日曜日、フィガロの積算走行距離が10万キロを刻みました。僕は助手席で道案内していたのですが、
「幌車と違って6桁あるんですねー」
「いや初代エスクードも中期型以降は6桁です」
ウエストウインでこの個体を確保してもらった時が9万6000キロだったので、意外に走っていません。エンジンは快調、エアコンもエスクード以上に(駐車中のBLUEらすかる)効きます。
霙曰く
「100m単位の目盛りの動きが速すぎます。これ絶対に50mで1回転してる」
だそうです。
暦の巡りからことしは土用の丑の日が二回あるらしいですが、これは本来なら24日の記事なんでしょうけれど、検証もせずに書いてしまいます。
土浦市内の国道6号バイパスを土用の丑の日がとっぷり暮れた日の夜中に走ると、河岸段丘を越えて高架道路の区間において、かば焼きのあのこおばしい香りが立ち込めていることがあるのです。
はい、きっと「そんなばかな」と思われても仕方ないので、思ってもらっていいです。しかしここ2年、土用の丑の日が明けた深夜に同じ香りを経験しているのです。覚えているのは割と無風でそれなりに湿度が上がっていて、曇天の夜だったこと。こういった気象条件が重なって、大気がよどんでいるところへ、街じゅうの料理店が鰻を焼き続けた夜ですから、ありうることなのではないかと。
これ以外にも、夜が明けるころ三郷から走って首都高の江戸橋ジャンクションにさしかかるあたりで、蕎麦つゆか何かのだしを取っている香りが、かなりの高確率でよぎりますよ。
よーしそんなら今夜確かめればいいじゃん。と思ったんですが、私事ながら本日の土曜日は医者にかかって血を抜かれたり検尿とったりで、診察やら会計やら処方された薬の受け取りなどその待ち時間でかえってばてそうなので、夜中に出かけるなんてやらないです。
だから信用されないんだよなあ。
とかやっていて、さて壱の土用だとそわそわしていたら、とんでもないことが降りかかってきまして。その顛末は弐の土用のときにでも←なにを出し惜しみするのか
つい親父ギャグな表題にしてしまいましたが、「カルカッタ」という名の料理は存在しません。木更津市にある「れすとらんさぼーる」で出てくる、ドライカレーにカレールーをのせた料理が、この店の名付でそう呼ばれています。
偶然に立ち寄り巡り会ってしまった献立表の謎の「カルカッタ」は、僕が知らなかっただけで有名な一品のようです。
一合ちょっとのドライカレーにルーをのせたスタンダードから、とんかつ、チキンカツ、ハンバーグ、エビフライのいずれかをトッピングしたバリエーション展開。量的に食ったら汗だくになりますが、米の炊き込みにずいぶん水けを残した感じでドライという風味ではなかった。「コルタカは昔はイギリス領インド帝国の首都でした。そこに敬意を表してインドの雰囲気を名前としたんです」というのがお店の説明でした。評判ほどに辛くはなかった・・・
ハイストーリーからこの秋にリリースされるというエスクードノマド。しかもV6の2000モデルです。2色出すならもう1色の紺もやってよと言いたいところと、ショートはどうなるのよ出ないのかよ? などと気になることもあるわけですが、このパターンで待っていれば、いずれ直4の2000も出てくるかもしれない(でもV6で2500はきっと無いよねえ)。デビュー30周年のときにテンロクシリーズ、35周年目前でこれですから、40周年あたりで直4の2000とか・・・
正式に予約も開始されていますが、スキューバブルーメタリックもちゃんとラインナップされていました。
それにしてもなぜスチールホイール? あくまでも標準仕様ということなのか。TA/TD11W用アルミホイールって人気デザインだったんですけどねえ。うちの61Wもそれ履いてる。
ぷらすBLUEが310000キロまであとわずかだというので、昨日の早朝、霙の出勤前に裏山へひとっ走りさせて撮影をしたのですが、おっとびっくりな稜線上の駐車場が満車状態。たぶんグランピングに来ている連休観光客のクルマたちでしょう。
そこを素通りして裏山林道ターマックの入り口で試算通りのカウントとなりました。相変わらずエアコン直ってません。
それはいいんだけどね(いや全然良くない)、麓までクルマで来て裏山林道をハイキングする人が、いつの間にこんなに沢山になったの? という驚き。舗装でも林道ですから補助灯を点灯させ、時速20キロ以下で下ってますが、まあこの人たちと視線が合うと一様に「何しに来やがった車なんかで」って顔つきなわけです。あんたらこそ違法駐車だし何年も前から歩いてるわけじゃないじゃん。こっちは四十年以上生活道路として使ってんだい。と思ったけど会釈して通過の朝でした。
封切りから30年になります。監督が「照れ隠しの思いで作った」とか謙遜しながらコメントしていたのを覚えていますが、少年少女向けでなければスタジオジブリの作品ではないなどとは、誰も考えていなかったのではないか。大人の世界の格好つけと狡猾さとこっばずかしさを、子供のうちは理解できなくとも、その子供たちもきっと、30年もしたらわかるもんじゃないですか。だけど霙あたりに聞くと「この話って難しくて」と言われちゃいます。単純明快なドラマなんですけどね。
「脳が沸騰して煮詰まったおっさんのために作った」という監督の別のコメントのように、上から無理難題押し付けられ下からは足を引っ張られていた当時の自分には、逃げ場所が欲しかった。30年前だとまじめな話、現実逃避のために観た作品でした。でもって今、ポルコ・ロッソの20代から30代半ばの葛藤やら苦悩やらを隠した振る舞いを見ていると、「へへっ、若いな」とか思っちゃうところがあらためて哀しい気もしますが、現実逃避から普通の娯楽に変ったってことね。
三月に封切られていた「ブルーサーマル」のソフトがリリースされたので、映画館に行けなかったこのアニメーションドラマを遅れて観ることができました。原作のコミックスはずいぶん前に既読(細かいところを忘れてる)
長崎から上京した女子大生が航空部に転がり込んで、グライダ操縦に非凡な才能を見出されるお話です。
ブルーサーマルというのは、青天の空で雲の発生を伴わない上昇気流を示すそうです。言わずもがなド素人の主人公は、コクピット内から機体が受ける振動や自らの空間認識能力で、ベテラン並みにこれを見つけ出し、グライダーの高度を上げていくわけです。原作も打ち切られた経緯があるため、アニメの方も大団円は巻き巻きしながらまとめて消化不良でしたが、コミカライズで伏字としていた地名などが現実世界としてリアル表現されていたのは良かった。
しかしですね、この青凪大学の航空部員、RAV4に乗ってやがると思われる背景画が多用されて、なんだよー(笑)と憤り気味です。でもって後半、こんなSUVがちらっと動画で現れてぬか喜びされられてしまうんですよ。まあ物語とは全く関係ないんでどうでも良い部分です。
このドラマ、度胸のあるプロデューサーがいれば、アニメでないジャンルで映像化してもいいと感じます。