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  ~懲りない傾向~

片道95kmで残り115kmのめんどくさい朝

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この日、前日夕方までの予定では基地から柏まで行って戻るだけだったので、84万キロのメータを撮影するのは楽勝のはずだったのです。

が、夜になって仕事の相手方から「現地でなくて当社へお越しください」という電話が入り、もくろみが全部崩れる事態に。オドメータの残り距離は115km、行き先まで距離を測ると95km。この差をどうやって埋めるんだよ帰りの首都高上で踏んじゃったらクルマ止められないよ。

目的地からの帰路で適当な場所を探すにも都内だから見つけ出すのが困難。あーめんどくせーっと相手方を呪いかけたところに電球がともりました。

「往路で踏んじゃえばいいんじゃん」

というわけで、基地を出た後高速のインターへ上がるまでに差分を消すためあり得ない遠回りをしてですね、目的地到着と同時に84万キロに至りました。

俺って天才? と言いたいところですが、100人中99人には「ばか」と呼ばれること請け合いです。けれども、いわゆるキリ番とったとか逃したとかの世界には、この手の苦心努力が不可欠なのです。

伊福部さんより小六さん派

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唐突にゴジラ(1984)の「防衛隊」という楽曲が聴きたくなり、取り寄せた1枚です。映画じゃ防衛隊などとは一度も呼ばれていない、自衛隊が海上でゴジラ索敵をするシーンと、三原山に人工噴火用爆薬を仕込むシーンに流れる短い楽曲は、たぶんこのゴジラ映画中最も美しく力強いい旋律です。作曲は小六禮次郎さん。すぎやまこういちさんの弟子だとかで、そう聞くとなるほどなーと思わされる。劇場版伝説巨神イデオンの「ソロシップ」なども手掛けています。

にもかかわらず、このCD。ライナーノーツには名前が出ているけれど、盤側の打ち込みデータには伊福部さんはもちろんすぎやまさん、服部隆之さんなど名前が刻まれているのに、小六さんだけ「Various Artists」扱いって、ひでー。

海をめざして翼をひらく

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鋼の機体、戻って参りました。タイヤハウスの大穴は錆止めとともにパッチを当てて溶接していただき、上塗りで修復完了です。

が・・・運転席ドアのストライカーが故障し、内側から開けられなくなったという間抜けな展開に。まるでどこかの壊れたら修理効かない(わけではないけど)ウォーカーマシンみたいです。2月に書き忘れてましたが、「戦闘メカザブングル」はことし40周年。

絶妙にすれ違った日

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先日来SSSレイドの攻略が相次ぎあわただしく新規課題をアップロードしているのですが、その新規課題がまた即座に攻略され、1個くらい一番乗りしたいよなあと霙を伴い出かけたわけですよ。

一番乗りの場所へ向かう途中、出題してもらったお礼参りにもと、青影さんからの出題地に立ち寄ったのが昼のちょっと前です。

そこからSSSレイドの梯子に至り、夕方基地に帰宅したらば、青影さんから新しい攻略のメールが着信しており、開けてみてびっくりの「到着時刻」。

同着です。場所は異なりましたが。もうこういうのは嬉しくなっちゃうわけですよ。天候は生憎でしたけど、エアコン使えないぷらすBLUEにはちょうどいい外気温でした。

 

一人前百円の真骨頂

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池袋界隈で、ずいぶん昔に何度か通ったラーメン屋の福しんでは、都内など六か所に「冷凍商品の自動販売機」を設置しています。

していますって、現地でそれを発見するまで知らなかったんですけどね。へー、冷凍化されたラーメンキットやら叉焼やらチャーハンやら餃子やらをこんなところで買えるのかと、ラーメンと叉焼とチャーハンを購入しました。

保冷バッグを持ち歩いていたのは幸いでした。帰宅してそれぞれ解凍しつつ作ってみたらば、実に久しぶりの福しんの醤油ラーメン(醤油スープ×2、味噌スープ×2で麺4人前)を食えましたですよ。これで400円税込みは素晴らしい。おこげ部分がパリパリのチャーハン(2人前700円)、濃厚味付けで柔らかな厚切り叉焼(10枚700円)も、自販機で買ってきたとは思えない味わいでした。まあその、その近くまで仕事で出た高速代や燃料代のことは聞かないで・・・

