Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

そう言われると苦笑い

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先日の部下の悪気の無い、しかし職業柄誤情報をインストールしたままの頭は勝ち割ってやらねばならない話(なげーよ)に引き続き、「二度あること」が起きました。仕事でお話を伺いに出た先の、僕より二回りは若いご婦人でしたが、打ち合わせが完了して玄関先まで送り出されたところで僕のクルマを見るなり

「わっ、昔のプジョーみたいですね! スズキなんですかこのクルマ」

これが前回の部下の言動とどう違うんだというと、彼女はエスクードの姿を目にして、プジョー205ターボ16・・・とは言わないまでも、GTIくらいのイメージと重ねていらしたところがうかがえます。「みたいですね!」は、車種を間違えてはいない言葉で、そこが大きな違いです。

ジープと言われると腹が立ち、プジョーと言われると苦笑いする僕は僕で、なにその日和見思考と後ろ指をさされそうです。似てるかっていうと似ているかもしれないし、そうかなーとも思いますが、最初に乗ったエスクードの頃は、けっこう姿かたちを比較されました。当時はスズキにもプジョーの販売網が作られていたし。ところが生みの親である二階堂裕さんの言によれば、エスクード開発時にイメージをだぶらせた(真似した、とまで言っている)のは、ホンダのcityカブリオレだったというから、大混乱です。

しかしです。プジョー205って、彼女が生まれる前デビューのクルマですよ。エスクードだって初代が登場した年あたりは、彼女はまだ幼稚園通い? よく知っているなあと思ったらお父さんが(たぶんGTIに)乗っていたとか。なるほど、我が家に四駆が登場するのは僕からでしたけど、娘らはほぼ、それが自動車のスタンダードだと刷り込まれているのは同じです。別の意味で苦笑するしかない。

 

座∽コクピット

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コクピットや操縦席なんて気取った言い方をする必然は無くて、平たく運転席で良いのですが、TA01Rの運転席をシートより下から見上げると、コンバットアーマー・ダグラムのキャノピーまわりのように・・・見える人には見えるのです(ほんとかよ)

まあ運転席は右にオフセットされているし、そもそもハンドルついてるから、むしろウォーカーマシンなんですけど。

ダグラムの操縦席設定は単座ですから、当たり前な話で見比べたらまったく違います。違うのは承知のうえで、似てるかな、似てるかもしれないよなと妄想できるおバカな遊びは、フロントグラスの立っているジムニーの幌車ではちょっと難しい。いい塩梅に寝ているエスクードのコンバーチブルならではの見映えです。もちろん、こんなおバカな妄想はお勧めしませんし、幌エスクに乗っている人のすべてが同じことを考えたりもしていませんので念のため。

Team WESTWIN Warriors#165

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熊本で行われるパジェロジュニアのワンメーク耐久レースに参戦しているウエストウインは、先日のレースで準優勝を勝ち取ったそうです。これにて今シーズンのメニューはほとんど消化されました。

社長業とチーム監督とドライバー、加えて福岡でのTDA等の主催者をこなす島雄司さんも、それだけやってるので満身創痍のようです。

「忙しさで体が足りないのですが、福井の耐久レースに自分が出ていかなかったことが、敗退のひとつの要因です」

梅津君、お父さんと自ら作った車両だったこともあり、川添君のはからいで一番手のドライバーに抜擢されましたが、それが仇となり、あちこちで小ミスを連発して、塙郁夫さんのマシンにぶつけるというアクシデントをもたらしました。

「それ自体はレースですからね。衝突くらいはあります。ただ、塙さんのマシンというのは国際レース規格に準ずる強度を持ってますから、ぶつけた方がひとたまりもない。たまたまよそのチームが駆動系部品を提供してくれて、その場リタイアはしなくて済んだそうです」

このレースを通じて、島監督はじめチームの面々は、TDAというレースと耐久レースの組み立ての違いについて、あらためて見直しを迫られています。

「塙さんに言われましたよ。『島君が育てているのはスプリンターなんだよ』と。目から鱗が落ちる話です。ここ一番となれば、うちと同様、ホームグラウンドで走っている方が、やっぱり速い。スプリントでも長丁場でも強いドライバーを鍛えないと」

そのあたりが来シーズンの課題と、見どころとなりそうです。

そんなのあなた方のせいだよ

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ここへきて初代エスクードの中古車が、一時期途絶えていたものの再び市場に出てきましたが、いやこれはまた剛毅な価格だこと。

