あとまわしになってしまいましたが、先週の土曜日のこと、仕事から帰ってきてようやく晩飯だというところに、狼駄ことシン大尉から電話があって、近所のファミレスに立ち寄るというので、ついさきほど車庫に入れたBLUEらすかるで駆けつけてみれば、ホンダMTXばかり3台。県北までツーリングにでかけてきた帰り道だということでした。土曜日の日中は小春日和でツーリング最適だったでしょうねえ。
そしてこの3台のうち、バーミリオンというか朱色というか、いわゆる赤い車体のそれは、かつて僕が乗っていたMTX。新しい乗り手が決まって、初ツーリングだったそうで、それを見せてくれるために連絡をくれたのでした。一時期モタード仕様にいじられていた(僕が乗っていたころはさらに別の耐久レース仕様だった)足回りは純正に戻されていましたが、当時のマーキングはそのままで、懐かしい対面となりました。
MTXには保存の会というのがあるそうで、シン大尉はそこを通じて近傍のツーリング仲間とコミュニケーションを図っています。何しろモデルがモデルだけに、パーツストックのことはともかく、ライディングやメンテノウハウなど、そういったネットワークがなくてはならない時代なのです。しかし彼らの現在においては、MTXは立派に現役。はたから見たら、なんでいまどきMTXばかり3台?という風景なのだけれど、今、こういうシーンを見せてもらえるのは、一度乗ったことのある身にとっても、なんともうれしいものです。
そういうエスクードも、年式によってはどんどん骨董品になっているわけです。この日(6日)、BLUEらすかるは32万キロを刻んでおります。半年で2万キロか・・・ペース落ちているなあ。