Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

2晩目の余震の中で

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帰省するつもりだったから、洗濯物がたまっているなあ・・・

土曜日の午後に並ぶだけならんでわずかに物資を追加調達したあと、市内ではスタンドが大混雑で給油のしようもなく、思い立って48号線を天童まで行ってきました。そしたら山形県も広範囲で停電していて、宮城同様にガソリンや灯油を買い求める車の行列。2軒で「もう灯油だけです」と断られ、3軒めで「今日は2000円分だけ出してます」のやっぱり混乱ぶり。

仙台の被災と、岩手の惨状しか、ワンセグ放送やFMラジオのニュースでは聞くことができなかったので、山形の様子はまったくわからなかったのです。作並温泉を越えてから、FM山形を受信して、停電の状況や復旧の様子をようやく知り得ます。

ここで感心したのは、山形のFM放送はリスナーの投稿とタイアップしながら、どの町のどのあたりが停電解消したか、どこへ行けば何を売っているかを、ずっと放送していたのです。仙台ではそんな余裕はない状況とはいえ、放送されるのは津波の録画と被災地ごとの死者、行方不明者の数ばかりで、ライフラインがいつどんな形で復旧してくるのかの情報は得られなかった(とある局のみ、都市ガスの復旧段取りを説明していましたが、それを聞いて当分復旧しないということがわかるとは・・・)

不謹慎ながら、こっちにいたら東京都内の交通マヒと避難所の帰宅難民の数なんかどうだっていいんだよと思いながら、繰り返される被害拡大ばかりのニュースと、真っ暗な窓の外の遠くの空が赤い景色を一晩中見せられたら、気が滅入るのでした。そしてコムロさんと取れた連絡の中で、茨城の状況がかなり良くないという話に慄然としたものの、当然のことながら基地周辺の情報はニュースに流れるはずもなく、やきもきさせられています。

携帯電話の爆発的な普及が通信網の混乱を招く災害時だけに、つながらない家族との連絡途絶は今も継続中。なんとかならんものか・・・ だけど東北の各地でも新たな地震が相次ぎ、長野や新潟へも拡大している状況。我が家だけ・・・っていうわけにはいかないのだなあ。さっきまで皆さんそれぞれの被災のツイートやブログを拝見していましたが、みなさんそれぞれに大変だったこと、お察しします。