インターネット上でも「なんでこんなに高騰?」と対話されているようですが、そんなの当たり前で、そのネット上で不特定多数の人々が「初代が良かった」「初代ないかなあ」「初代欲しい」と口々に言ってるんだもん。

ほっとかれた時代なんて、車検を取り直しても20万円かからない乗り出し価格だったのが、つい15年前です。モデルを褒めてもらえるのはありがたいけれど、結果、中古車ばかりでなく部品類の市場価格に反映されるのだから、迷惑な話だわ。

「いやしかしですね、つくばーど®でたまに話題になる日産フィガロなんて、英国からの買い付けが600万円だそうですよ」 ←某社長

ええっ? うちも火に油を注いでる? ←さすがにそれはないだろう

ただ、フィガロと言えば先日、タカラトミーからガシャポン用のミニプラカーが発売されたばかりですが、発売前から既に品切れだったというのだから恐ろしい世の中です。すると霙が

「まったくです。予約入れといて良かったです。定価です」

その執念もすさまじいわ・・・

 

 

 

さてすっかり忘れられていますが

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先週、エンジン屋さんで拝見したH25A。コア部分ってこんなにコンパクトです。預けて遂に半年過ぎました。車検切れまで1か月を切ってます(笑)

「車検切れしても戻ってこなかったら、社長持ちで取り直しだぜ」

などと主治医をからかっているのですが、どこのクルマも古いものの部品ストックを止められて調達困難なのです。

威風堂々

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大方のコンセプト(ストロングハイブリッド)は「五代目エスクード」について想像していた通りでしたが、「S‐CROSS」でやってくるとは思いませんでした。「ビターラ」そのものは欧州マーケット用に残され、新しい駆動用モーターとオートギヤシフトの組み合わせをまずそちらに載せる。この経過をフィードバックしながら「S‐CROSS」にも後付けする。両者はもともと近しい作りで、ALLGRIPにのみオフロード寄りのプログラムを与えられたのが「ビターラ」でした。

この差異が無くなるとすると、「ビターラ」のポジションが中途半端になりそう。ただでさえエンジンが同じなだけで「スイフトスポーツのCross」などと揶揄されているわけですから、そのスイフトスポーツにグラベル仕様が出てきたら、「ビターラ」の行き場が失われるシナリオだって書けるかもしれません。よりクロスカントリー仕様へと回帰しようとしても、ジムニーシリーズに阻まれるし。

そういった「隙間」が、今のスズキのラインナップには無くなってきた気がします。もういっそのこと、ばかみたいに異口同音なハッチバックなんかやめちゃった方が潔い(また言ってますが)。「S‐CROSS」には万人受けしそうな堂々さが漂うだけに、「ビターラ」に対する舵取りがどうなるのか心配です。

だけど、この良くまとまった姿かたち、他所のメーカーのエンブレム付けますよと言わんばかりだなあ。

のま神さまの復活

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先日の草刈と車庫片付けを手伝いに来てくれた新月さんと風花さんは、粗大ごみ搬出のためにトラックを出してくれたので、一気に重さ150キロ近くの場所塞ぎな物資の数々を運ぶことができました。

市内の清掃工場に出かけている間に、クロさんが陣中見舞いに来てくれて、行商のお、お・・・お姉さんと化してコーヒーやら桜あんぱんやらいろいろ提供してくれました。

クロさんのエスクードには、かつて風花さんのノマドに付いていたスーパーオフローダーが移植され、一度はリレートラブルがあったものの無事に点灯できるようになったそうです。

この明かりの位置関係、初代の頃は規制も緩かったのです。今じゃバンパー上の設置ができない。

Team WESTWIN Warriors#164

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TDA2021年シーズンのファイナルが14日に開かれました。総合優勝は川添哲朗選手。2年の空白を奪還するアンフィニチャンピオンです。

「もうあちこち壊しましたから、壊れるところ無くなってますけど、周囲のマシンが性能アップしていて大変です」

と、川添君は今シーズンを振り返ります。

リミテッドクラスの梅津知浩選手は、燃料ポンプとエアフロメーターの不調でパワーが上がらず苦戦。しかし表彰台の壁は高かったようです。

「僕は3位には食い込むつもりだったんですよ。不調は不調でも行けると思った。甘くないですねー」

「おまえなーっ、レースに出場して表彰台じゃなくて『彼女』(しかも年上)獲得って100年早いんだよーっ」←周囲の罵声(しまったよ。今号のスーパースージーで彼を取り上げちまったよ)

