Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

仮定に仮定を重ねた憶測な話ですよ

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展示車にも試乗車にも恵まれない田舎ですので、以下の対話はこちらもディーラーさんも「多分こうなんじゃないかな?」というレベルの憶測でやっています。

「ずばり乗り出し価格と待ち期間どんなものですか?」

「下取り車の前提無しで・・・300万円くらいの、納車は全く見当つかずですが半年ほど以内ではないかと」

「これは下取り車の前提無しで、オプションをつけていない状態でしょうから、もう少し上があると考えるべきですよね」

「ハンガリーも含めた世界情勢が不安定ですし、半導体不足もずっと続いているので、年間1200台の販売目標を全都道府県割り当てで計算しても、お待たせしてしまうことは避けられないかと思われます。まず試乗車のひとつも手に入れませんとねえ」

ごもっともなお話です。6速AGSってどんな乗り味なのかは試してみたいじゃないですか。この対話の中では、一つ前のソリオに搭載されていたシステムに対して、マニュアルモードを付加した、ソリオよりも使い出としてふさわしいモデルがエスクードだというご意見もいただきました。

などという対話をしている最中、Cyber-Kさんから「最初に出かけた店舗で展示車が高知県に入ってくる見通しは立っていないと言われたんですが、別のディーラーに行ったら現車がありましたよ」と写真添付のメールが着信しておりました。

おお、高知県はこっちと違って都会だ! と思ったらこっちにも4店舗ほど展示車がありましたよ。

あるのなら見ておこうと河岸を変えて訪ねてみると、Kさんが対面したものとは異なるツートンカラーのモデル。297万円に塗装代が加わり堂々の301万4000円(まあ一応絶句)

「ずばり(以下略)」

「まあこれにオーディオとか付けて340万くらいにはなるかと」

「どのくらい待ちを想定していますか?」

「半年・・・はいらないかな。それでも5か月ほどと読んでいます。とりあえずこの車体は連休明けあたりにナンバーとって試乗できるようにします」

サニーと入れ替えというよこしまな考えはあるのですが、そのサニーはめでたく車検に出されてしまいました。

 

 

 

 

受注休止していただけのマイナーチェンジ

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報道管制など効かないSNSの時代ですが、発表前に余計な手出しをしてはならないので、細かいことはあとで追記。五代目へのフルモデルチェンジではなく、四代目二度目の大掛かりなマイナーチェンジ。ずっと前から示唆してきた通りストロングハイブリッドを搭載し、1500cc直4との組み合わせ。失笑ものなのは、ここまでどのニュースサイトも出力情報を書けていないか、間違えている。エンジン側で74kw、モーター側で24.6kw。風花さんとこの限定車色がスタンダード化します。

2,970,000円~ 3,014,000円。と、そこから入るのもいやらしいかもしれませんが、なかなか強気なメーカー希望小売価格です。欧州じゃ早くも「高い」と言われています。国内仕様はエコカー減税の対象ではあります。ターボエンジンからハイブリッドへの変更は、いくらか高回転化され、エンジン単体での出力もトルクも若干小さくなりました。国交省審査の燃料消費率は市街地17.4km/ℓ、郊外および高速道路20.3km/ℓで、おおむね19.6km/ℓと、うちのハスラーターボ四駆なみです。

6速オートギヤシフトは、マニュアルミッションじゃなければだめだという人々にどう評価されるのか、乗ってみなければわかりません。マニュアル仕様時にはEV側の駆動は休止するので、ターボなしで5500回転(最大出力)まで回る、というフィーリングが問われるのかもしれませんが、このあたりがもう過去のエスクードとの決定的な走らせ方の違いでしょう。もっとも初代の頃の2000ccV6などは、4ATだとエンジンを回さないとトルクバンドを維持できませんでしたが。

AllGripも健在です。4WD側の性能を引き出すSNOWモード、LOCKモード、おそらく多用されるであろうSPORTSモードはエンジン単体での走行となり、これらを選択しないシーンでは標準、エコモードのボタン切り替えでEVとしての能力を発揮する設定。過去にリッター17キロで走らせていた初代ユーザーもいらっしゃいましたが、それは相応の努力を強いられていたわけで、エスクードで実燃費リッター15キロくらいを走れるなら、申し分ないと感じます。

これってМCなの?

