Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

錆錆錆・・・

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あらー・・・

煙吐いて入院ちうののまちゃんですが。
新月サンがダメ元で錆の相談をしてみました。
(床の切った貼ったをしてもらった所なので)
社長が「見るだけ見てみましょうか。でも〝一見さん〟だったらお断り案件ですねぇ」と、笑いながら請けて下さいました。

で、見て頂いたらコレですわ(汗)
穴開いとるやん
はっはー・・・これが融雪剤の威力か!
「どうしたって左側は残雪ありますからね」
念の為に右側も見てもらったらこの有様・・・

こりゃ暫く帰って来られないわ。

こっちもだ・・・

続 謎の地球防衛軍 中編

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間を開けてしまった割にはいい加減にしろよと言われそうな、極東基地編ですが、この話題もそろそろ切り上げ時かと思っています。その昔は秘密基地という一般論で語られていた極東基地も、その実たやすく宇宙人の侵入を許すわ、都合が良ければ隊員として召し抱えて常駐させるわの穴だらけ立地ですから、どこにあろうが大した問題ではないのかもしれません。

左図は60年代に描かれた極東基地の透視図。右図はその後、いつかは不明ながら書き直されたものです。基本的な配置は踏襲されていますが、大きく異なるのは二子山サイロの開口部、ウルトラホーク1号の射出方向です。これは富士山の描かれた位置から見て、昔の透視図が明らかに間違えて解釈されています。

新版で考えるに、それを芦ノ湖と断定できませんが、極東基地は二子山サイロと前面の湖のさらに地下を掘削して建設されています。旧図には直接描かれていませんが、おそらく同じ場所に湖があるものと思われます。

透視図を観察する限り、湖底の地底直下に作戦室があり、さらに階下に電算センターらしきブロックが置かれている。動力炉とはまた別の、極東基地の心臓部というか、頭脳です。仮に、湖が芦ノ湖か同規模の人造湖だと仮定して、芦ノ湖の規模で数字を追うと、周囲19km、面積6.9k㎡、最深部43.5m。水深は平均して25mとされ、推定貯水は約1億7000万tにのぼります。実際の芦ノ湖では、江戸時代に作られた深良水門から取水され、静岡県側へ1日15万tが放流されており、水源としては申し分ない。しかし侵略者が強力な地中貫通弾を使用し、立て続けに湖に打ち込んだら、これらのブロックは浸水して基地自体の麻痺につながるでしょう。これはけっこう迂闊な設計です。

別視点で考えてみると、芦ノ湖だろうが人造湖だろうが富士山を適度な距離にみるこの辺りは、確実に火山地帯です。ちなみに箱根火山はフィリピン海プレート上にあり、同列で伊豆・小笠原弧と呼ばれる火山群が陸側のユーラシアプレートや北アメリカプレートに衝突し、さらにその下層に太平洋プレートが潜り込む大干渉ゾーンです。付け加えると、箱根火山中央火口丘にある神山は最高峰で1438m。ここは3200年ほど前の噴火で山体の2分の1が崩壊し、仙石原や芦ノ湖を形成したところですが、それ以前は2500m級の成層火山でした。

最下層が19階という基地の深さは数十mと言われていますが、原子炉は堅牢に守られていても配管類はあっさりと怪獣に破壊されたことがありますから、火山活動が活性化したらどのようにガードするのか不安になります。ここで思いつくのが、広義でとらえれば富士裾野に拠点を移しても富士山そのものがあるから大差ないのだけれど、箱根基地(便宜的にそう呼ぶ)に大惨事があっても、裾野側に第二次防衛、東京湾方面に第三次防衛線を置けば、まあどうにかるだろうということで、裾野市方面にはTAC、東京湾内にМAT、やけくそで千代田区にZATがそれぞれ配備された結果、意外なことに都心部のZATタワーだけが壊滅的な被害を受けなかったという、笑えない歴史を歩むことになります。

ZAT基地、いざとなったら逃げるもんなあ。