二番手の仕事の手際

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天井に(椅子を使って)手が届くのは、我が家では僕と霙だけです。これは霙にとっては諸刃の剣で、自慢もできるけれどすぐに駆り出される。

次女と同時に末っ子ですから、身長も中学生くらいまでは我が家で一番のおちびでした。「米を縦に食え」(「夢見るころを過ぎても」の筒井恭一に由来)とアドバイスした結果です。

天井と言ったら照明器具の故障です。LED化されてはいませんが、最近の蛍光管はグローランプを必要としないので、点灯したりしなかったりというのは本体か蛍光管の寿命かどちらかなんですが、小玉球はちゃんと灯るので蛍光管だろうと交換。しかし知らなかったよ。リフォームした時に取り付けた証明ですが、ペンダントから釣り紐のスイッチが無かったから想定もしていなかった。なんと壁のスイッチがロータリースイッチになっていました。

謎の改造人間 中編

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変身、超人的身体能力。人間の体を強化させる生体技術である「改造」は、どこまでが生化学でどこからが機械的補完なのか、それぞれのアプローチの仕方で異なるようです。キカイダーは全面的なアンドロイドですが、ハカイダーは脳髄とその維持システムが生体である改造人間。とすると、脳だけ生のままならたいていの場合サイボーグになるのでしょうけれど、ショッカーが作り出すのは「改造人間」です。そう綴られたら、機械的補完領域は極めて小さくしてほしいじゃないですか。

改造人間の容姿はそのモチーフに取り入れられた生物によって驚くほど変化しています。彼らの特殊能力は別として、およそ考えられるだけのバリエーションを産み出せながらも、素体(時々人間じゃないこともありますが)からヒト型との融合改造を行うにあたり、基礎部分の統一は図られているような気がします。

それが骨格や生体組織強化策で、これらは遺伝子レベルの改造の第一段階。次にモチーフ生物との融合となる第二段階での改変があるのかもしれません。とある「財団」では三段階に分類していました。これと、必要に応じた機械補完機構の大小によって、各改造人間の仕様が具体化していると仮定します。

ヒト・バッタ融合型改造人間の場合、解釈が諸説ありますが、強化された身体に防護服と仮面を取りつけることで外見の変化が果たされ、体内において「タイフーン」から入力された風力が何ものかに変換され更なる身体強化と瞬発力や持久力を発揮させる。と、これも諸説の一つとして掲げてみます。

前編で否定した「反応炉」タイプは、おそらく超小型であろうともそれほどの大エネルギーを必要としないし、運用コストを考えても現実的でないとすれば、変換された風力エネルギーを電気的に使用し、アドレナリンやセロトニンなど体内、脳内の多数の分泌物生成と循環を促し制御する「ドーピング」タイプであった方が、ショッカーの内情的には首領も納得するのではないでしょうか。

このドーピングを高度に制御できるタイプは、変身とその解除を繰り返せる能力も要求されるため、外骨格防護服(これをどうやって出現させ装備、排除するかは別の問題)と仮面を利用した方が、特に脳髄への悪影響を留められるのかもしれません。脳改造はショッカー首領の操り人形になるという枷とともに、ドーピングをスムースに進める効能を持っているのでしょう。その必要のない幹部格以下のコマンド改造人間には、変身能力自体が与えられていないか、装備されていても繰り返し使用すれば身を滅ぼす限界があると思われます。

本郷猛、一文字隼人とも、脳改造直前にショッカーを脱出できており、脳髄へのドーピング指令が十分に行きわたっていたのかどうかは、この仮説の疑問点です。ただし身体改造の側ではそれらの循環系強化が済んでいるため、変身に伴う脳髄や神経系への刺激は強制的に発生するでしょうから、極めて不快か激痛を誘発するのではないか。細胞配列を変化させ「別の生物融合体」にまで容姿を変えずに済む分、強靭な精神力によってこれらの壁を乗り越えているのだろうと考えてみます。

