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  ~懲りない傾向~

119回目の前編

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こんなオドメーターを見るのは初めてです。僕の知る限りでは歴代二位の数字ですが、それだってとんでもない距離。エスクードもこれだけ走れるのです。ユーザーのitoさんによると、20万キロめにオーバーホールをしたこと以外は、法定点検と車検整備だけで乗り続けてきたとか。うむむむ、オーバーホールを行ったのは、あの土浦スズキ。うちの先代らすかるが現役だった頃、H20Aのオーバーホールをやってくれたところです。あのディーラー、整備はいい仕事をしてくれるところですが、20万キロ整備の二度目があったとは。

 

というより、先代らすかるも当時の土浦スズキから納品してもらった車ですから、後にこんなのんきなことをするエスクードユーザーを二人も輩出することになったわけですね。そんなこと考えもしなかっただろうなあ。

itoさんのエスクードは97年式ヘリーハンセン・リミテッド。初代最終型のTD51Wを同年6月に購入したものです。なぜこれだけの距離が出たかというと、ご実家が岩手県の釜石市。お住まいのある茨城県南から一度帰省すれば、立ち寄り先を加えると約1500キロの往復をしているそうです。さらに、街づくりコンサルタントの仕事で、少なくとも本州内のどこへでも、このエスクードで出かけたとなれば、凄い距離になるのはよくわかります。同じ年数で比較した場合、もしも先代らすかるが潰れていなかったら、BLUEらすかるの数値を足して、中古納車時の距離を差し引くと、計算上は56万キロに達していたことになりますから。

しかも大きな故障を経験せずに過ごしてきたというところは、J20Aというエンジンの信頼性の高さを実証してくれています。

この辺のお話は、ブログでは書ききれないので、いずれESCLEVの企画ページを設置する予定で、なにその119回目の前編って? というところに振っていきます。itoさんに連れられて県南をさらに東に移動すると、団地の一角にビオトープを持ち、背後地の森が侵食してきたかのような一戸建て住宅にたどり着き、そこでイーグルマーキングを施したTDA4W、三代目三型と巡り会うわけです。この三代目エスクードは、itoさんとは別の接点で知り合っていながら、まだお目にかかったことのなかった、ぐりおさんの所有車。メールのやり取りで判明していたことではありましたが、実はitoさんとぐりおさんは仕事仲間だったのです。

この日、奥方が買い物に使用中で不在でしたが、ぐりおさんはTD01Wも所有する、2台体制のヘビーユーザーです。

「あのノマド、結局乗り続けていまして、おかげさまでもうすぐ19万キロになりますよ」(ぐりおさん)

「ああ、そういうことなら、私もこのヘリーハンセンの前に、5年ほど1600のノマドを20万キロほど乗っていました。追突されてダメになったので、2000ccに乗り換えたの」(itoさん)

なな、なんですとーっ?

というノリから、3人意気投合しまして、らいとにんぐなつくばーどの如く、ぐりおさんの案内で近所の中華飯店に出かけて晩飯を食いながら、車談義と仕事の話をしてみると・・・間接的に僕の筑波での仕事とラップしていることがぼろぼろと出てくる出てくる。

そんなわけで、これは119回目のつくばーどの前編なのです。後編はどうするんだって? それは今夜、北海道からTDA4Wの三代目四型に乗ってやってくる、かわねこさんとのコンタクトです。ことしは停滞していた歯車が再び回り出すような年の瀬です。