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  ~懲りない傾向~

再起動! のちょっと前に

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握手映画公開前の宣伝と言ってしまったらそれまでですが、封切りよりも一週間近く先んじて人造人間キカイダーをテレビドラマに登場させ、ハカイダーと戦わせる。それを仮面ライダー枠でやってのけるという試みは、ものの考え方として好感を持っています。なぜなら、映画館には行けなくてもテレビなら見られる、という子供たちへのフォローが成立するから。その視点でみると、このところの仮面ライダー枠や戦隊枠は、本編よりもスピンオフの放送回の方が、志の高いことをやっています。とりあえず18日の朝に放送が中止されるような天変地異が起きないことを祈ろう。

人造人間キカイダーは、メディアミックス的にテレビ企画と漫画連載がタイアップしていて、その完結(テレビシリーズはキカイダー01)からちょうど40年が経過しています。テレビマガジンやテレビランドといった児童誌の誌上企画でなら仮面ライダーとキカイダー、V3と01とロボット刑事が共演したことはありましたが、実際に30分の枠組みの中で共闘するまでにこれだけの年月が必要だったのかと思うと、放送局自体が異なっていたマジンガーZとデビルマンが当時すでに共演していたという事実は大きな仕事だったんだなと思わされます。

キカイダーがライダーに出演する以前に、宇宙刑事ギャバンが再起動して戦隊枠に出演した事実も大きいのですが、戦隊シリーズというのはある意味タガを取っ払いやすい世界でもあります。ライダー枠だとこれまでは映画の呼び水役としてしか石ノ森ヒーローを使いまわしてこなかったのだから、仮面ライダー凱武はちょっとした殊勲賞といえるでしょう。

しかし40年も経っちゃってますから、どこが仮面ライダーなんだよという造形と、こんなに強そうなキカイダーでいいのかなと困惑。

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花1前項「風花」にて書くことはほとんど書いてしまいましたが、結局謎のままに終わったノマドの出自と採用の経緯。それでも、全く異なる物語(だから理屈上も別のエスクード)でありながら、全く同じ個体が二つの物語を支えるのは、実に稀有な出来事だったといえましょう。邦画をいろいろ観ていくと、たぶん同一個体ではないかなというTD11WのV6ノマドが、これまたほぼ同じようにスタントシーンで衝突回避のスピンをさせられるシーンにめぐり合いますが、「風花」と「花」における同一個体のTD01Wテンロクノマドの扱いはロードムービーを成立させるツールであり、それらとは一線を画した堂々たるバイプレイヤーなのです。

あの困惑のピンクのツートンから、2度目(たぶん)の全塗装を施されたノマドは勿忘草をイメージさせる車体色となっています。前作では北見ナンバーだったものが品川ナンバーに変わっているので、当初は別のエスクードに前作と同じ架装(グリルガードと補助灯)したのかと思いましたが、「花」の公開時に配布されたライナーノートで、「風花」で使用した4WDを塗り替え・・・という記述が確認できます。

勿忘草はこの映画の縦糸を補助する仕掛けとなっていて、物語に描かれない背景として、このノマドがそんな色をしていたから、所有者として登場する老弁護士(柄本明さん)はこれを無意識のうちに選んだのかもしれないという想像ができることになっています。

前作の北海道に対して、日本橋から指宿までを旅するために、ノマドのドライバーというアルバイトを引き受けた青年(大沢たかおさん)にとっても、勿忘草というモチーフは間接的にかかわっていきます。

「風花」が制作され海外の映画祭に出展されたのが2000年、翌年に国内封切りされ、「花」は2002年制作、2003年11月公開でした。詳細な製作期間はわかりませんが、相米慎二さんは2001年の9月に亡くなられたので、西谷真一さんが師匠たる相米さんへの追悼の意味も込めて「花」を撮ったのは、かなり急な仕事だったと想像できます。これは素材の選択からもわかることで、鳴海章さんの「風花」が1999年、金城一紀さんの「花」が収録された短編集「対話篇」の出版が2003年です(短編自体がそれ以前に発表されていたのか?)。しかしお恥ずかしいことに、そのどちらも読んだことがありませんので、それぞれの物語の中にどんな車がどのように登場していたのかは、興味のある方の読破にお任せします。

 

 

 

開花っ!

