慌てて買ってきたのはいいけれど・・・
いつ接続できるんでしょうか(汗)
慌てて買ってきたのはいいけれど・・・
いつ接続できるんでしょうか(汗)
とタイトルしつつ、オートバイ形態なんですけど、それもよくよく見れば後期シリーズのストロングザボーガーの意匠がそこかしこに見受けられます。往年のマシンザボーガーを実にスマートにリデザインしたものです。
ヘッドライト部分に首がついているなんて、冷静に考えたらかなり不気味なんですけど、往時はこれでも場所として合理的だと納得できた。後にオートバジン(仮面ライダー555)なんていうのも出てくるわけですが、もとのアイデアは29年も早かった。
そんな電人が36年ぶりに劇場映画として製作される・・・という発表が6月にあったなんて、知りませんでした(最近こればっかりだ)が、発表された時点で既に撮影も終了していたと。でも封切られるのは来年春だというので、公開ベースで言ったら36年ぶりって間違いじゃねーかと、しょうもないところに突っ込みを入れてます。
ザボーガーそのものは、デザインの良し悪しはともかくも、アクションスーツの造形はもうとほほな出来栄えでしたが、そのギミックの数々には、他の等身大ヒーローにはないメカニカルぶりが目を引き、これが犯罪捜査用ツールであり、なんといっても基本形態がオートバイであるというところが、見ている自分にとってはグッジョブな設定だったのです(電人になってしまったら、案外どうでもよかった)
ところで、電人というからには、このロボットは電力で動いていたはずなのですが、エネルギー源はダイモニウム。これが今になるとよくわからないもので、物質を再生する物質だとか発生装置を介するとか、どこでどうやって発電に持っていくのかのプロセスは不明です。ダイモニウムは、それを内蔵した発電システムの長期稼動によって消耗するものらしく、ダイモニウムが尽きた時点でザボーガーは活動を停止してしまうし、その割にはシステム全体の起動キーである電極回路の「怒りの電流」によって(おそらくただ一度だけ)復帰できる。にもかかわらず、後付けの固定武器を連射しただけでボディがオーバーヒートして自爆してしまったという、不可解なロボットでありました。
本来、こういうところに謎を見出し、後付け理屈をこね回すのは良くないですね(自分のことです)。ただ、持論として、ダイモニウムに原子力のような発想を持ち込まれるのは極めていやな設定解釈で、この当時のスーパーマシンというとなんでもかんでも原子力エンジンというスペックは好きではありませんでした。リメイクされるザボーガーにおいては、怒りの電流だけで乗り切ってほしいところです。しかしこの映画、制作主導がキングレコード? 背後にあのやろーの影がちらつくんだよなあ・・・