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と問いかけたらば、自信たっぷりな「四代目のマイナーチェンジです」という若手営業マンの答え。

型式も機種記号も変わっているのは、ハイブリッド化されたからですが、ガワはほぼそのままなので、マイナーチェンジなんだそうです。

「1400のときには価格が刷り込まれていたけど、これいくらなの?」

「実は21日まで私共も知らされてません」

・・・ほんとかよー?

そういう対話の帰り道

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オランダに出荷される新型ビターラの価格が28250ユーロという凄い価格。円換算したら在りし日のRVブームでのパジェロやビッグホーンのスタンダード路線に迫っています。なんでこんな強気の価格なのかと思ったら、

「強気じゃなくて、CО2排出削減基準を満たせていないペナルティが加算されているんだよ」

と、二階堂裕さんが教えてくれました。ビターラの場合円換算で約60万円分が上乗せになっているとか(まあそれを差し引いても強気な気がするけど)。世界中の自動車メーカーがこれに引っかかっていて、オールクリアしているのはトヨタだけだそうです。

どういう仕組みかというと、削減量を各メーカーごとにすべての車種で審査していって、全体で基準にどれだけ適合しているかいないかが照合される。オーバーしていれば車種ごとにペナルティを支払わされ、その付けが価格にというなかなか理不尽なことになっているようです。これはスズキに限ったことではないので誤解の無いように。

「トヨタはアメリカでプリウスが売れているからね。そのうえ全車種EV戦略も後押しする」

そういうことなのか豊田章男社長の「全部本気」宣言は。

仮にそんな価格帯で日本に持ってきたら、まず売りようがない。もしも国内投入が実現するとき、据え置きか少し値上げ程度だったら、世界的にお買い得とも考えられるかもしれません。ただしウクライナ戦争のあおりでポーランドがハンガリーと何となく断絶してしまったり、円安の経済が横たわるので、予断を許さない面もあります。

「でもねー。メーカーに言わせると、エスクードの販売は終了ではなくて『休止中』と言っているんだよね」

その言葉通り、新型は21日に発表され販売がスタートするとのこと。カタログ落ちは事実でしたが、まあ巷の「ラインナップから消えた」騒ぎは不確定要素に飛びつくのが早すぎな顛末となりました。

そんな対話の帰り道。先を急いでいたため立ち寄ることができなかったのですが、こんな風景を見かけてしまいましたよ。

 

クロさんちのクロちゃんがクロちゃんだけ居た

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バイザーの件ですが、渡辺さんがお持ちの在庫部品にエスクード用の右前だけあったそうです。
まぁ奇蹟とでも申しましょうか(笑)

今日は先客としてクロサンちのクロちゃんが入庫してました。
やっぱり素っぴん美人ですなぁ(笑)

という和邇さんからの連絡をいただき、渡辺代表に電話を入れながらフジ・オートにドアバイザーを引き取りに行けば、クロさんちのクロちゃんがクロちゃんだけ(いつの間にか和邇家ではそう呼ばれているらしい)いらっしゃいましたよ。

で、バイザーですがありがたく受け取り、実は角型(割れた方)でなく丸型であることについては「アンシンメトリックでかえって良い」とほくそ笑んでおります。

台風が来なければ10月9日

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お子さんがいらして運動会などの行事が絡んでいたら大変申し訳ありませんが、この日を予定にエスクードミーティングを開くことになります。場所は神奈川県の相模川河畔です。なんで今から告知していくのかといえば、来年のエスクード誕生35周年をターゲットとした企画のためです。最低限、スーパースージー誌上にページを割くことを取りつけています。より沢山の歴代ユーザーさんに時間をいただきたいので、今のうちから日程を絞っていきます。

前回、30周年の折にはオンタイムでミーティングを開けましたが、それがダメだったらという保険と、30周年の日に公開するウェブ企画のために、前倒しミーティングも行いました。ここまではエスクードというブランドが健在でしたが、今回は「休止」という複雑な心境の中での企画です。マイナーチェンジでも五代目でもいいから、復活を願ってユーザーさんの声をぶつけていきたいと考えています。てことは、年内にもこれを通じた記事を用意しないといけない。

