イオンをうろうろしていたら、催事で 地方の名物パン大集合的なブースがあったので 覗いてみました。 関東は栃木のあんぱんと温泉パン。 あと金谷ベーカリーの食パンが出てました。 それはまあ買いに行けるので他所のパンを 購入する事に。 目移りしながら選んだのがこちらの5点です。
蒲焼の方は、実は予測参加人数ぎりぎりの枚数だったのですが、「頼まれもしないのに浜松餃子なんか買ってきちゃいました」というSIDEKICKさんの振る舞いで、それはなかなかいい切り札だねとパッケージを見たら、2パックで100個もある。「加減というものを知らんのかっ」とあきれたものの、これをどうするか思案しながら、もう構わないから鰻丼の空いたところにのっけてしまえ!と思いつき、やってみましたよ。名付けて浜松丼・鰻ギョー。
作っている最中は、餃子の香りが蒲焼に勝ってしまいこれはいかんと思ったのですが、焼きあがってしばらくしてからはそうでもなくなり、食ってみれば異なる味わいが案外悪くない。
これでもやしを加えたら完全版になるわけです「浜松丼」。SIDEKICKさんの言によれば、そういう名前と組み合わせのご当地丼は見たことが無いとのこと。今後そんなものが出てきたら、つくばーど®の真似です。商標登録しちゃう?
と言ったら「桜餅のスイーツ買ってきた」という気の利いたリアクションで、春の彼岸は平穏に過ぎていきます。桜葉こそ付いていませんが、一応は道明寺です・・・
んー・・・これほんとに道明寺粉で作ったものだろうか? パッケージにはもち米としか記載されていないぞ。
道明寺粉もまた「もち米を蒸して干した道明寺糒を砕いたもの」なので、広義には間違っていないんだろうと思いますが、細かいことを指摘しようものならば「いやなら牡丹餅でも食べてなさい」とかド突かれそうなのでやめときました。
「こういうメーカーは夏になったら『夜船』なんてのも売り出すのかねえ」
「夏は『水無月』でしょー・・・あぁ、あれって6月限定だっけ」
水無月に使われる「ういろう」も、もち米(だけじゃないですが)が材料の一つですが、そこまで行くと「牡丹餅」「夜船」「御萩」「北窓」と季節ごとに変化する菓子とはちょっと外れるかなあ。そう言えば道明寺の発祥は藤井寺の真言宗のお寺ですが、実はひたちなかにも時宗の道明寺が所在します。かけ離れているのか幾ばくかの縁があるのかは存じません。
まず長年通っているN屋さんのアメリカンハンバーグセット(ごはん、漬物、豚汁、ワンドリンク付き)。デミグラソースがたっぷり載っているのでちょっとどかさせてもらって、出てくるのは硬めに焼かれた目玉焼きと、ベーコン。その他の付け合わせはジャガイモやらホウレンソウやらコーンやらです。風合いはアメリカンブレックファーストのイメージなのだそうです。なんでこれを注文するかと言えば、セット類で最も沢山のトッピングがなされているから。
でもってちょくちょく通っているC屋さんのジャーマンハンバーグセット(ごはん、漬物、味噌汁付き)。ハンバーグの上にはベーコンが半熟目玉焼きにサンドイッチされています。その他の付け合わせはジャガイモやらブロッコリーやらスライスオニオンなどの温野菜。特に説明はないのですが、ベーコンと目玉焼きという組み合わせがこの店の献立の中で唯一というもので、そこにジャーマンの名が冠されているのです。
・・・いまさら気づいてしまったのです。アメリカンとジャーマン、決め手となる特徴はジャガイモではなくて(そもそもジャーマンポテトなる料理はドイツには無い)ベーコンと目玉焼きのようで、なんだってお店によってアメリカ風だったりドイツ風だったりするんだろう? むしろ洋食文化として日本がこいういものをそれぞれ取り入れて成熟させたから? なんでしょうかねえ。どちらのお店の料理もそりゃあ美味いので、わかんないままでも食いますけどね。
ホワイトデーとやらがやってきました。子供の頃は「チョコレートのお返しにキャンディーあげるのよ」などと同級生の女の子が催促するように語っていましたが、いつのまにか飴玉が様々なバリエーション展開していたようです。もうそれこそチョコレート貰うよりも不経済極まりないかもしれないですがそれはほっといて、マシュマロを差し出しても良いらしい。ホワイト、というのは昔は飴に使う砂糖の色から来たようですが、マシュマロはそのまんま白いものね。
そういうことでいいじやねーかと、思ってはみたものの拒否権発動されたらあの殺人的に甘いやつを一袋自分で食わねばならんというリスクを感じ、念のため聞いてみましたよ。
「んー・・・さくさくのマカロン」
「フランボワーズのやつがいい」
・・・聞いてよかったぜ
週の後半3日間しか開いていなくて、日曜日もお休み。ということは土曜日に訪ねていかなければ「お店はオーナーがひとりでやっているので日に6食までしか食べられないようですよ」とうわさされているランチにはありつけない。いやそれ以前に、こんな喫茶店が近所(と言ってもつくばーど基地から約20キロ)にあったのかと興味がわくじゃないですか。思わず電話して「今度の土曜日にランチで2名って大丈夫でしょうか」って問い合わせちゃいましたよ。
店主の親切な説明で予約はできたものの、駐車スペースが3台分しかないということも聞かされ、これはもう開店と同時に訪ねるしかないなと夫婦で出かけてみれば、この辺りではランチ時間は実際のお昼時以降がピークらしく、開店時刻は一番乗りでした。でもってこここういう具合に停めれば後の車も倣うだろうし(あとから来た1台はそんなことお構いなしの停め方をしやがった)4台はいけるぞと隅っこに駐車すれば目の前に河津桜が咲いておりました。
お店で扱う食材のほとんどをオーナーご夫妻で栽培し、日常はオーナーである奥方が1人で切り盛りしつつ、丁寧な調理を作り込んでいらっしゃるということが、インターネット上で評されていましたが、普段は脳儀容に専念しているご主人も時々手伝いに現れることは紹介されておらず、このご夫婦との対話はとにかく面白く楽しかったですよ。聞けば2011年の暮れに開業したそうで、どうりで知らなかったわけだわ(こっちにいなかったから)ともったいない思いです。
このランチの全てがとまでは言いませんが(ちょっとショウガ風味が強いものもありでそこが僕だけ残念)、どの料理もおいしい。塩むすびの塩加減は僕だけでも絶賛。献立構成を見て、おそらく常連客は女性主体と思われますがランチ自体はなかなかのボリュームです。なかでもこれを食いたかったというやつが「リンゴの肉巻き」←目から鱗。ここまで柔らかく煮込んで型崩れさせないばかりか、こちらのショウガ風味は絶妙です。「モン・リヴル」で出逢ったまさしく琥珀の逸品。
何度同じ話を持ち出すんだの苫小牧の立ち食いそば屋のシーンは、物語の流れで言うと2月の1日か2日のどちらかあたりで展開するもので、甲斐冽輝による東京クーデターも2.26というわけではなさそうです。
しかしよくよく見るとこのそば屋って前金制なのに、遊馬も甲斐も支払っている気配が無いという・・・
そんな話を夫婦でしていたら、節分のときに神社でもらった生そばがあるというので、作ってもらいましたよ熱いところをネギ抜きで(注 この記事の時系列は2月9日です)
「何がよくって具の無い蕎麦なんて」
雫さんはどこから海老天を出してくるのですが、ここは涙を呑んで拒否でした。