そこじゃエサ(小さい虫)は居ないでしょ、網戸の内側・・・。
雨戸開けて明るくなったら、視界の端に黒い影が。
うーん。外側ならまだしもナンで内側?
捕まえようと思ったら、戸袋の中に逃げられてしまいました。
・・・お願いだから雨戸で潰されるようなトコロにはいないでね。
そこじゃエサ(小さい虫)は居ないでしょ、網戸の内側・・・。
雨戸開けて明るくなったら、視界の端に黒い影が。
うーん。外側ならまだしもナンで内側?
捕まえようと思ったら、戸袋の中に逃げられてしまいました。
・・・お願いだから雨戸で潰されるようなトコロにはいないでね。
「Aアームでホ-シングの上下運動を補助するリアサスが面白いじゃないですか。乗用車然としたフロントの自由度の無さは諦めても、これで存分に戦えますよ」
島さんは、街乗り四駆と思われているエスクードでクロカン競技に乗り込むにあたって、あえて街乗り風に見えるよう、エスクードのシルエットはそのまま、しかし大胆に車体後部をピックアップに仕上げました。
実は当時まだ小さかったお嬢さんが、リアスペースに着座できるというギミックが仕込まれており、ピックアップボディーの高さはそれに合わせて設計されていました。派手な車体色になっても乗用なのだよという、島さんなりのいたずら心の表れ。そして白狼からE‐376へと名称変更されたこの3桁の数字にも、お嬢さんの名前があてがわれているのは、島さんの人となりの表れです。
E‐376は2001年にデビューし、クロカン競技で入賞を果たしたのち、2006年に島さん自身がドライバーを引退するまで出走、入賞、リタイアをまんべんなく実戦経験しています。
「リアサスの動きはAアームならではの旋回性能を生み出すので、ほぼそのままでダートトライアルのスピードレースに移行できたことが面白かったのです」
89年式の1型モデルですから、長持ちした方でしょう(その後別のチームが引き取って使っていたし)。何より最後のレースには、再びプロシード・レバンテ(TJ11W)に乗り換えた狼駄さんが駆けつけられたことが、両者にとって慶事だったことでしょう。そして島さんが培ったオフロードを戦うエスクードは、彼の弟子たちがあとを継いで現役を戦っています。