 

 

イワダレソウとヒメイワダレソウ

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クマツヅラ科の常緑性多年草である「イワダレソウ」は、日本原産と言われ伊豆半島や南西諸島の海岸地に自生している地被植物。「クラピア」と呼ばれます。地球全土には約200種が存在するそうですが、そのうちの「イワダレソウ」の変種とされる「ヒメイワダレソウ」は外来であり、環境省の被害防止特定外来種リストの重点対策外来種として「生態系を変えてしまうので植えてはならない」とされています。「ヒメイワダレソウ」の別名は「リッピア」或いは「リピア」。

しかしですよ。

「ヒメイワダレソウ」が「イワダレソウ」の変種だとするならば、「イワダレソウ」の種は何者なのか。外来種に対する和種という構図を短絡的に当てはめると、「イワダレソウ」は地球種に相当するとも言い換えられます。同一文明ではなかったとしても、「ヒメイワダレソウ」はなんらかの変異を遂げた種の一人なのではないでしょうか。

誠実、絆といった花言葉を持ちながら、なんという皮肉な名前が、神永新二と邂逅した外星人に与えられていたものです。

 

容易いことのはずなんです

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「宇宙兄弟」の41巻が手元に届き、雑誌掲載から数ヶ月遅れで読むこと数十分。掲載分の話数のなかに、このドラマの主役である南波兄弟と仲間達の世界に対するメッセージが出てきて、現実社会とのギャップにちょっとため息をつかされます。

この表紙にも描かれている、アメリカ・ロシア合同ミッションのチームメッセージを表すエンブレムがそれです。

6人の宇宙飛行士を示す8ピースのケーキと、その周囲に書き込まれた「僕らは宇宙兄弟」「容易いことさ」というメッセージは、雑誌初出だとことしの1月あたりでしょうか。ウクライナ情勢についてアメリカとロシアがすったもんだしている頃で、ロシアによるカザフスタン暴動鎮圧が行われたあたり。一か月後にウクライナへの侵攻が始まったのです。

「宇宙兄弟」のドラマの舞台は、アポロ11の月面着陸から60年後という近未来ですが、南波六太が月から放ったこのメッセージは、アームストロングメッセージ以来の名言として称えられ、月においてアメリカとロシアの各チームに分かれた南波兄弟が、両国の架け橋のように合同チームの一員として行動しています。いやきっとね、現実社会の多くのロシアの人々も、日常に関してはこういう心情なんじゃないかなあと思うと、ため息だってでてきますよ。

いやほんとにエスクードなんか影も形もない

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「POPEYE」が車の特集を組んでいて、日産パイクカーの企画ページがあるというので実に天文学的久しぶりに買ってみたわけですが、パイクカー以外にもたくさんのジャンルのユーザー拘りの、と思しき車たちがぞろぞろと載っています。この手の雑誌ですから選択される車には拘りと偏りがあふれており、四駆と言えばランドクルーザーなうえに、そういったラダーフレーム四駆のごつい世界をスタイリッシュに変化させた事例にはラヴフォー(まま)が出てくるのです。

まあどうでもいいけどさー。と、こんな企画にエスクードなんか取り上げてもらえるわけない前提でページを送って行ったらば・・・ホントなのかにわかなのかよくわかりませんが、ニューヨークのビーター(ポンコツとかぼろぼろとか)カークラブの記事があり、この人々の集合写真になんか見たことのあるスズキが2種。日本円なら50000円で買ったトラッカー、ビールケースと交換したメトロとか、それらぼろぼろなやつらをを直して乗り回しているとか・・・

それでか!

つまりこれはスズキとGМが開発したジオ・トラッカーであり、エスクードであってはならないという意図が見え隠れするんだもん。普段着以上に作業着レベルになじませている風景は微笑ましいけれど、お前らなあっ、と言いたくなりそう。まあひどい雑誌ですわ。