先日のフォント問題で、TA01Wさんとsuuuさんが手持ちのフォントファイルやクリンナップデータを持ち寄ってくれまして、オリジナルのフォントを今の機材に読み込ませることができました。まさしく、なんて言ってたのは誰だよ(汗)
これで計画の検討開始が可能となります。何を作るかはこれからですが、胸元と背中に使うと単価が上がるかねえ。
もう何年・・・何十年も手書きでのレタリングをやらなくなっているため、図版やら文字デザインやらはパソコン上のペイントソフトに頼りきり。この頼りきりというのが災いして、作成にかかったデザインの「product by ESCLEV」の文字列に使っているフォントを呼び出せなくなり頓挫しております。
「あるはず」のフォントが、リスト内に見当たらなくなっているのです。
ESCLEVのロゴは、TA01Wさんが手製の切り文字で作ってくれたものがルーツで、これはBLUEらすかるのリアハッチ上部に今でも健在です。これをもとに、ステッカーも同一フォントを使って作りました。
まずフォント名を覚えもせずにソフト頼りでリストから読み込んでいたのがいけない。やむなくすべてのフォントで文字列を書いてみるも、目当てのフォントが見つかりません。
МSペイントが読み込むフォントって、OSの更新などで消えてしまうことってあるんでしょうか?
というわけで、コメントのやりとりをしたその後
ふと思い立って、職場の機材でMSペイントを立ち上げ、フォント欄をスクロールしていったら、bauhaus93というフォントにつきあたりました。
細部が異なるけれどまさしくこれです。機材のOSはWIN10pro。あとでこっちからフォントデータを移植しよう(その前に仕事しろよ)
TDA2022年シーズンが今月下旬からスタートします。ここ数年、リミテッドクラスへの参加者が増えており、地方のモータースポーツでは過小評価と云われるくらいの知名度を持つようになっています。
それはそれで、主催者側には嬉しい悩みだそうです。全5回の内3回をリミテッド、2回をアンフィニに振り分ける必要もありそうです。
そういった試みは悪いことではないでしょう。エントリーマシンの改造車レベルもどんどん上がっているし、高性能・ハイテクニック同士の競技に特化したステージに集中でき、リミテッドにおいてはビギナーの受け入れも厚みが出ます。
「いやいや、そこは理想なんですけど、株分け案はあくまで『案』です。大会スタッフが忙殺されていることもあって、どうなっちゃうかなーという心境です」
島監督は苦笑いしています。その背景にはもうひとつの『案』が浮かんでおり、TDAを他所の地域で開催したいという提案があるとか。その際のレギュレーションづくりや、もっと大事なところでビジネスライクに行くのかTDAを育ててきた福岡の理念を重んじるのかという根っこの部分が絡んでくるのです。
「大会が増えるのはありがたいことですが、スポンサーも探さなくてはならないし、他所での開催となれば私たちの手を離れていくのも必定。しっかりしたものを手渡さなくてはいけない半面、がっちりと引き継いでもらえるかどうかも課題でしょう」
TDAをここまで盛り立ててきた人々には、その誇りがあるでしょう。しかし十中八九とは言わないけれど、別の場所で別の人々が手掛けていけば、少なからず変質は進んでいくものですから、いっそのことTDAを名乗れるのは福岡のみで、そこから巣立ったレースには新たにTDBとでも名付けてあげればいいのではないかと思います。
Twitterで「エスクード好きの人に」と薦めている人がいらっしゃった「白いトリュフの宿る森」に、北イタリアなので古いビターラが登場しているそうです。トリュフハンターの一人が、トリュフ犬を解き放つシーンが予告編でも見られます。
を? と思わされるのは、このビターラのリアハッチ。板を後付けしているようですが、「内側からの開閉ノブ」がある。
情けなくも映画のタイトルを失念してしまったのですが90年代、やはり洋画で精神科医が乗っているビターラのリアハッチが「内側から開けられる」と話題になったことがありました。失念しちゃうくらいだからその映画を観たことも無いんですが、そうかこういう機構になっていたんだと、本編の魅力そっちのけで見入ってしまいました。
本編においてはちょこちょこ出て来ても全体像がなかなか映らない。映ったときは夜道でスタックしていたという・・・その後のチルホール作業でようやくフロントが映ります。
午後からの仕事がRV4ワイルドグースから30キロくらいのところだったので、同店とSSC出版にお邪魔してきまして、行くとだいたいこういうことになります。
「あーそうか、俺のは5ナンバーだけど、雷蔵さんのは3ナンバーなんだね」
「エンジン以外は何から何まで一緒ですけどねえ」
などという与太話をしに行ったわけではなく、BLUEらすかるのスコップホルダーがそろそろ変え時なので、これを購入に立ち寄ったのですが、何年かするうちにスコップホルダーの構造もだいぶ変更されていて、正直言うと昔の方が良かったなーという感想。あとはお茶をいただきながら来年に向けての謀をいろいろと話してきました。5月ごろから10月あたりにかけて、ちょっと歴代モデルのユーザーさんの力をお借りすることになります。
