前からこれほど嫌な野郎だとはと、この物語を作り上げ、さらにエピソードを描き加えた制作側を弐重に恨むばかりです。

が、まだある。

リノを謀殺する際、このジオンの倅はリノの腕前を利用して連邦駐留部隊の戦車を奪わせるのですが、この戦車設定がよりにもよってうちのエスクード(TD61W)と一緒の

「61式」

賢明な本ブログの読者の皆様にはお分かりかと思われますが・・・

喧嘩売ってんのかこのやろーっ!

当然、リノが乗っていることを知らない蜂起部隊はこの戦車を撃破しちゃい、マスクのあいつは知らんぷりです。

origin4それはそれとして、今秋いよいよ過去編完結にして図面上RX78も出てきて「機動戦士ガンダム」の面目が立つのですが、このパートではララア・スンも初登場する。この人の声って、どなたが演ずるのでしょうか。キャスティングがいろいろと変わっている中、池田秀一、古谷徹の主軸は(あと何人かも同じだけど)変えていない。そうなるとララアの声も換えちゃいけないということで、奇遇にも藩母娘の競演作に?(ただ流れ的にアルテイシアの出番はなさそうなんだけど)

11 W‐ONE

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cf11昨年が第10回サイバーフォーミュラ世界グランプリのシリーズだったので、当然ながらことしは第11回が開催されるわけです。が、映像化されたのが92年から93年にかけての話で、ずいぶん長いことシリーズを観ていない。探していたOVA「11」(挿絵)から始まる「SIN」までのソフトが、ようやくすべて手元に集まり、2016年以降の「ZERO」「SAGA」まで観て、残るは「SIN」なんですが、実は「SIN」だけリリース当時に観ていないのです。

s-asurada11「ZERO」から先は来年の話題に残すとして、テレビシリーズから続編の糸口となった「11」は、わずか6話(まあ他のも8話とか6話構成なんだけど)の駆け足。レース上のポイント争いも急ぎすぎなんですが、どこで誰を勝たせ話を盛り上げるかのフォーマットに、サイバーフォーミュラニューマシンの代替わり、ドライバー同士の接点など、半クールでも練り込んであります。これを観ると、今作られているアニメーションの2クール完結はけっこう贅沢だと思わされます。

しかし「11」はさらなる続編への布石のようなものでもあり、これが当時売れたというのもレースアニメだぞと仕向けた男の子ではなく、ふ・・・いや女性ファンが多く付いた結果だそうで、これ以降キャラクターの変貌ぶりが大変なことになっていきます。なんであれOVAが売れて良かったってところは否めません。少なくとも面白くなけりゃシリーズ全巻揃えようとは思わないから。まだ観てはいないのだけれど、OVAシリーズ最後の最後で主人公が負けるという展開は、けっこう斬新だよね。

マニアでなければ一冊が二度おいしい

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最初の1冊を発掘したのは古本屋で、90年代のこと。これを基地内部で片づけ紛失して以来もう20年近くになります。その1冊目はあきらめ再び古本屋巡りを続けてようやく見つけました。86年に出版されたにもかかわらず(たぶん重版してない)初版本でした。

森雅裕さんの小説というのも、あとにも先にもこれ以外知らないし、この「サーキット・メモリー」についても、世間の書評はあまりたいしたことはありません。

僕自身、殺人事件の謎解きものにはのめり込めないので、二度おいしいかと言えばこの記事の表題は便宜的なものです。が、本作は始まりから43ページまで、どこをどう読んでもチャキチャキのオートバイレースもの。ベタでお約束のように筑波サーキット。シーズン終盤の決勝、クラッシュ・リタイア。主人公を取り巻くワークスや身内の相関が風呂敷を広げ、44ページから197ページまで、その世界観の中で殺人事件と解明が展開し、まあそういうミステリーものだから後味の悪い事件の顛末を迎えます。

nrしかし198ページ目から再び、これまたベタな最終戦の鈴鹿に舞台が戻り、230ページまで、たまったフラストレーションを薙ぎ払う大団円(いくらか演出しすぎ)が残されています。それらは典型的な推理小説の組み立てなのですが、オートバイレースの世界が舞台となっていることで、敏腕の刑事や名うての私立探偵がストーリーテラーとなるよりも余韻で盛り上がれるのです。

ところで、劇中に登場する主人公とライバルの所属チームのみ、物語の構成上「架空のメーカー」となっているのですが、同一チームでありながら4サイクル対2サイクルという構図を取り入れ、架空ながらそれらがNR、NS(そういう時代の小説ですから)、さらにRC172だとかを持ち出してくる。このあたりはマニアックなようで、実はマニアでなくともその気分に浸って行けるようなガジェット選びをしています。

逆に言ってしまえば、ミステリーだけだったら、レースだけだったら退屈だったかもしれない。別要素をうまいことミックスしたことで、余韻の生きてくる一冊になっていると思っています。でもこれ絶版。通販サイトには出ているようですが、さすがにそれは馬鹿らしい価格になっています。

 

11人以上いる! ←キャストがね

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moto-hモー娘とかにはまるっきり関心はないんだけれど、この連中でこれをやるのか!

やるなと言う義理もないんだけれど、どーゆう脚本と演出にするんだ?

ビジュアルだけでは全然想像がつかない・・・

野座間製薬?