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いつもよりは控えめ。

いつもよりは控えめ。

今年もジャスミンが咲いてます。
去年、時期外れに刈り込みしたのでいつもの半分くらいの花数。
おかげで気持ち悪くなる程の香りはしないで済みそうです。ちょっと残念なようなホっとしたような・・・

風   花

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風花といっても当ブログのもう一人のライターの彼女のことではありません。今を去ること14年ほど前、相米 慎二さんが監督したロードムービーのタイトルです。「風花」という映画そのものは、観たらみたで眉間にしわを寄せてうーんとうめいてしまいかねない物語なので(鳴海章さんの原作も読んでいないので批評もできないし)割愛しますが、ロードムービーと言ったらバイクなり車なりが物語を支えるツールとして欠かせない中で、TD01Wをこれに充てているところが、このブログで取り上げることのできる唯一の素材なのです。しかもこのカラーリングときたもんです。

このノマドはサンルーフ装備の、グレードとしては高いモデルでセンターコンソールに後付けのマルチメータもついています。

なによりスズキスポーツのグリルガードを付けていて、さらに一対、補助灯まで追加しているマニアックな仕様(でもホイールは純正のスチールもの)と、こまごまとしたところの観察のし甲斐があるはずなのです。しかし当時、封切り前にこれを予告編で見たときには

「ななな、なんじゃそりゃ!」

風花aと映画館の座席からずり落ちそうになったものです。いやー、だってさー、映画全体がなんとなくずーんと重いなかで、まるでやけくそで塗っちゃいましたと言わんばかりの桃色ツートンですよ。監督と演出家の考えがわかんねーよ、と思っていたらば、相米さんはこの映画を遺作として急逝してしまったのです。

結局、小道具は小道具らしく淡々と走るのみで、その異様な色彩以外には目立つところもなく、でも「なんでピンクとグレーで仕上げたのかなあ」と首を傾げさせる印象だけを残しました(それくらい映画の方は・・・だったので)

ところが「風花」のすぐ後に、相米さんの弟子にあたる西谷真一さんが監督第1作として作った「花」という映画に、車体色こそ全く違う淡い水色の、どこかで見たようなノマドが登場してきて、これは深夜番組の紹介コーナーで流れた予告編を偶然見ていて「げげっ」とテレビにかじりついたのでした。

「花」に関してはそのノマドのことをESCLEVにおいて書いた通り、西谷さんが相米さんに贈ったロードムービーとしてのメッセージだったようです。新宿の名画座でしか公開されなくて、とるものもとりあえず観に行ったら劇場では映画に関するアンケートと一言コメントの書ける用紙があったので、2つの映画とノマドのことについて質問を立ててみましたが、西谷さんからの連絡があるはずもなく、「風花」ではなぜエスクードだったのか、「花」でも同じエスクードをあてがったのはどんな意図だったのかについてはわからずじまいです。

縁というのは、どこかでつながっているのだなと今回思わされたのは、ある古本屋のソフトコーナーのワゴンセールの中から、このソフトを発見したことです。昨年の「あまちゃん」以来、小泉今日子さんが目の前をうろちょろする(しねーよ)わけです。民放では便乗して「マンハッタンラブストーリー」を再放送で流したし(宮城県の話)、続いて「最後から2番目の恋」も再放送した(やっぱり宮城の話)ら、それは「続編」の前振りだったし。で、「風花」の主演も彼女なのです。

小泉今日子さんといえば、冨田ゆり子(レモン)役は風俗嬢で、相手役の文部省職員澤城廉司役は浅野忠信さんでしたが、風俗店店長役で尾美としのりさんが出ているところはさかのぼって笑えます。ついでながら、ゆり子と廉司が道行きで泊まった温泉宿の親父が柄本明さんで、この人は別の役柄で「花」の主役の一人になります。

よーし、映像特典でメイキングも収録されているから、今まで知りえなかったエピソードも明らかになるかもしれないぞ! と買い求めて観てみたわけですが、なんといってもワゴンセールのシロモノ。終盤で読み込みができなくなるというおまけつきでした。ああっ・・・

誰っ!