既にエンジンの提供提案が出ているようなので(実は島社長と噂話していたとおりの展開になっていました)、これらはチヒロ君が経験値のため自ら買い付けていくのがよろしいでしょう。そういえばこっちの方面でも以前、AMGさんが部品探しでたどり着いて一切合切買い取ってきたと話していた幌車用ストックでしたが、まだあるんだと驚きです。それ以前になんとも不思議な縁というか、案外せまいのな、世間て。と思ったりしています。
それにつけても、周囲の人々の親切な反応はありがたいお話です。そのうえで、即答しているだーぱるさんの提案に乗って、G13Aのヘッドも買い取ってきてツインカム化するというアイデアは、悪くないです。ただ、G16Aって思ったよりもロングストローク(当社比)でもあり、ツインカムになった、と言う程度の認識と思わないと、また痛い目に遭うかもしれません。
チヒロ君はとにかく、このエンジンを積んだエスクードの特性や挙動を思い出し、どこが限界かを見極めることが大事ですね。
今日あたり、ぷらすBLUEのオドメータが三周めを回って四周目に移行する予定です。
先代のらすかるに乗っていた90年代は、30万キロを越えていくというのは夢物語に近い時代でした。2006年秋に7万キロ台から走らせ始めていますが、実際にここまでこられるとは思っていませんでした。
ここからあと8万4千キロ行ければ、我が家では3度目の月到達になるわけですが、そんなに甘くないことも経験済みなので、無理せず長持ちさせたいのが本音です。
最近TD62Wの車検を通したSIDEKICKさんによると、KYBのNew-SRの適合表から二代目エスクードが抹消されるという話。次の交換時はモンロー一本化するしかないようです。いろいろと維持に対する壁も厚く高くなっています。
そんなわけで、夜明け前に僕が往復120キロ走って一旦仕事から帰宅し、公休日の霙にスイッチして30万キロを刻みました。
カウントゼロに戻ってしまうのはなんとなく味気ないです。新車に脱皮するわけでもないし。
先日、TDAの公式練習走行会にて、川添君のTA52Wがドライブシャフト破損、梅津君のTA01Rはもっと深刻な、オーバーレブによるエンジン本体破損を招きました。休眠中のTA51Wも二番シリンダーが動かない状態で、今シーズン初戦の3月20日までに修理が可能なのは52Wのみのようです。福井での耐久レースに使用したジムニーを、車体側の破損はそのままにして梅津くん用にセッティングしなければならないかもしれません。
「01Rは、そもそもリミテッドクラスのために作られた車両なので、同じG16A以外のエンジン載せ替えができません。そのリミテッドクラスでの競技であれば、ノーマル100馬力のエンジンでも、今の段階ならば負けない戦いは可能。これを幾度もオーバーレブさせるという運転の仕方は、周囲が『馬力の小さな車はこうやって走らせる』などの、耐久性度外視の助言をしたからでしょう」
島監督によれば、中古車のテンロクエスクードを買ってくるほど潤沢な予算はないので、リビルドエンジンが調達できなければ出走はできないそうです。幸か不幸か、初戦の日は梅津くんの整備士資格試験日でもあり、エントリー自体無理なのですが。
こうなると、梅津君の「エスクードで戦いたい」という要望は、一時的であるにせよ取り下げてもらうしかない。周囲のチームの車両がどんどんパワーアップしてくる中、エンジンが手に入っても、それを使いこなす腕前と戦術が身に付かなければ、ノーマルエンジンで勝ちをもぎ取ってきたウエストウインの戦略に再考の余地が出てくるかもしれない。
梅津君には酷な話になりますが、それでもエスクードでやるのか? という選択肢を切るとしたら、出世払いにしてでも梅津くん自身がエンジンなり中古車を買い付けるカードを選ばなくては前に進めないように思います。
「SUZUKI 4WHEEL & JIMNY DATA FILE」。ん? これはサブタイトルで、書籍名は「スズキの100年」かと思ったら、「ジムニーの50年」がくっついてきます。まあSSC出版が作った本だから、一言多くてもご愛敬なんですが、100年にうまいこと寄せて行ってジムニー50年本をちゃっかり出すのは、もう手の施しようもないほどジムニーに情熱傾けてるってことなんですねえ。だってジムニーのために起業して四駆屋や出版やっているのだから。
ただ、データファイルと言うだけのことはあり、ジムニーのコーナーは26あるチャプタの内後ろから2番目です。スズライトに始まり、ありとあらゆる軽自動車、小型車を章ごとに網羅しています。合間にスズキの創業と100年の歩みをコラムとして挟んでいます。それこそまえがきもあとがきも無く、ひたすら各車種を簡単解説し、最後の最後ですべてのエンジンを掲載する。不公平感を出さぬようきちんとした仕事をされています。
二階堂裕さんは「スズキファン、ジムニーファン、エスクードファンなら、手に取っていただければ、買いたくなる本」とアピールしております。そのエスクードは、オールエンジンの一つ前で、まあ要するに最後のチャプタ。四代目までの初期モデルと、X‐90、グランドエスクードを取り上げ、各世代内で代替わりしたモデルの記述もなされています。ラインナップ商品なんだから、載ってて当然なんですけどね、と、僕も一言余計なことをつぶやいておこうっと。