Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

Heri ya Mwaka Mpya

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2万キロの壁

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これはイメージ

1972年12月7日に打ち上げられたアポロ17号は、歴代の月着陸ミッションで様々な「最長、最大」の記録を打ち立て、19日に地球へ帰還しました。わずか2週間未満にもかかわらず、17号はアポロ計画において最も長く宇宙に滞在していたそうです。

それにしても、往復768800キロを13日(月面滞在を含め)でやれてしまうのがロケットの世界。同じ距離を自動車で走ると、15年かけても帰ってこられませんし、多くの場合そこまで1台を走らせる人が、滅多に出てきません。

まだ空の上です

15年かけても、と書きましたが、これは僕が今のエスクードTD61Wを走らせ始めてからのカウントで、まだ14年めです。この個体はそのとき既に9年を走り中古車販売されていましたから、事実上23年かかって、あと20000キロを残しています。

いつとも知れないと言いながらも、去年の夏頃は、2019年末には帰還できそうなと皮算用をしていたんですよ。現実には6月に赤道上空まで戻りながら、半年経っても16000キロしか降下できていません。再計算して2020年夏か、年末か。大気圏の壁はなかなか手ごわいです。

バージョン1.5撮影の苦悩

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人気のパン屋のイートイン(といってもちょっとしたカフェ)…の外のテラスで撮影しました。

店建物に一番近い駐車位置を確保するため朝7:00の開店と同時に入店。
外のテラス席も確保できたのは良かったのですが、とにかく寒い。というかこの時期の朝早くに外のテラスで食べる輩なんていません(笑)

店内は早々に満席になったのですが、窓際のお客の目線が気温と同じくらい冷たい…。
まあ、撮影し始めたら意図は分かってくれたでしょうけど。

肝心の撮影ですが、食べ物と車の間にあるデカい植木が邪魔。
店の食べ物を撮影しているのならまだしも、さすがに車メインの撮影で店員には「どけろ」とは言えなくて…(笑)

つい最近買ったミラーレスの動画ですが、フォーカスの調整を予習してなくて、オートで撮影したらこんな動画になってしまいました。
撮影を終えた頃には店内が一席空いたので、早々に避難。
セットの味噌汁は完全に冷えてましたが(笑)

凝り始めると凝り性なCyber‐Kさんです。楽屋のやり取りで「カフェの窓とかテラスから」・・・などと耳打ちしたらばこうなりました。

どこかわかる人手をあげて

いやー余計なこと言っちまったよ外野の分際で。アイスティーとは言ったけどサンドイッチやらスープ(実際味噌汁でもみそしる言うなってば)までは要らないのですよ。いやむしろ、これはボリューム足りない。二人分あったほうがいい。

それよりも、昔やったよなーこういうの。と、開店前に押しかけていたのを思い出しましたよ。開店前だから窓からどころじゃないんですが。

競争相手

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ダイハツからロッキーが(トヨタからも別ブランドで)発売され、ずいぶん昔にそんな対決が無理強いされたよなーと思い出していたらば、今度のロッキーはずいぶんと時代を読み取ったスタイリッシュないでたちとなりました。初代は、エスクードの初代とぶつけられましたが、それ自体がどちらにも無理強いだったのです。しかしロッキーには時代の流れが立ちふさがりました。

「二代目? と単純に言っていいのかどうか。かつてのクロカンベースで1600クラスのロッキーとはコンセプトが異なります。そこは初代が辛い競合を押し付けられたのですが」

とは、ウエストウインの島雄司社長の談。確かにその姿はもはやクロカン四駆の時代ではなく、と様相を変えたエスクード同様の方向性に迎合してきました。

しかも、この車格はエスクードと競合するのではなく、クロスビーにぶつけている。ダイハツのモノ作りは油断なりませんから、こういうのが好みか、クロスビーのようなファニーが良いかで大きく市場も揺れるでしょう(駆動方式など詳細はまた別の話)。だけど1400や1500クラスでスズキが他社とやり合ってきた激戦区が、実はここまで小排気量化してきたことが、時代の趨勢なのかなあ。

