確実に風化しているけれど、記憶からも記録からも消し去ることのできない出来事。でも、新聞の記事を読んでもテレビの企画番組を見ても、その日を伝えようというテーマの影に、何か違和感を拭い去れません。
論説もナレーションも、ましてやバックグラウンドに流れる音楽も、要らないものではないのか? ブログに書くこと自体が破綻しているとはいえ、第三者ではない人々の言葉と、その日の光景だけをとらえた映像と音にしか、伝えきれるものは無いんだと実感します。『あいさつの魔法』なんて、もう誰も歌ったりしていない・・・