今シーズン、コロナ禍の影響もありましたが、出場台数、ギャラリーともに増えており、新たなスポンサーも付くなど、TDA自体が地域のイベントとして成長してきたことがうかがえます。

「今シーズンから映像公開を始めたんですが、YouTube効果ってすごいですね。私が全く知らない人たちが『ウエストウインの島さんだ!』『動画見てます』と集まってきてくれるんです。糸島みるくプラント様からも大量の『伊都物語ヨーグルト』の提供をいただき・・・これけっこう高いんですよ。レース以外のフェスティバル的な要素が膨らみ、ギャラリーも楽しんでいただけたようです」

島雄司監督は主催者の一人としてレースを走った人々、来場者、裏方に徹してくれた方々への感謝を、来シーズンの盛り立てで返そうと話しています。しかしウエストウインは28日に福井県にスペシャルチームで耐久レース遠征、12月にもひと試合と、休む間もないようで、

「なんかねー、私、会社に仕事に来ているのかマシンづくりとプロモーションに来ているのかわからんですよ」(島監督)

ということだそうです。

丑の刻(でも「参って」いませんからね)

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28万キロを刻んでから約3ヶ月かかりました。10日未明(みめいって・・・)、堀切ジャンクションを越えたあたりで「これは・・・向島で降りないとメーターの写真が撮れない」などと慌てまして、首都高を降りた後、どうにかこうにか29万キロの距離を記録できました。

どこでこれが撮れたかというと・・・

はい、本来駐車禁止なんですが、なんせこんな時間帯だから「60秒だけ勘弁して下さい」ということで。

それでも観光なんだか呑んだ帰りなんだかわかりませんが、午前3時で人がいるのか雷門前。

 

 

そこが謎のカタログ落とし

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「ハンガリーの工場のラインを遊ばせておけないとか何とかで、マイナーチェンジさせつつ四代目が増産されているらしく・・・」

9月末で販売終了しているエスクードは、事実カタログ落ちしてメーカーサイトでも閲覧ができなくなりました。が、駆け込み需要も手伝ってのことか、わずかな増産が行われたといううわさもある中、マイナーチェンジって? 双方のうわさはニコイチしてひとつの情報なのかもしれませんが、判然としません。

なぜなら、カタログ落ちしているにもかかわらず、誰もが五代目の登場を信じており、これが48ボルト仕様の発電機を搭載した欧州対応型になることが想像されています。するとまたなんで、販売終了させたり増産したりの噂が流布されるのか。噂でなく流れであるとしたら、欧州で売り続けているのに何もカタログ落ちさせてブランドを絶やさなくたっていいじゃないかと思ってしまうのでした。

で、判然としないところへ輪をかけるこの記事の見出しの紛らわしいこと。まるでどこかのスポーツ新聞だ。

ジムニーに似たデザインの新型エスクード投入か!?

そんなこと一言も書いていないじゃねーかっ

だいたいですね、二代目に特筆すべきことが無いとはどういうことか。リタイアしまくった初代に対して、エンジンこそ別物に載せ替えたけれど、ダカールラリーを完走したのは二代目ですよ(初代も完走したっけか?)。ウエストウインのダートトライアル用常勝エスクードは今やTA52Wですよ。あれなんかエンジンノーマルですよ。その市販タイプの助手席を初代と乗り比べて見なさいよ。

ジムニーがジムニーっぽくモデルチェンジしたことと、五代目エスクードがジムニーのように初代に回帰することとは、願望としてなら見過ごせるとしても、そんなコンセプト被りで食いつぶしあったらどうすんのよ。というより、エスクードが初代回帰したとしても、シエラのロングを上回れる中身がなかったら食われちゃいますよ。

ジムニーの兄貴分どころか、シエラの存在によって、四代目はすでに排気量で下回っているわけだし。

ここから先は戯言ですが、シエラのロングモデルって、期待するほどに室内が広くなるのだろうかという疑問。特に横方向って、骨格がシエラのままだと1300mmで、1310mmあった初代の2000シリーズくらいだから、決して広くはない。四代目エスクードが1480mmで、三代目からダウンサイズしながらもなかなかゆとりがあります。「シエラのロング」という枠があるだろうから許容範囲になるでしょうが、せめて二代目エスクードの1335mmくらいは欲しいところです。ハスラーがそれくらいあるはずなので、できなくはないですね。