今回、あえて岩手の林道ツーリングにおいてやってみようと思っている、対藪こぎ物理障壁。といっても、BLUEらすかるの車体はこんなことやってももはや手遅れな擦り傷だらけなので、そのまま行きますが、特に3代目エスクードで参加する人には、新聞紙と布製のガムテープをご用意いただきます。
作業は簡単。車体両サイドのパネルを、新聞紙でカバーするだけです。もちろん、見てくれはかっこわるいです。しかし藪をかき分けて先ヘ進まなくてはならないときの対策として、役に立つことを知っておいて損はないのです。そのための実践です。
岩手のツーリングにおいて、ほんの1区間、たったの4kmですが初代でも藪こぎを余儀なくされるルートがあります。一部フロントグラスにまで覆い被さってくる勢いで、葉の硬めなクマザサもあります。まあ、四駆でツーリングに行くなら「だからどうした」な環境なのですが、逆を言えばたった4km。古新聞プロテクションを、実践実験として遊ぶのにはちょうどいいでしょう。
写真は全く別の作業風景なので、サイドウインドーやフロントグラスにまでカバーはしませんが、このようなイメージで擦り傷を防げます(完全に、とは言いません)
新聞紙は、その車体の大きさによって必要分が異なりますから、一度当ててみることをおすすめします。さらに1日分くらいの紙を常備しておくのも、汚れた長靴や牽引ロープを包んだり、焚き付けにできたりと、汎用性があります。ただし、今回の実践は、道の先がわかっているからやってみようという趣旨であって、そういう先のわからないところに入るか入らないかの判断や、撤退するという選択肢も、もっと重要です。実はうちでは常備品なのです。にもかかわらず、なんで車体は擦り傷だらけなのだろう???って、そりゃ判断が甘いということですね。