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八郷の研究所写真は2002年の書庫から引き出してきたものですが、つくばーど基地から非常に近所の牧歌的な風景の中に佇む建物があります。ここは、消滅してしまった白井農場に使われた施設跡地から転出した、現役の畜産研究センター。牛とか羊とか豚とかの畜産試験研究に従事している、地元の基幹産業の要所でもあります。

が・・・先日「仮面ライダーアマゾンズ」をまとめて観ていたら、なんと捕えられた赤アマゾンが監禁され生体調査を受けているではありませんか。

えっ、アマゾン細胞ってここで開発してたのっ?

それかなりブラックジョークだと地元の人間は思うんだよな。

it means they are going

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tb-box1大相撲が始まると中断、プロ野球でも中断、特別番組が入ると時間変更と、序盤からまともに録画ができないふざけた放送ばかりをしやがるので、もうめんどくさいからソフトを買ってきましたよ。

なぜDVDなのかというと、見る方も見る側の都合で、車中泊待機の時間くらいでないと見てる暇がない。運転手がいれば移動中でも後席でリアビジョンモニターで再生できるんですが、さすがに自分で運転していては鑑賞できません。

しかしだ。たった2クールの番組をわざわざ2つのボックスに分割すんなよ。ただでさえ2クールめの放送がずたずたなのに、これじゃ2巻目がいつ出るのかさえわかんないぜ。

マテリアルのとほほ

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alphaよくよく考えてみたら、仮面ライダーアマゾンズの配信を見られる立場だったので、見てみたですよ。予備知識をほとんど仕入れていないので、巷のスチル情報にはアルファとオメガのトカゲ男しか出回っていないのが僕のその段階。本編を見たら、他の怪人というかクリーチャーも何種類か出ていたのですが、これがゴミ袋を解体して貼り付けたとしか思えない翼だったり交通安全用の安全帯でも纏ってんのか?な羽根だったりのとほほな素材感で、爆裂する変身よりもいけませんです。

赤いトカゲ男、つまりアマゾンアルファのコスチュームもビニール感ありありなんですが、昔はトカゲなのにタイツっとか思っていたあっちのほうが、今思えば逆に生物っぽく感じるのは、たぶん脳内記憶の精査によるモノなのでしょう。しかしマダラオオトカゲ(いまさらなんですが、そんな生き物いたの?)のあの斑模様を、アルファではなかなか巧みにアレンジしています。そういうところはデザインセンスが進化している。

だけどそれさえも昔の素材のベースがあってのことで、アルファ以外のクリーチャーのデザインは、モグラの鼻がドリルモチーフだとかコウモリの頭がデビルマン状態(コウモリ型)だとかそこだけ子供番組というところがまたとほほです。何度でも言いたい。初期のショッカー改造人間のクリーチャーぶりを全身着ぐるみのマッチョさでは再現できないんだよ。

2202

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まあべたべたなカウンターだとわかりきってますが

当方大混乱中にて出遅れていますが、続編だかシリーズだか知らないけど作られるそうで。

波動砲を一発も撃たないで外敵と終始やりあうようなドラマでも作り上げたら快挙ですが、そうでなければあのサブタイトルだけでもう辟易です。

伝わらない伝言

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45年前に拉致され改造人間にされ、その人生を大きく狂わされた大学生は、古希を迎えてもなお悪の秘密結社と戦い続けていました。時折生ずる心臓発作を抑えつつ、仮面やバトルスーツを改良しようとも、改造された身体の限界に直面しての「現在」なのでしょう。

本郷猛は、ショッカーとの闘いを続けながら、世界各地の紛争や貧困、飢餓と対面して半世紀近い人生を人類の正義と平和のために投じてきたのです。

と、まあいろんな出版物やPRサイトに今回の映画のバックボーンがつらつらと紹介されているのですが、彼の胸の内に秘められた戦いへの動機を一言でまとめるなら「命への尊厳」。連綿と続く愛の連鎖こそが命であり、それを無下に断ち切ろうとする者を許さぬ意志が、仮面とバトルスーツで身を固め、その改造された肉体によって、つまり拳と蹴りで敵を退けてきたのです。

だからね、劇中で恩師の孫娘に拗ねられてなだめて服を買ってやったりコース料理を振る舞ってやったりメリーゴーランドに乗ってやったりしても太鼓の達人しちゃっても全然かまわない戦士の休息なんだけれど、その娘っこがゲームセンターにてガンシューティングを喜々としてやっているときに、一緒になって撃ち方狙い方を教えちゃダメなんですよ。

そこだけはでれでれのオジサマ顔が厳しく哀しい目つきに戻って、手にしている銃がゲーム玩具であってもこれを取り上げなくてはならないのです。彼の拳と脚力は、今でこそ正義のために振るわれているけれど、元々は人類を支配し世界を征服しようとする組織の尖兵として与えられた能力であり、それは殺傷道具と同列にあるものなのだから。

迂闊にもそういう繊細な主人公に対するリードを、脚本ができていない。さらにそのことを指摘できる演出も監督も心配りができていない。たったそれだけのことと思われるかもしれませんが、それだけのために、古希のオジサマの命を解く言葉がどかーんと薄っぺらくなって聞こえてしまうのでした。

仮面ライダー。ジャリ番組だろうけどね、それで育ったジャリだって分別の付く親父お袋になっているのよ。

そりゃでかいけどさー

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i-fゴーダムは?

 

ねーねー、

ゴーダムはーっ?