細かな差異をつつき始めるときりがないので、このブログでそれらを指摘するのはやめておきます。18分の1スケールでダイキャストミニカーが出てきたというだけで、初代に乗っている人間としては十分なのです。20数年前、ブラーゴの300円ものを手にして、なんだかなあと思ったものですが、スケールのこともあるとして、金型の精密度がこれほど上がっているのには脱帽です。
ブラーゴのミニカーは最近でも流通しているのかどうか、すっかり見かけなくなりました。最後に購入したときには赤と白しか輸入元の倉庫には残っていなくて、仲の良かったショップがすべて買い付けてくれたのですが、あのシリーズはショップが抱き合わせで買い取らされる厄介者でした。ミニカーというのは18分の1が売れてこそ商売になるらしく、顧客もそのスケールでなければ納得しない世界なのだと、当時教わりました。エスクードはそこに入ることもできなかったのです。
今回リリースされたDORLOPのエスクードは、どのような経緯で発売に至ったかわかりません。中国あたりのサイトではコンソールを左ハンドルに入れ替えれたビターラが確認できます。箱絵にもしっかりとビターラの英文字があるので、コレクター泣かせなことが起こるのかもしれません。さすがになー、ブラーゴのときみたいに買い占めはできない価格帯だよなあ。と同時に、小さくないから隠しておけないぞという強迫観念にも苛まれそうです。
とりあえずエスクード誕生30周年企画webの方にもページを作りましたが、こちらでは国内仕様実車との差異についてくどくどと綴っています。