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・・・お手数おかけしました

・・・お手数おかけしました

いい加減伸び放題の髪の毛をどうにかしようと、美容院に予約の電話を入れた後の話です。
予約表を見間違えたので連絡取ろうと、義弟1号に電話した美容師さん(義弟1号の幼馴染なのです)

義弟1号は「お兄さんのお嫁さんの携帯教えて」と聞かれ、嫁(義妹)に「兄嫁の電話番号何番?」と尋ねたという・・・
義妹に「兄嫁って誰っ?!」と聞き返され、半ばキレ気味に「風花さんだよっ!」と叫んだそうな・・・
「・・・あの後ケンカにならなかったかなぁ」と心配されましたよ。

まぁ、普段兄嫁とは呼ばないしねぇ(義弟は1号も2号も私の事は名前で呼んでくれます)だがしかし義妹よ。あーたの旦那の兄は一人しかおらんのだが・・・

負けそうになったら食ってしまえ

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otheloいつから売り出されていたのか知りませんが、これを発見した、よく立ち寄るパーキングエリアのご当地土産のコーナーには、連休前には置いていなかった。仙台へ戻る際の土産として買ってしまったので中味がどんなものなのかはわかりません。でもたぶん、ひっくり返すと白かったり黒かったりするんだろうねえ。

これでゲームをして負けそうになったら、食ってしまうのが一番ずるいか。

そこまで気付いていなかった

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気圧高度計COOLPIX-AW110を購入したのは、単にポケットに入るサイズで起動時ににゅるっとレンズが生えてこない仕様だったからでした。簡易防水やある程度の耐衝撃性があるというのはあとから知った性能。型遅れだから広角が28mmから(いま出ているやつは24mm)でしたが、これで広角は撮らないだろうと(撮ってます)あまり気にしませんでした。

が、使っていたら気圧数値が出てくるわ高度を量っているわ緯度経度まで記録しているわで、なんじこりゃ? な多機能さ。写真を紙焼きして鑑賞する時代は過去のことになってしまったのでしょうか。

今どきこの程度はスタンダードでしょ、などと言われそうなほど写真情報のデジタル化にびっくりですが、アウトドアコンデジを標榜するなら、あと一回り大きくていいからこの手の数字を電源オフでも表示してくれる液晶サブモニターがあった方が・・・と一瞬思ったけど、それ用に電池をつけてやらないと、あっという間に電池切れするのか。本体そのものは、ズームとストロボを多用しなければ、そこそこのカット数を撮れるのですが、それでも予備の電池は持っていたいところです。

しかしこれは危険だ。少なくともGPS機能はオミットしておかないと、これで撮った写真はSSレイドに使えないじゃないですか。

初収穫。

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こう見ると綺麗な形。

こう見ると綺麗な形。

去年の夏に繁茂しすぎたプチトマトに中てられて、株が半数以下になってしまった気の毒な苺が、地味ーに実ってました。
「もう少し待った方がいいかな」なんて様子をみていたら、先っぽを虫に齧られてしまった(涙)慌てて収穫したら、思ったより大きくなってました。
新月サンと半分こして食べましたが、ほったらかしで実ったわりには甘かったです。

林道行きませんかね?

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春山増税されたし高速の割引率も下がったしガソリン代も高止まりではありますが。

そろそろどこかへ行きたいですね。ってことで17日か18日あたりに福島市まで来られる人手をあげて!

と持ちかけたところ、パジェケンさんが

「18日お昼頃から」

と案内役を引き受けてくれたので、走りにまいりますよ。

今が一番いい時期なので。
 基本的には全線フラットダートで、新緑を眺めながら散歩するレベルを2ルート走ります。が、今年フラットかどうかは不明です。
幅員の割に交通量があるので、区間ごとに単独スタートとします。
枝線もありますが、こちらはノーマル車、傷つけたくない3代目はやめといたほうがいいでしょう。
集合場所と時間は、ミニストップ福島庭坂店で12時。
http://www.dokoda.net/shop/sc293291/mode=cvs
来られる人は必ず雷蔵までご連絡ください。
 

 

水炊き(この季節にか)

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スープが(も)旨っ♪

スープが(も)旨っ♪

電車でちょこっと小旅行気分味わった後、友達夫婦と合流して夕飯食べました。
そもそも、新月サンと(私の)友達の誕生祝いで食事しようかって話だったんだけど。予定が合わずズレにズレまくって4か月遅れのお祝い。その間にお互いの結婚記念日も過ぎました(笑)まぁ10ン年つつがなく過ごせたのがなによりよね。