「雷蔵さん、頭(髪の毛)が風神雷神の雷神みたいよ」
と看護士に言われて、いい加減その汗臭さも気になっていたところで、歩行補助器具を借りてベッドから出ました(数日前のことだよ)。トイレの様式便座に座るのさえやっとの状態なので、浴槽に浸かれないのです。だから浴室とは別にある洗髪台で髪を洗いに向かいます。
そこにあった鏡を見たら、なるほど三十三間堂にいる木造の雷神みたいな、ぱりぱりのパンクアタマです。
うーむ、こんなんで夜な夜な徘徊していたら、どんな反応されただろうか。