JXCD第4戦が、9月19日に広島県安芸高田市のテクニックステージタカタで開催されます。Team WESTWINは第3戦をパスしていましたが、この第4戦に再びエントリーします。後藤選手のエスクードTA51Wは、広島・世羅での経験を元に、バージョン2への乾燥を完了しています。
え? 換装の間違いではないのか?
乾燥でいいんです。なにしろ車体サイドのカラーリングを変更しましたので。
「まさかそれだけということはないんだろうな?」
「はいっ、今回は足回りを見直したいと思いまして、監督とはオーリンズで行くかビルシュタインで行くかを相談しました」
相変わらず硬めのセッティングが好みのようです。しかしショックアブソーバも重要ながら、コイルスプリングも検討材料にしなくてはならない。示唆されているショックのストロークに見合った巻き数やレートを持ったコイルは何が良いものとなるのか・・・
「あっ、でもコイル以前に、それらのショックの納期が、レースまでに間に合いそうもなくって」
「おいおい、それでどうするつもりなのさ?」
「監督から、黒のテンロクショートから部品抜き取れといわれていたんですけど、一身上の都合でやっている余裕がなくて叱られました」
(一身上の都合については#023既報のとおり)
「そうなると、すぐに調達できるのはカヤバかモンローになるのか。硬いのが良いということなら、カヤバだろうねえ」
「実はそれをお伺いしたかったんです。
というような対話と展開が(一部脚色アリ)、8月末にありました。その後足回りのセッティングがどこまで進んだかは未確認ですが、テクニックステージタカタのコースレイアウトを見ると、ある程度しなやかな足のほうが良いような気も・・・ 世羅とはまた高低差やらコーナーやらの組み合わせが複雑なように思われます。