詳細は随時お知らせしていきますので、多くの皆さんのご協力をいただきたいと、お願いします。

エイプリルフールなどではありませんからね

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30周年のときに企画倒れしたモノの再燃と言われればそれまでですが、2023年のエスクード誕生35周年に向けて、Tシャツを作成することにしました。単価1000円税別を目指して努力するつもり(つもりです)として、オーダーが100を越えたら実行します。

詳細は固定ページにも記載します。あちらにはコメントはできませんので、欲しいという方のみ、ご意見などを本欄にどうぞ。

恥の上塗りの二度塗り

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スズキ 初代エスクードがデビューしたのは1989年のこと」

ほんと馬鹿丸出しの書き出し。以前も別サイトで同じことをやらかしていましたが、学習能力が全くない。

「クロスカントリーセダン」というコンセプトで登場した初代エスクード・・・というキャプションも二代目のキャッチコピーでこれまた余所と同じ轍を踏む。

そんなんで給料とか原稿料貰ってるの恥じなさいよ

月に届いた日

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10年前の3月19日。日本海側は大雪で、太平洋側もドカ雪で、日付が変わるころは東北道と秋田道が通行止めになり、翌日に秋田県の森吉山まで行かねばならなかった僕は、大慌てで(道を良く知らなかった)仙台の作戦室を出発し、山越えして国道13号で北上していました。

もうこの夜から朝にかけて、東北地方の雪道のすべてのコンディションを経験したという感じでした。

森吉山で仕事を終わらせた頃には、雪雲は東北地方を去り、明るいうちに引き上げられればアイスバーンも無いかなというくらいに天候が回復しました。現地は八郎潟にもそれほど遠くなく、あまりの寒さも手伝い、大潟村にあるポルダー潟の湯につかって暖を取った後、経度緯度公会点に立ち寄りました。

ここでこの日(2012年3月20日)、BLUEらすかるは月までの往路を走り切ったのです。

そりゃ嬉しかったですよ。夜通し怖い思いをしながら宮城から秋田まで走った褒美が転がり込んできた気分でした。人生2度目の月到達という(世の中としては何の役にも立たない)履歴も刻むことができたから。

あれから10年です。中古車で8万キロちょっと走っていた車の方は2年前一足先に月から帰還し、僕自身はあと2万キロちょっとで帰ってくる予定です。

ちなみに3月20日というと、2001年に先代らすかるが30万キロを越えた日でもあります。それをすっかり忘れており、昨日のことですが、BLUEらすかるの積算走行距離は83万キロになりました。

いかん、1日ずれちゃったよ。忘れているとこういうものです。まあずれたからって世の中には何の影響もありませんからご安心ください。

ただし毎度の記録を逃すわけにはいかないので、こういう日はどこを経由してどこまで走るかを、一応計算して出かけています。今回は120キロ程度の走行で、到着時の誤差はゴール地点100メートル手前ででした。

実際には「うわー、ちょっと危なかった」です。

Team WESTWIN Warriors#170

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明日開幕となるTDA2022第一戦に、かつてパジェロエボリューションの後藤誠司くんをエスクードコンバーチブルで打ち破り、ウエストウインとの数奇な縁をもたらした磯田貞治さんが久しぶりに参戦します。現在はジムニーを使っているはずで、アンフィニクラスへのエントリー。

「恋の浦遠いけどレース翌日が祝日だからね」

などという飄々とした笑い声が聞こえてきそうです。何が起こるのかというと、実は「磯田対後藤」のカードは過去に何度か繰り広げられましたが、「磯田対川添」は初顔合わせになるのです(一回千葉であったんですが、あれは1台ずつのタイムトライアルで、川添君はパジェロミニだったからカウント外)

「他のチームにも強豪はいますが、この対決ほど凄いレースはないんじゃないでしょうか。現在悲鳴を上げているTA52Wのフロントデフをいじって寝る間もありません。ドライブシャフトはハンガーの高田さんが目分量で切り出してくれています」

川添、梅津両名とも、デフの壊れ方が同じだそうで、パワーバンド内でのギアの変更に機械の方が追随できない負荷をかけているようです。走らせ方の問題なのですがもはやそこは負荷軽減の対策で切り抜けるしかない。あー、そう来たかという改修が見受けられます。

福岡は今週後半が天候不順。20日は曇天のようですが、コースコンディションとコースレイアウトの攻略も見逃せません。