恐れ入ります先輩・・・

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利根川を、次元断層を使わず越えて守谷サービスエリアに入り、フードコートで昼飯を食って出てきたら、ぷらすBLUEの両サイドが空きスペースになっていたので、なにげに写真撮っていたらば

「あのコンパチ、お兄さんのかね」

と、不意に声をかけられまして。

「わたしもねー、若いころあれ乗ってたんだよー。エスクードのコンパチ」

は? コンパチ? ←これ打ち間違ってるわけじゃねーです。

「コンパチいいよねー。まだ乗ってる人がいるのはうれしいねー。中古車あれ?」

歳の頃なら七十代と思しきおじさんがにこにこしながら話しかけてきて、車に近づいていこうとするのだけれど僕が動かなかったものだからおじさんわざわざ戻って来まして、

「コンパチはねー、維持するの大変でしょー? 今頃の季節になるとトップが硬くなって外したら付けにくいんだよ」

まあ、もう12月ですから開けても頭の上くらいですねえ。と受け答えしたらば

「わたしなんか無理やりファスナー引っ張って破いちゃったねー。クロカンなんかやってるの?」

いやあの通りの年式ですからコミューター扱いで、って近づくんじゃないよ俺はそっちにいかないよ・・・とまたおじさんは戻ってきて

「せっかくの四駆なんだからオフロード走らせなくちゃもったないよー。わたしらの頃は砂浜でも河川敷でもどこでも行っちゃったねえ」

このあたりからもう対話の内容は覚えるのいやになっちゃってるんで端折りますが、

「コンパチは特に軽さが武器なんだよ。無駄にパワーかけちゃだめだ。エスクードっていうのはねー、そこのところをよく考えて作られていたんだよ。どういうことかというとね、あの車体のサイズがね」

というようなことを言われた気がするんですが天の助けで電話がかかってきて、すみませんねーとその場を脱出したのです。

あの・・・弁明しますが、いっちいちうっせーなあとか、なんだよこのおやじとか、そういう意識は一切持ちませんでしたからね。もっといろいろ対話したかったんだろうになあと思いはしたんですが、たぶんきっと、コンパーチブルではなくてコンバーチブルですとか不毛なことになりそうで、逃げださせていただきました。

 

バージョン1.5撮影中

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先週友人を連れ出しエスクードの撮影を街中で行いました。
画像はその動画から切り出したものです。

電車と並走とはなりませんでしたが二両も映ってますし、周りに余計な車もそんなに走ってません。

プロモーション映像が、バージョン1.5に向けて撮影快調だそうです。

Cyber‐Kさんのやる気が伝わってきます。このカット以外にも何か所かで撮っているとのことですが、まだ素材として物足りないと。

ちなみにバージョン1.0

この動画全体の10%程度でよいので、都市部でのカットを入れられれば、エスクードのマルチパーパス性を引き出せると思っていたので、アップデートが楽しみです。

あ・・・

こんなにレスポンス良くオーダーに対応しちゃうKさん。てことは、

「やっぱりさー、初代を従えて走り出すようなシーンもあった方がいんじゃない?」

って言ったらBLUEらすかるとかぷらすBLUEと一緒に撮ってくれるんではないか?

「こっちまで持ってこい」

と言い返されるのは必至でしょうけど(笑)

Team WESTWIN Warriors#139

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TDAのシーズンが幕を閉じ、来期に向けた助走が早くも始まっています。

まず大きな出来事は、後藤誠司君が遂にエスクードから降りることとなります。10年めの今年は活躍を見られず残念でしたが、2009年からずっとTA51Wを走らせ、広い世界にエスクードの速さを見せつけてくれたことに感謝しなくてはなりません。

実は後藤君には、TA51Wの不調続きの折、奇策が示唆されていました。

まだ一部の中古車サイトに表示されていますが、競技用にパーツ換装されたTA01R、あのレジントップを島雄司社長自身が買い取っており、これを再整備してリミテッドクラスも制覇するという計画でした。ダブルタイトルをなぜ狙わせようとしたかについては、外の世界に彼を推し出すという声がかかっていたからです。

この計画は、現実に今シーズンを戦っていない以上白紙に戻されるのですが、後藤君にはリミテッドクラスへの参戦自体が壁となりました。それはまあ、誰が勝つかわからない、誰にでも勝てるチャンスがあるというリミテッドに、彼が出てしまったら、他のエントラントが敬遠することが分かったからだと、島社長も苦笑しています。

競技は参加者がいて成立しますから、打倒ウエストウインのためにハイパワーマシンを送り込んでくるアンフィニクラスは盛況ですが、入門編でもあるリミテッドに人が集まらなければ、TDAの意義にもかかわる問題となるのです。

しかし、島社長は2台のエスクードを、どちらも退役させないそうです。ここへきて、後藤君と川添哲朗君の51Wと52Wを比較すると、車体と駆動系に関しては、51Wの方がダメージが少ないことが確認されました。川添君のTA52Wは、転倒の際に車体とエンジンマウント部その他各所が歪み、ドライブシャフトも正常位置に戻せず負荷をかければ抜けてしまう状態。エンジンだけが極上の音で回っているそうです。

あ、そういうことか? と思ったら、短絡的に想像したこととは異なる話となりました。

「川添君はまだ52Wでやり残したことがあると主張しています。だから新しい車体を探しているところです。乗り換えで提供してくれる人がいらしたらぜひ紹介してください」

二代目2000ccのショートで5速マニュアル。これはややもすると初代のコンバーチブルを探すよりも困難を極めそうです。我々エスクード仲間でも過去に3台しか知人がいないほどですから、4速ATの個体でもやむなしで獲得し、ハンガースポーツあたりで寝かせてあるテンロクコンバーチブルのミッションでも移植するしかないかもしれません。

いずれにしても川添君のエスクードについては、大枠で直していく方針。運よく代替として同型車が手に入ればそちらに乗り換えるという展望で、話はまとまっています。

それでは初代の2台をどうするつもりなのか。

「まず01Rをいじります。あれを投入してエスクード体制を維持している間に、51Wの修理と再セッティングを進めます。まあなにしろ資金無いチームなもんで、ほいほいとニューマシンを繰り出せません」

まだ目が離せません、ウエストウイン。その展開は次にでも。

発見だけど初じゃないです

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二階堂裕さんが「路外機動帖」で、ブロンコを走るXー90について触れています。これはまず間違いなくZUBORAさんのものだと思われます。文面から見ると車高の改造などについて取材しているみたいですが、発見されたこのクルマ、昨年も見ていることを・・・まあ忘れてるだろうなあ。次号で取り扱ってくれたら良いのですが。

嵐の海へ

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1969年11月19日。その年の7月に成し遂げられたアポロ11号クルーによる人類初の月着陸が偉大過ぎたために、わずか4か月後に12号のクルーも月に降り立ったことはだいぶ霞んでしまいました。

しかし12号のミッションも艱難辛苦を乗り越えたものには変りなく、むしろ11号よりも特筆すべき出来事は多かったのではないかと思わされます。

11号の「静かの海」に対して、12号は「嵐の海」への着陸でした。まあそれは言葉の遊びですが、どちらも偉業。そして今の僕にとっては、走行距離においてですけど「2度目の月到達」を遂げたBLUEらすかるの存在が、12号にこそ親しみを覚えさせるのです。

今日はそういう日。もっともうちのはまだ、帰還まで残り20000キロちょっとをもたもたしております。

流星のように

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「エンジンのオーバーヒートが急に始まって、どうしても直らない。いよいよ潮時のようです」

先日、itoさんからの電話を受けて、彼のエスクードが廃車の方向で手続きに入ることを知らされました。大げさなことを言うけれど、エスクード史上二番目に積算走行距離で50万キロを越えたのが、itoさんの97年式TD51Wでした。

現在はプラス7000キロほど距離が出ているそうでが、本日の時点でマラソンクラスで現役個体第二番目の60万キロを誇るエスクード。そして新車登録時からワンオーナーで走り続けてきた個体です。

なんといっても僕の先代らすかるでは太刀打ちできなかったし、BLUEらすかるの一番の僚友でありライバル。残念ですが人車一体の偉業を讃えながら見送ることになります。

しかし原因がガスケットだというのがなんとも。

いや・・・それ直せるでしょう?

とは申し上げたのですが、最近のディーラーは諦めが早すぎる。かくしてitoさんは華麗なる転身に向かっております。